逆走する台風の動きが気になるなか,第2回全統マーク模試を行いました。
文系組は,それぞれに合理的配慮を試す場となりました。
問題用紙の拡大,時間延長,遮光レンズ入り眼鏡の使用(ピンクの生徒とブルーの生徒がいました),色ペンの使用,定規の使用,糖分補給しながらの受験,などなど・・・
お互い,いろんな合理的配慮を目の当たりにできて,私にとっても勉強になりました。
理系組は,ADHDの生徒が集結。
実施前は,ADHDが多数派の集団というのはどんだけカオスになるのだろう・・・((((;゚Д゚)))ガクブル・・・と心配していたのですが,結論から言うと,このタイミングでこのような機会が持ててよかったです。
起きたことは:
微妙に遅刻する,休み時間ずっと私としゃべっている,完璧主義で一度調子が狂うとやる気をなくす,ずっと座っていることに耐えられない,試験開始10分前にどうしても食べたいものが出てきてコンビニに走って行ってしまう,解けない問題が出てくると向き合えずぐにゃぐにゃし始める,などなど
私は,ADHDの生徒が他のADHDの生徒の多動や衝動を見て,それに影響されることを案じていたのですが,それはなく(?!),みな自分のペースで多動を発動させていました。この点興味深かったです。
何より,「ADHDって傍から見るとこんななんですね,それはないわ~」(冷ややかな目),という気づきを,それぞれが得たのは良かったです。人のふり見て(以下略)。