2018年5月1日火曜日

180427,時雨くん

◆時雨くんより
英語での会話では質問されたときの返しが上手く浮かばなかった ボキャブラリーを増やすために今後は会話で必要になりそうな動詞を覚えていこうと思う。
伝記(英語)の音読では始めたころに比べ読むのが速くなったようには感じないが読んでいる間に少しずつ意味が入ってくるようになったように感じた、しかし文法が少しややこしくなる(特に主語、動詞が分かりにくいもの)だけでついていけなくなってしまうので読みながら意識できるようにしていきたい。



◆授業内容
1 Let's Talk in English(3分間、英語で会話)
今日のお題はWhat have you learned this month? 会話のことと要約のことを話してくれました。
実は私も生徒と英会話するのは今年度が初めて。かつては「日本人同士で英会話なんて無理でしょ」と思ってましたが、そんなことはないと昨年知りました。
コツはおそらく、(1)3分間は会話のラリーを続けることを最優先。生徒から来る球を教師が拾って、打ち返してあげること、(2)細かい指摘は原則として行わず、次に生かせる1~2点の表現にとどめること、そして(3)生徒の話を聞きたいと心から思うこと。

時雨くんは前日から準備しているらしく、それもまた良いことです。英会話で雑談するには、やっぱり単語などの仕込みが必要。

2 まる読み+設問
模試を使用。現代文の問題、1.5ページ分ほどをまる読み+設問1つ。
大学入試の現代文の問題は、「筆者の意図を選ぶ」のではなく、「筆者の意図だと作問者が思っているものを選ぶ」ことを確認。問題文以上に、設問文を一字一句細かく読むことが大切。

3 精読(エジソンの伝記)
この1ヶ月で、読むのはずいぶん速くなりました。
1文ずつ読み上げてもらい、わからなそうな単語と構文をさらっと教え、訳してもらい、必要なら構文解説を補足。次回は和訳の一部を書いてきてもらい確認。あわせて単語テスト・・・という、超オーソドックスな精読を進めています。

ときどき、ふわっと波に乗った感が伝わってくる時があり、そういう時はきっと「意味が入って」きているのだと思います。

一方、bとdの反転など、デコーディングの困難が増してくると、そろそろ疲れが出てきたのだなと感じます。知的体力がある彼は疲れているとは絶対に認めません(笑)しかし「読んでいると暑くなってくる」と言っていたし、読むことにものすごくエネルギーを使っていることは確かです。

彼の英語の読み方は、"予想される意味"がまずありきで、読むこと、構文解釈すること、訳すことは、この"予想される意味"を確認または修正する作業です。

4 和文英訳
学校用教材。淡々とサイクルを回す時期。

今回は触れられませんでしたが、Enjoy Simple Englishを聴いてきて、要約を言ってもらうこともあり。
これにて、時雨くんのもじこ塾は、四技能すべてそろっています。