2018年7月31日火曜日

180729 第2回全統マーク模試

逆走する台風の動きが気になるなか,第2回全統マーク模試を行いました。




文系組は,それぞれに合理的配慮を試す場となりました。
問題用紙の拡大,時間延長,遮光レンズ入り眼鏡の使用(ピンクの生徒とブルーの生徒がいました),色ペンの使用,定規の使用,糖分補給しながらの受験,などなど・・・
お互い,いろんな合理的配慮を目の当たりにできて,私にとっても勉強になりました。


理系組は,ADHDの生徒が集結。
実施前は,ADHDが多数派の集団というのはどんだけカオスになるのだろう・・・((((;゚Д゚)))ガクブル・・・と心配していたのですが,結論から言うと,このタイミングでこのような機会が持ててよかったです。

起きたことは:
微妙に遅刻する,休み時間ずっと私としゃべっている,完璧主義で一度調子が狂うとやる気をなくす,ずっと座っていることに耐えられない,試験開始10分前にどうしても食べたいものが出てきてコンビニに走って行ってしまう,解けない問題が出てくると向き合えずぐにゃぐにゃし始める,などなど

私は,ADHDの生徒が他のADHDの生徒の多動や衝動を見て,それに影響されることを案じていたのですが,それはなく(?!),みな自分のペースで多動を発動させていました。この点興味深かったです。
何より,「ADHDって傍から見るとこんななんですね,それはないわ~」(冷ややかな目),という気づきを,それぞれが得たのは良かったです。人のふり見て(以下略)。

2018年7月28日土曜日

180723 国立中3クラス

今回は,紺さんが写真を撮り忘れたので,画像はありません。

◆紺さんより:
読解では、挿絵でオチへの勘が働く子、
読んでもらいながら徐々にオチの見当をつける子など、様々です。
…各々が培った物語の読み方を介して、文章と接してるように見えます。
プリント問題の空所埋め(例:at/on/in/to)も、
文章の雰囲気でなんとなく正解がわかる子もいれば、
その雰囲気がよくわからないと言う子もいます。
助手個人の感覚では
・場数(理解の有無は問わない、純粋な経験量)
・俯瞰の高さの違い(文章との距離感のコツ?)
を肝と見ていますが、はたして…。
とても暑い中、きょうも皆がんばりました。


◆すばる君より:
皆さん、夏休みに入りましたね。夏休みに入ったので、前回の授業では正確には高校の範囲で、中学校では教わらないけど、塾などでは普通に教えているので、やっておいた方がいい、偶数公式と判別式をやりました。これらは知っておいたほうが断然、計算が早いのですが、まだ理解しきれていなかった生徒もいたので、復習しといてください。重要なポイントは、解の公式をいちいち真面目に解くと大変なので、楽して解こうということです。楽するために使いこなせるようになってください。

◆もじこより:
国立教室では,夏休み中も毎週授業があります。2月の大雪etcによる休講分の補講です。
このクラスでも早読み(初見の文章を読む練習)をしていますが,このクラスの生徒はとりわけ苦労が大きいです。続ければ少しずつ上達しますし,やめれば衰えるので,続けるしかないと思っていますが,記憶することが難しいと,語学というのは大変なものです・・・模索しながらの授業が続きます。

2018年7月25日水曜日

180713 ユリイカ姫

LD、ADHD、ASD全部持っているという、華麗なる家系のユリイカ姫より:


◆7/13 2回目
理詰めで字形を整えてるんですね・・・

 前回は評論文を解いて終わってしまったので、今回は英語、大学の二次試験の過去問を解いた。 わかったことは英語は日本語よりもイメージしやすいということだった。
あくまでこれは日本語の文章と単語とは別物で、英単語が覚えやすいというわけではない。(この単語と文章形態の違いについてはまた言葉に表せるようになったら書きます。)ただ、文章に遊びの部分が少ないのではないかと思う。

英語では、わたしはわからない単語があっても、文法や、構造からなんとなく読み取ることができる。この欠点は日本の試験にありがちな、「傍線部の文章を訳しなさい」という文法のポイントを踏まえて精密に訳すということが難しいことだ。 なんとなくで単語の輪郭を英語で捉えているので、その文に合った日本語の意味を引っぱり出せない。
また、流れを掴んでいても、日本語に訳したときに、原文で読んだ文章とは違うニュアンスの訳ができてしまうこともある。
減点は多い。むしろ加算がない。
なので、わたしの今の課題は、一問一答のごとく、一単語一訳でいいので精密に文を訳すことである。
気をつけることとしては、小さな単語(例えば副詞などの修飾語)をとばさないこと、そして一文の中での順番を間違えないこと(前後関係)。

~~~
この日は和訳問題を解きました。逐語訳ができず,いろいろ言い直しているうちに原文の意味から離れて行ってしまうので,「まず逐語訳に徹しなさい」と言ったところ,この感想になりました。なるほど,単語の輪郭をなんとなく捉えているのですね・・・・
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話は変わるが、つい先日骨導ヘッドホンを買った。ヘッドホンを通して聞いた自分の声はあまり好きではない。舌足らずで聞き取りにくいのだ。小さい頃母が言語聴覚士の人に治すか聞かれて、「日本語以外の言語でいいこともあるだろうから」と断ったそうだ。ぜひとも治して欲しかった。だがその恩恵をフルに預かっている身でもあるので複雑である。これでマシになると思う。知覚が1番簡単な道だと思う。

クーピーより太い色鉛筆を探している今日この頃。色味だとかにうるさいので蛍光マーカー選びもトライアンドエラーだ。
しかしこういうのはタイミングもある。選びたくなったときに重い腰を上げればいいと思う。あまり急いではない。が、次のレッスンまでに本腰を入れたい。

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ユリイカ姫はとても感覚が鋭敏なようです。英語を話してもらったら「どこの外国に住んでたの?」というようなネイティブ的な発音をし(近所の外国人からの耳コピらしい),洋服の色彩感覚もとても繊細で,そして傍線ひとつ引くのにも,筆記用具の色や質感にこだわりがあるようです。

2018年7月24日火曜日

180710 ユリイカ姫

新しい生徒が入りました。ユリイカ姫さんです。新幹線で3時間かけて来ることになった浪人生ですΣ(゚Д゚)
姫はASD,ADHD,LD全部持っているそうです。

私にはまだよく,彼女の困難の中核が分かりません。。何かいろいろ突出しているし,大変そうでもあるということだけは,よく分かりますが。​
英語はセンターと国立二次の記述で必要としています。

彼女には,言語化の訓練を兼ねて,授業内容を毎回書いてもらうことにしました。
きっとこれから,報告内容はもちろん,文体や表現方法も含めて,変化していくと思います。乞うご期待^^



◆7/10 1回目

1つの評論文を精密に読み解きました。
"〜とはどういうことか"という典型的な問題において、前提条件をとばして、指示語の説明から始めてしまうということがわかり、何の話題においての「〜」という説明をまず言ってから、指示語の説明、比喩の言い換え、と順番に書き下していくということがわかりました。

順番としては
①「この○○の△△」が何の話題なのか何においてのことなのか、という全体の説明
指示語(この)の説明
③○○が表している比喩表現(言い換え)を見つける
この①を忘れてしまうことが多いのです。

・問題者の意図が読めない人(←わたし)
・①は前提条件、謂わばわかりきったことなので、②,③から先走って説明してしまう人(←わたし)
のような人に多いかもしれません。

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『上級現代文』から1問解きました。まる読みをして,設問の答えを議論しながら考えていきました。 
主語(何についての話なのか)がすっぽり欠落した答案をまとめていたので,「この部分は何についての話なの?まずそこを言ってごらん」とけしかけると,本当に大混乱。こういう感じはディスレクシア的ですね。 
この回は,報告を言葉にまとめるのにも,非常に苦労していました。普段は,お母さまと対話して"紡ぐ"という形で言葉を引き出してもらうのだそうです。 
この前に面談に来ており,その時にはウラジミールと対面し意気投合。二人はASDがかったLDという点が共通しています(話し始めると止まらず,こちらが割って入る余地がない)。 
対面後,ウラジミールは「あ~楽しかった~~」,ユリイカ姫は「共感出来るということはわたしにとって初めての経験でした」と。そ,そこまで!

2018年7月23日月曜日

180718 中1クラス⑤/水曜中3クラス②

この日は助手のピノコが試験勉強のためお休みでしたので,授業の写真はありません。


熱中症が心配される暑さのなか,何人かの生徒が具合悪めで登場。
昼間,炎天下でサッカーやテニスをやっていたそうで・・・
大丈夫?!自分の体調がわからないのも特性のひとつなのでしょうか?!
どうか無理のないようにして下さいね。

⑤補講
・筆記体
・フォニックスビンゴ
・AGO
・発音テスト
・文法(This is a 形+名詞,He/She doesn't have ...)
  公立だと先取りになるようですが,doesn'tを導入。これはディスレクシア的には難所なので,これから何十回と反復していくことになります。
・単語のディクテーション

生徒からガリガリ君の差し入れ。SK君ありがとう。

②補講
・筆記体
・フォニックスビンゴ
・AGO
・ライティング(夏休みの予定)
・Let's read (L. A. Hill, Elementary Stories for Reproductionより)
  訳読,ノーミスチャレンジ,30秒チャレンジ
・文法問題(比較級,最上級)

生徒たちがとても疲れていたので,負荷少なめの内容で。
ライティングは制限時間や点数をつけなければ,負荷の少ない内容になります。



通常授業は1ヵ月間,お休みになります。
生徒たちは夏休み,合宿や旅行で盛りだくさんの模様。
みんな元気で,字のない世界をエンジョイして下さいね!

2018年7月22日日曜日

180720 新宿中2クラス

教室の窓の外に温度計を置いてみたら,43℃という表示が…
みなさま,お気をつけてお越しください

ピノコより

授業内容:
1.筆記体
2.ビンゴ(テーマ:long O)
3.AGO
 自己紹介を5文言えた人からそれぞれ5・6・7・8枚の手札を取っていく
4.お茶をしつつ発音テスト(she sells sea shells)
5.英文音読
 (1)前の人が音読した文を和訳し、次の文を読む
 (2)1人1文音読
 (3)30秒でどこまで読めるかチャレンジ(自分で読み始める場所を決め、何行読めるかを競う。
6.BBカードを使って神経衰弱:肯定文は否定文に、否定文は肯定文に
7.英語で数を数えましょう:100からカウントダウン/7の倍数で手を叩く
8.文法問題

授業風景:
今回は、ビンゴについて紹介したいと思います。
いつもは音のなるボタンを押し早いもん勝ちでビンゴの単語を読んでいたのですが、このクラスの生徒さんの提案で1人ずつビンゴの単語を読んでいく形になりました。(そうすると戦略戦になるそうです)
gold / goalやbrown/grownなどは間違いやすい単語のようです。以前、ある生徒さんが『ビンゴは単語をよく見る』と言っていましたが、ここのクラスの生徒さんもその例にもれず、1回間違った単語は他の単語より注意深くみていました。
ビンゴは早押しをやめて,戦略ゲ―に変えました(?!)
それでは、ピノコでした!!


※今週は補講を行いました。

もじこ塾は7/21から,夏期講習期間に入ります。
引き続き,授業報告を行ってまいります。

2018年7月18日水曜日

180711 ハイパーレクシアのウラジミール君



ウラジミール君の1学期は,幼児並みの急激なペースで言葉を獲得したといっても過言ではない,驚異の期間となりました。

・6月頭:「今日はやばかった」と,にこにこして登場(彼は常ににこにこしています)。
どうやら,ぐるぐる考えているうちに一時的に落ち込んだ模様。言葉を獲得したのでいろいろ考えられるようになり,だから落ち込んだように私には見えました。(ただ,それを説明できるほどの言語能力はまだないようです。)・・・よく分かったような分からないような印象を残して,彼は帰っていきました。

・6月中旬:
誕生日,センター3Bを,構文と単語の知識を使って読破。
「英語を読むってこういうことなのか…!」と初めて実感しているのが分かりました。
英語力,そして言語能力の成長を感じる,19歳の最初の日となりました。

このころ,日本語のまる読みを卒業。
(新聞記事を1文ずつ交互に音読。あらすじをイメージ化し,自分の言葉で説明してもらう)
2ヵ月半続けて,文字から意味への回路が,だいぶつながったようです。

・6月下旬
単語を覚えたいというので,「英単語ピーナツBASIC」を週に100個覚えてくることを宿題に。
以後毎週,単語テストをしています。
もじこ塾の他の生徒の例にもれず,彼も単語の定着率があまり良くありません。
しかし多くの生徒と違うのは,一度決めたことは絶対に守ること。ルーチンをこなすことは,彼には簡単なようです。場数をこなすので,少しずつですが覚えられます。

・7月上旬
「昨日,音楽を聴いていたら,はじめて歌詞の意味が飛び込んできて,びっくりした」。セカオワが,明るい曲調で重い内容を歌っていたのを知って驚いたらしいのですが・・・いままでセカオワを歌詞抜きで聴いていたことが驚きですΣ(゚Д゚)。
文字と意味がつながったら,なぜか歌詞の意味がわかるようになったそうです。

このころ,小学校時代の様子を話してくれました。
彼は小学校の数年を海外で過ごしています。「同じマンション内に,誰かしら一緒に遊ぶ子たちはいつもいたけれど,日本に帰ってくるまでほとんどしゃべったことがない。スポーツが好きなので,「ヘイ!パス」とかそういうことしか言わなかった」。
・・・このころには私のなかで,ウラジミールはハイパーレクシアIII型ではないかとの思いが,ほぼ確信に変わっていました。海外生活でわかりにくくなっていたようですが,言葉はかなり遅かったようです。
このほか,ルーチンを徹底的に守れる,大局的な思考はみられない,一方的にとめどなく話し続けて止まらない…などが,決め手となりました。

彼のハイパーレクシアは,自閉症風の症状とともにみられるものです。
ハイパーレクシアのなかでも稀なようですが,このようなタイプもいるそうです。
彼も,ASDというには社交的ですし,こだわりも強くないですが,言葉の遅さ,会話がキャッチボールになりにくい点は,ASD的ともいえます。

・7月中旬
「初めて,趣味で読書をしてます」。
文字を読んで,内容が頭に入ってくるようになったとのこと。
人間観察が大好きだそうで,心理学の一般書を読んでいるそうです。

一日平均9時間の勉強時間を,淡々と回しているそうです。
毎回,「あー疲れた。家に帰りたい」と笑顔で言いながら帰っていきます。

~~~
授業内容
(・日本語の新聞記事を読んで,内容を自分の言葉で説明してもらう)
・単語テスト(ピーナッツ):英単語を見せて,日本語の意味を言ってもらう
・宿題の確認:前回解いた問題から,単語/構文テストを行う
・精読:センター英語の問題を,1文ずつ精読。最終的には解く
・整序問題,文法語法問題:整序は目の前で解いてもらう。文法語法は宿題


ハイパーレクシアIII型のウラジミール君は,文字から意味への回路が極端に弱かったのを,日本語については1学期でかなり克服することに成功しました。
英語に応用するのがこれからの課題ですが,まだまだのびるように見えます。
夏から秋にかけてのウラジミールの成長が楽しみです。

2018年7月17日火曜日

180709 時雨くん(筆記体の困難)

時雨くんより

模試の結果が帰ってきて改めて見直して、読解に関しては読む速度には特には問題ないが1単語単位での意味の間違いで落としている問題があった。それ以上に並び替え英作での間違いが点を落としている原因になっていて構文の蓄えの足りなさを感じた。 授業では最近始めた筆記体に苦労しており重なった部分や罫線に合わせて曲線で折り返すなど、自分が文字を書く上で苦手としている動作が分かってきた。

「重なった部分」の苦労はaに,
「罫線に合わせて曲線で折り返す」困難はmやuに出ています


中学生クラスでおなじみ「筆記体」。その効果は本当に絶大です。
なかでも,数学が得意な一派が異口同音に「初めて字がまともに書けるようになった」「筆記体で書くとスペルが覚えられる」と言います。自分なりに筆記体とブロック体をミックスして取り入れている子さえいます。

そんな様子を見ていて、
「自分にとってディスレクシアは,数学力と引き換えのちょっとした不具合に過ぎない」と言い放つ時雨くんにも,筆記体を試してもらうことにしました。

・・・すると,どの中学生よりも,字形を整えるのに大苦労しているのです(*_*)
今,もじこ塾のなかで筆記体で最も苦労しているのは,時雨くんです。

「筆記体って,リズムで書くところがあると思うんだけど。縄跳びみたいな」と言うと「僕は縄跳びができないんです」と。
この比喩はどうやら,的確だったようですorz。


筆記体は体に対して紙を少し斜めにすることが推奨されているのですが、そうするように言うと「軸が…!」と言って激しく混乱していました(゚Д゚)
そんなこんなで、書く様子はかなり苦しそうです。でも彼はとても素直で馬力もあるので,もうしばらく筆記体の練習を続けてもらおうと思います。


私の見立てでは,時雨くんは左右盲が強いタイプのディスレクシア。
bとdはもちろん,sawとwasなど,いろいろ反転しまくってます。
精読するときも最初の15分ほど(日によって違う)は、反転による読み困難が続きます。
音韻認識の困難は少なく、多動やこだわりは一切ない、"純粋な"ディスレクシアです。

知的体力はずば抜けています。
であるがゆえに、過度激動(曲がったことが大嫌いで,自他に対し過剰に公正さを求める)が強くあります。でも,もじこ塾では過度激動の裏面?である,素直でかわいらしい側面のほうが圧倒的に出ています。

骨導ヘッドホンをつけて話している効果だと思うのですが,最初の頃と比べて声がとても穏やかになりました。

授業内容
1) Let's talk (3分間,英語だけで会話)
2) 宿題の確認(筆記体,和訳,英作文,単語テスト)
3) 精読 (チャーチルの伝記。骨導ヘッドホンを使用。交互に音読しては,時々訳を言ってもらう)
4) 和文英訳and/or自由英作文

2018年7月16日月曜日

180713 新宿中3クラス

※このクラスは,④と③の間のクラスです。

ピノコより

授業内容:
1.筆記体
2.ビンゴ(テーマ:いろいろなO)
3.AGO
 5枚の手札が3つと6枚・7枚の手札がそれぞれ1つあり、I [過去形] today / yesterday. とI have [過去分詞].を2文ずつ言えた人からカードを取っていく。
4.お茶をしつつの自己紹介
5.神経衰弱(テーマ:現在完了形)
6.英文音読
 (1)先生の音読を聞き、内容を当てる
 (2)1人1文音読して、先生が和訳
 (3)1人1文音読
 (4)速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ

声に出して読むときは,骨導ヘッドホンを装着


7.文法問題


授業風景:
授業の最後はいつも文法問題を行なっています。文法問題なのでプリントに答えとなる単語を書き込んでいます。単語が分からないときに、先生がホワイトボードに書いた単語を見る方がいい生徒さんもいれば、綴りを口頭で伝える方が良い生徒さんもいます。
素人考えですが、こういった特性の違いがノートの板書の困難度?困難だと思うこと??の違いになるのかな〜ということを考える授業でした。
・・・余談ですが、私はパワーポイントの資料に書き込む形の授業スタイルになって以降、授業を受けるのがとても楽になりました。

それでは、ピノコでした!!

※もじこより
もじこ塾には大きな黒板やホワイトボードはなく,必要に応じてスケッチブック大のホワイトボードを使っています。ここにスペルを書いてほしがる生徒もいれば,一つの単語を写すのにも何度も頭を上下させなければならない生徒もいます。ディスレクシアと言えども,何が困難かはみんな同じわけではないようです。
板書を写すのに困難が大きな生徒には,助手がついてちょっと手伝ってくれます。こういうのを合理的配慮っていうのですね。ありがとうピノコ~

7人はちょっと多すぎた・・・定員6名厳守を確認した一日でした。



2018年7月15日日曜日

180709 国立クラス

※明日(7/16月祝)の,国立教室での授業はすべてお休みです※

紺さんより:
今日の中3クラスは、いつもの半分の人数でした。
紺も勉強に参加しました。
人数が少ないと、相対的に解答回数も増えますから、
今日は疲れたことでしょう。
先生の目がより行き届いた、じっくり濃い時間でしたね。

・筆記体(今日は5分ほど)
・フォニックスビンゴ「ai/ea/ee」
・単語カードを使って活用を覚える。「a-b-b型」(例:hear,heard,heard)
・AGOで遊ぶ(英会話の要素。ゲーム中は日本語NG)
・音読の練習
・プリント問題(比較の言葉・付加疑問文)

ディスレクシア特性的な疲労ピークは、おそらく単語カード〜音読あたり。
睡魔に襲われやすい時間帯です。
疲れやすい子が多いので、進みは遅々としているかも。
ですが確実に前進しています。出会った当初よりも明るい表情が増え、
自分のことを自ら話す様子が増えた生徒さんたちを見てるから、嬉しいです。
学校は散々で大変だと思うけど、塾でがんばってる姿しか知らない大人もここにいるし。
一緒に伸びていきましょう〜。

すばる君より:
おそらく一人しか来ないことがわかっていたので、その生徒の志望校の試験問題の中で独特な問題を解きました。内容的には高校入試というより中学入試でよく見る問題です。曜日に関係なく3日練習して、1日休むA君が10回目の休みを取るのは何曜日かといった問題です。この手の問題は、少ない数でわかりやすいモデルを作って(小さい数で実験して)、そこで使った数式に問題分の数字をいれれば解けるのですが、慣れが必要なので定期的に取り扱うようにしたいと思います。

もじこより:
三勤一休ってことですよね。数字が超苦手なフリーランスの私なら,その問題に関してはカレンダーの模様として解きますね…( ̄ー ̄)
この日は修学旅行,卒業アルバム撮影,発熱で,3人が欠席しました。そしてその3人は,新宿の金曜クラスに振替をして,7人の大所帯になりました。
7人だと指導が行き届かないことが判明orz。読んであげたり,気がそれている人を戻したりと,この集団授業には細かな声かけが必要のため,5~6人(+助手1人)が最大規模のようです。

2018年7月14日土曜日

180711 新宿水曜中3クラス

※夏期講習をお申込みの方々へ:このクラスは,②に相当します。

ピノコより:

授業内容:
1.筆記体
この生徒は,去年の今頃は誇張抜きで,ほぼまったく英語の字が書けませんでした。それがここまで(T T)

2.ビンゴ(テーマ:mb)
3.AGO
 6枚・7枚・8枚の手札をIt takes [   ] to [   ]. I have been -ing for [   ].をそれぞれ2文ずつ言い、言えた人から手札を取っていく。

4.英文音読:ELEMENTARY STORIES FOR REPRODUCTIONより
 (1)各自黙読し、内容を他の人に聞かれないように先生に伝える
 (2)1人1文音読し、先生が和訳
 (3)1人1文音読
 (4)ノーミスチャレンジ:英文を読み、間違えるところまで(一応、1分間で区切る)
 (5)速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
字だらけ・・・!


5.神経衰弱:否定文を肯定文に、肯定文を否定文に変換
こんなに読めて書ける生徒たちですが,
doとbe,don'tとdoesn'tの区別にはいまだに苦労しています


6.ディクテーション:先ほど読んだ英文より


7. 文法穴埋めプリント

授業風景:
今回の英文音読ではノーミスチャレンジと速読みを行いました。
今回のノーミスチャレンジは1分間でどこまで間違えずに読めるか、1ヶ所でも間違えたらそこで終了というルールでした。
生徒さん達にとって『読み間違えをしてはいけない』というのは、とてもプレッシャーを感じるようです。実際、速読みの読む速度に比べて、ノーミスチャレンジでは半分くらいのペースで読んでいました。
しかし、1分間1度も読み間違えずに読み切ってしまう生徒さんも!

それでは、ピノコでした!!

2018年7月12日木曜日

180704 新宿中1クラス

※夏期講習をお申し込みの方へ:このクラスは,⑤に相当します。
~~

こんにちは、遅くなりましたテュールです。
今週も授業の様子をお伝え出来たらと思います。

今週の授業内容
1) 筆記体
筆記体。10分間,黙々と書いてもらいます。

2) フォニックスの復習
3) AGO
4) フォニックスビンゴ (CCVC)
5) 自己紹介
6) 文法
文法は,まず言えるようにする練習を徹底

7) 書き取り( 4)で読んだ単語を使用)
ディクテーションは最後。
これが一番ハードなアクティビティ。
学校の授業の理解に直結する訓練だと
生徒が感じているのがわかります。


今週は結構たくさんのことをやりました。なぜかというとみんな体調不良などで欠席が多かったためです。
いつもは、生徒5人の生徒と助手が2人に先生という形なのですが、今週は生徒二人という形になってしまいました。
二人とも初対面だったこともあり、最初は緊張していましたが、時間が解決してくれました。
授業の雰囲気は少ない人数もあって、とても落ち着いた雰囲気でした。

ここ二ヶ月ぐらい文法をやっているのですが、成果が見え始めていると思います。
答えを考える時間は長いものの、日に日に短くなってきています。
このクラスはとても楽しそうに授業を受けるので結果もついてきているのではと考えています。


今後の課題としては、全体で直した方がいいところは今のところ見当たりません。
今後も個々で課題を克服できるようにしていってほしいです。

では今回はここまでで終わりたいと思います。
それではまた来週~



2018年7月7日土曜日

180706 新宿金曜中2クラス

ピノコより:

授業内容:
1.筆記体
2.ビンゴ(テーマ:ai / ea / ee )
3.AGO:7分間の英会話
 6枚の手札2組、7・8枚の手札が1組ずつで I have never ~ / Today I ~が言えた人から手札をとっていく
4.不規則動詞活用(テーマ:A-B-B型)
 (1)かるた
 (2)裏に返してある自分の手札から1枚表に返し活用を言い、言えたら活用順に並べていく

カードで活用表を作ってみました

 (3)ブギーボードに活用を書く

5.英文音読:ELEMENTARY STORIES FOR REPRODUCTIONより
 (1)先生が音読したものを聞き、内容を答える
 (2)先生が音読をしたところを1人ずつ和訳
 (3)1人1文英文音読
 (4)速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
6.神経衰弱:付加疑問文に変換
7.文法問題

授業風景:
今回の英文音読では、先生が読み上げた文章を聞き内容を当てるということをしました。
半分くらいの時点で今後の展開を予想し始める生徒さんやほんとに小さなキーワードでオチを当てる生徒さん達。内容が少しブラックな小話ということもあってか、とても読むことに集中している様に見えました。

それでは、ピノコでした!!


※ディスレクシアがまとまった文章を前にしたとき,彼ら彼女らのなかには予想される結末がまずありきで,読むというのは予想が当たっていることを確認する,または結末を軌道修正する作業らしい・・・と常々思ってます。昨日のこのクラスは特にそのことを実感させられました。面白すぎるオチが出るわ出るわ。

1965年に書かれた古~いリーディングの本を使ってみました。文科省検定教科書では考えられないような強烈なオチがあるのが,ディスレクシア的にはまったようです。生徒たちは,話の面白さの力で,例外的な綴りの単語も読んでしまいます。


2018年7月6日金曜日

180702 国立クラス

中1クラス(紺さんより)
途中から紺も授業に参加させてもらいました。フォニックスビンゴとAGOで遊び、 ブギーボードに聞き取った英語を書き起こすディクテーションをしました。

新しい生徒さんが、ディクテーションに苦労しながら、なんとか書き切った跡を 写真に撮らせてもらいました。もじこ先生も「よくがんばったね!」と褒めていました。 疲れたと思うけど頑張れるのはすごいです。

たしかに,uとlは音が似てますね
すばる君より
最初に二次方程式の解き方の練習をしました。学校の授業で習ったが、覚えていない内容がいくつかありました。また、ルートの計算がまだできていない生徒には平方根マスターへの道というプリントをやってもらいました。生徒によって進み方に違いが出てきてしまいまった結果、問題を解き終わってもすぐに対応できない場合もあると思いますが、静かに少しの間待っていてください。少人数なのでできるだけ生徒それぞれに合わせることに努めたいと思います。


中3クラス(紺さんより)
10分筆記体の2回目を実施。 書ける子は多めに、手が遅い子はその子に合わせた量をこちらで考え準備しています。 進みが遅いからと宿題にはしませんし、10分間ただ純粋に書いてみましょう。 みんなのいい集中力を、しっかり見ることができて嬉しいです。

・10分筆記体
・フォニックスビンゴ「oo/o」
 ・単語カード「i,a,u型」(例:begin,began,begun)、口頭で答える&ブギーボードに書く。
・BBカードを使った英文変換「現在完了形」
・音読プリントは、時制に関する表現と、訳し方の順番の解説。
・プリント問題は「How 〜」という疑問文での注目ポイントなど。

 How〜、の疑問文には、少し苦戦していたようです。
文章の訴えることはわかるんだが、 こちらの答え方(適切な単語)が上手に出ない…そんなもどかしさに見えました。 それでも、文章への勘の良さを持つ様子は、随所に現れていました。
時制表現に関しても、すでに雰囲気を掴めている生徒さんは何人かいるように見えました。 頼もしい限りです。
雰囲気を掴んだ状態か、腑に落ちるまで理解できるかどうかは 実感でよく知ってると思います。間違うことは怖がらず先生に尋ねてもいいと思います。

2018年7月5日木曜日

180704 新宿水曜中3クラス

ピノコより:

授業内容:
1.筆記体
2.ビンゴ(テーマ:o/orいろいろ)
3.AGO(英語での会話:7分間)
 6枚の手札が2つと7枚・8枚の手札が1つずつあり、have been ~ing / Today I ~の文が言えた人から手札をとっていく。
4.ライティング:10分間(5分で一回区切る)で50ワード
 テーマ:If I have one day off(もし、私が1日休みだったら・・・)

ディスレクシアとは思えないほどバリバリ書いてます


5.英文音読:バベルの塔の話より
 (1)1人が英文を音読し、次の人が和訳
 (2)速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
6.発音テスト:she sells sea shells
7.文法問題
前置詞+-ing,to不と-ingの使い分けの問題



授業風景:
今日は、ライティングについてご紹介したいと思います。
今回は5分経った時点で何ワードかけているかを記録し、もう5分で書き終えるという形で行いました。その後書き終えた英文を先生が添削しながら、文法的な話はもちろんのこと文章の展開についてなども、話していました。
先生のおすすめは、帰ってから添削してもらった英文を清書すること。そうすると、直してもらった表現が自分のものになるんだそうです。
よかったら、やってみて下さい。

それでは、ピノコでした!!


※初めてライティングを行ってみました。このクラスの生徒は,単語を誘導すればバリバリ書けることを改めて確認(@_@)今後の成長が楽しみです。
自由英作文上達のコツは,「間違ったところを清書して自分なりの満点答案を作ること」「余裕があれば,友だちや講師のModel Answerも清書する。その際,盗めそうな表現を一つ盗むこと」。ディスレクシアであってもです。
合格体験記を書いたこの人→も足かけ2年間,大学ノート4冊分,私の自由英作文の解答例と自分の答案を清書していました。

2018年7月4日水曜日

180627 新宿中1クラス


テュール君より

こんにちは、お久しぶりです。すいません忙しくてかけてませんでした(-_-;)
 
先週もじこ塾の記事が朝日新聞さんの東京版に乗りました。
幸いなことに混乱はなかったのでよかったです。
新聞のおかげか、先週と今週は、体験の方が来てくださいました。
ここ最近は、学校の定期試験があるようで、誰かしらいませんが、いつもどおりに楽しく授業を受けています。いつも以上に最近はテンションが高いような気もしますが( ´∀` )

今週も授業内容としては、
筆記体


左利き用と右利き用は、字の傾き方が違います。



フォニックスの復習
フォニックスビンゴ(テーマ:magic e)
AGO(英語版ウノ)
お茶をしつつ英語で自己紹介
神経衰弱:書かれている絵を見て英語で答える(テーマ:This is a 名。名 has a 名)
書き取り


ざっくりとですがこんな感じです。

最近では、書き取りの精度が若干ですが上がってきていると感じています。
30秒かかった問題が10秒早くなっていたり、問題の難易度も少しではありますが上がってきていると思います。
また、ビンゴも突っかかりが少なくなってきたり、RLの発音がごくまれにわかるようになってきたりと、成果が表れ始めていると、僕は感じています。

この調子で頑張ってくれると嬉しいです。

今回は、この辺で~
暑くなってきたので皆さんも気つけてください、僕はもう体調を崩しましたw
それではまた来週(^_^


※書き取りの精度は、徐々にですが上がっていると、私も感じています。
音韻認識の弱い(単語を聞いて音に分解できない)ディスレクシアにとって、ディクテーションは最大の難所のひとつです。
ディクテーションを、この段階ではフォニックスルールに沿って書ける単語に絞ることで、セグメンティング(単語に含まれる音韻を分解すること)の練習に転換しています。 
こうすることで、音韻認識が強化され、ひいては上で言う
・スピードがあがる、・つっかかりが少なくなる、・RとLなどの発音が聞き分けられる、・より難しい音の組み合わせにチャレンジできる・・・ようになっていきます。

2018年7月3日火曜日

180627 新宿水曜中3クラス


こんにちは、ピノコです!

授業内容:
1.筆記体
2.ビンゴ(テーマ:-ly)
3.文法説明:動名詞と不定詞の使い分けについて
※今日は「to不、-ing、to -ingの違いを教えてほしい」とリクエストを受けていました。しかし結論から言うと説明に失敗orz。ディスレクシア的には、文法説明は手短に、ずばっと本質的に、歴史的推移が言えるなら話し、文法用語は使いすぎず・・・がポイントと思ってますが、うまくいかず、生徒を疲れさせて終わりました。反省。

4.BBカードでじじ抜き(捨てるカードの字札の文をI like  to〜に変換して読む)
5.AGO(英語での会話を6分間)
6.英文音読:バベルの塔の話
 (1)1人1文音読
 (2)1人が英文を音読して、次の人が和訳
 (3)速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
 (4)ノーミスチャレンジ:英文を読み、間違えるまで
※ディスレクシアは1つの読み間違いを皮切りに大きく誤読することがよくあるので、このクラスではノーミスチャレンジ(今回は、90秒でどこまでノーミスで読めるか。1ヶ所でも読み間違ったら終了)を行っています。
こちらのほうが速読みよりも、かなりプレッシャーがかかります。
単語を見間違う生徒、正しく見えているのに脳内で混線して言い間違う生徒、舌が脳についていかない生徒、逆にゆっくり正しく読むほうが得意な生徒など、いろんな特性があらわになります。

7.ディクテーション:先ほどの音読で使った文章より
8.文法問題:不定詞・動名詞の使い分け
9.英語で数を数えましょう!:7の倍数と平方数で手を叩く、100からカウントダウン


授業風景:
今回は、ビンゴについて報告したいと思います。
5×5で25個の単語を読んでいき、ビンゴの数を競います。今回、このクラスはもの凄い速さで単語を読み、25個の単語を全て読む事に成功していました。

それでは、ピノコでした!!

2018年7月2日月曜日

180629 新宿金曜中3クラス

こんにちは、ピノコです!

授業内容:
1.筆記体
2.ビンゴ(テーマ:oo/o)
3.AGO(英語で会話:6分間)
4.お茶をしつつ自己紹介(3文+過去形の文)
5.不規則動詞活用
 (1)かるた
 (2)ぼうずめくり
 (3)裏に返してある手元の山札から1枚表に返して活用をいう
 (4)ブギーボードに活用を書く
※今日テーマは「i / a / u型の不規則動詞活用」
生徒はaとuの聞き分けが難しいので、ここは鬼門のひとつ


6.英文音読:プログレスワークブックより
 (1)先生と一緒に空欄に単語を入れる
 (2)訳す順番を考えながら和訳
 (3)先生の後に続いて音読
 (4)速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
7.文法問題:空欄に適切な疑問詞

授業風景:



不規則動詞活用では、最後に先生が出した単語カードの活用をブギーボードに書いていきます。今回の授業では、国立教室の生徒さんが活用を筆記体で書いていました。その事に気づいた生徒さんが『すごい。綺麗!』とびっくりした様子でした。そういう雰囲気の中、ぼうずめくりではクラス全員で協力して1度も間違える事なく3分間やりきっていました。
それでは、ピノコでした!!

※今日は、朝日新聞をご覧になった都立高校の先生が見学に来られました。
「えっ・・・学校の先生・・・?」と引き気味の生徒もいれば、「高校の先生に要望があれば言いましょう」との私(もじこ)の求めに「単語テストは、言えるけど書けないってことがあるんですっ」と果敢にアピールする生徒も。さらには「高校の先生でここに見学に来るなんてえらいと思います」と妙に上から目線(大局観ともいいますが)の生徒も・・・。
学校の先生方に、ディスレクシアのことを知っている方が増えるのは、この上なくありがたいことです。

2018年7月1日日曜日

180621 りちょぱさん




1 筆記体
 大文字のT C F L Eを習った。小文字と違い大文字のほうが癖が強いと感じるため書く事も読むことも難しい。特にCは小文字のEと間違えて読むことが多く意識していても読んでいて気持ち悪く感じる。理由として下線に対しての文字の大きさや高さではなく形そのものに意識が向いているからだと思う。Fに関してはブロック体と向きが左右反対でとても書きにくいので無理に筆記体で書く事をやめ、文の初めにFが来た際はブロック体を使うことにした。
筆記体を習っていて正しく書けることも大切だと思うが、後で見返したとき自分で違和感が少なく読めるかどうかもとても重要で無理なくかける書き方を探していきたい。

左からE,C,F,T。特にFが左右反転しているのが混乱を深めるようです

※筆記体は,別形があったり(特に大文字はいくつかのバージョンがあります),活字体と適宜混ぜて書いても判読してもらえたりと,ある部分に関してはゆるやかです。
この点が,漢字教育の異常な厳格さに苦杯を飲まされてきたディスレクシアには,新鮮に映るようです。

2 トーマスエジソン文章音読
ブロック体の文章を声に出してスラスラ読めるようになったことはとてもうれしい。
まだ一文の中から熟語の塊や重要構文を探すことが出来ないので正確に訳せない。
熟語や単語を覚えたとしても文の中から発見して知識とすり合わせることが出来ないと
意味がないので、時間はかかるとおもうが頑張りたい。視野の狭さも関係していると思うので上手に改善策が見つかるといいなと思う。

3 TOE BY TOE
P55の4つ単語の並んだ難しいところに入った。集中して一文字ずつ慎重に読まないと
間違えて終わってしまう。途中で終わるのは悔しいので次は一つも間違えずにやりたい。

感想
音声入力で発音した単語が正しく表示されるかを今月もやった。5月にやったときは
全く正確に発音できておらず表示されなかった。しかし今回は全部正しく表示されたので
とても嬉しかった。オンライン英会話効果が少し出たかなと思った。間違えたことを、
見直して、改善策を考えて、それが当たって成功すると楽しい。来月もうまくいくかわからないが正しく発音できるように頑張りたい。

※「オンライン英会話で発音を直されまくっている」と語るりちょばさん。舌を巻くくせが改善したせいで,音声認識機能に好かれるようになったようで,満点をたたき出しました^^。