2019年3月24日日曜日

190314 木曜中1クラス,中2クラス(新設クラスのご報告)

木曜にクラスを新設しました。ご報告が遅れ申し訳ありません。
木曜の助手は、テュール君が担当します:

◆中1クラス(新中2)
まだ新しくできたばっかりですが、とても仲良くそして元気よく授業を行っています。
みんな楽しそうに学んでいるのでとても雰囲気よく学習できていると思います。


・10分間筆記体
・フォニックスビンゴ
・QA100
・ウノ
・文法練習(didn'tを使った文、wasn't/weren'tを使った文)
・不規則動詞活用かるた
・プリント(不規則動詞活用)

このクラスは、すでに結束力があり、授業も非常にヒートアップします。
ヒートアップすることを許容しつつ、学習にもきちんと向き合わせる・・・そのさじ加減がポイントだということは、上の学年のクラスで学んだことのひとつです。

また、このクラス独自の特徴として、自分が食べたいお菓子を持ってきて配る生徒が多いのも特徴です(@@)こちらでは特に推奨はしていないのですが、でもそのことがモチベーションになるなら良いと思って静観しています。
お菓子を一人占めせず、みんなで食べようという姿勢については、たいへん良いことだと感じています。



◆中2クラス(新中3)
こちらは3人のクラスでとても落ち着いたクラスです!じっくりと授業ができていると思います。また、学習の質もとてもいいものになってきていると感じました。


・10分間筆記体
・フォニックスビンゴ
・QA100
・ウノ
・文法練習
生徒から質問があったので、急きょ、同等比較について詳しく説明。
かるた、カードを使って文を作る、などを行いました。
・不規則動詞活用プリント

このクラスはさまざまな特性を持つ生徒が集まっています。
早くも「as ... asがよくわからない」という具体的な質問が出るのは、大変良い傾向です。これからの成長ぶりが楽しみです。
なお、このクラスは引き続き、新規入塾を募集しています。

春休み期間中も、普段の中学生クラスは、通常通りの時間帯で授業を行います。
どうぞよろしくお願いいたします。

2019年3月22日金曜日

190322 中2③クラス(新しい助手が加わりました)

こんにちは。この度成田先生の助手を務めることになりました、伏見です。アスペルガーの疑いと、英語限定で被害を与えてくるディスレクシアを持っています。現在は、AO入試で入学した都内の大学の一年生です(英語が足を引っ張るため普通受験は考えませんでした)。 特性持ちですので、人より要領が悪いですが生徒さんと先生をしっかりとサポート出来るよう努力します。 どうぞよろしくお願いします。




伏見さん(←某神社に由来する名前で,本名ではありません)は今年度,生徒としてもじこ塾に通っていた大学生です。
中1で英語につまづき,大学は英語のまったく関係ない学科に入学するも,卒業要件にTOEICの点数があったことから,もじこ塾に来るようになりました。
AO入試合格後に,フォニックスと中1文法から勉強を開始。
中学生の冬期講習に交じったり,IDAで買ってきたデコーダブル・ブックを読んだりしながら,本当に地道に勉強を続け,大学の英語の授業もクリアできるほどになりました。
去年の今頃は「三単現のsってそういうことだったんですね!」と言っていたことを考えると,その成長ぶりは驚きに値します(遠い目)
いまの彼女の課題は,自分に自信を持つことです。
そして公平を期すために申しますと,専門である日本史や宗教について語らせると,その知識と熱量にはとにかく圧倒されます・・・

本日の授業内容
1) 10分間筆記体

この生徒は,昨年の今頃は,まともに1つのワードを書くことも難しいほど書字の筋肉がなかったのに,今日ふと見たら,見違えるような字を書いていました。

2) フォニックスビンゴ
soft gとhard gの区別。難所です。

3) QA 100
今週は「記録会」を行っています。
全クラスの生徒に,1つの質問に2文で答えてもらい,答えられた数を記録しています。
このクラスの最高は18問/分です。なかなかハイレベルです。

4) AGO(英語版UNO)
伏見さんも参加。English Only の時間なのですが,慣れないとつい日本語が出ますよね。。

5) 休憩

6) 文法
6-1) 形容詞の反対語(large / small, good / bad)などをいろいろ言ってもらい,カードを制作。
6-2) 出来たカードでかるた(largeを読み,smallを探してとってもらう)
6-3) 同,じじ抜き
説明を追加
6-4) プリントの問題を解く

7) BBカードで神経衰弱
とったペアのうち,字札が肯定文なら否定文に,否定文なら肯定文に転換して言う

8) みんなで数を数えましょう
苦戦する伏見さんに,数学が得意な生徒たちが助け舟を出しているのが印象的でした。
生徒もえらいし,苦手さをさらけ出す伏見さんもえらいです。

9)ハリボーチャレンジ
ビンゴの単語を,ハリボーで表現してみました。単語が読めてもハリボーで作ると「orangeとstageのどこが同じか」「stageとpageの(以下同)」「rangeとrageの(以下同)」には発見があるようです。また,このアクティビティはとても疲れます。



本日は,文法説明が長引いたので,Let's Readは行いませんでした。

このクラスは,春休みも通常通り授業を続け,次年度は中3クラスとなります。
新年度も,一緒に頑張っていきましょう。

2019年3月13日水曜日

190311 国立中1クラス

1. 筆記体(10分間)
2. フォニックスビンゴ(テーマ:ar,2種類のaを読み分ける)
3. QA100(1つの質問に,2文で答える)
4. AGO (緑)

~休憩~

5. 文法練習:カードを使って一般動詞/be動詞の過去形を作る
6. BBカードで神経衰弱(絵札を見てわかることを言う)
7. 不規則動詞活用かるた
8. ハリボーで,不規則動詞を作る
9. プリント(一般動詞/be動詞の過去形) 


筆記体
国立の中1クラスはとっても仲の良い,和気あいあいとしたクラスです。
テストのこと,英語が大変なこと,学校のこと,特性のこと・・・
いろんな思いを飲み込み,乗り越えながら,中学1年が終わろうとしています。


何の動詞の活用でしょう?

保護者の方から,なかなか成績が上がらないことを心配しての相談がありました。
お話を伺ううちに,本当は激しい運動が大好きで,かつ必要なのに,体を動かすことを我慢している現状が浮かび上がってきました。
体を動かすことが好きな子からその部分を奪うと,イライラがたまって,ますます勉強に向き合えなくなります。私はこのことを生徒からも,また助手の発言からも学びました!

「疲れるから」「通学だけでも大変なのに」「勉強優先だから」・・・とスポーツを後回しにする家庭は多いと思います。
が,実は運動をすることで,かえって疲れがとれ,勉強に向き合える場合もあります。

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ようやくいろんな調整が完了し,国立の教室では近日中に,新学年の募集を行える運びとなりました。
国立のもじこ塾は,ディスレクシア英語教育はご近所塾であるべき・・・という思いを体現している場所です。
国立近辺の方々との新たな出会いを楽しみにしています。

2019年3月7日木曜日

190217 中1ショック対策会

中1ショック対策会を行いました。お越し下さった方、ありがとうございました。
頂いた感想を紹介します。

・英語の勉強の入り口で親がサポートできることを,具体的に教えていただけて,本当に勉強になりました。ディスレクシアの特性を理解されていて,それに対する明確なアプローチがわかりやすくて,こうしたやり方がもっともっと広まるといいのに!と強く思いました。
それにしても,反復がこんなにも大切なのですね。思っていた以上でしたが,おかげで,今後はサポートするときにもっと根気よく接することができそうです。

・継続的に続けることの大切さとともに,親はいつかは手伝えなくなることから距離のとりかたを考えていかなければならないことを学びました。

・フォニックスを丁寧に教えていただき,非常に分かりやすかった。実際に塾で教えている形で,時間や教える期間なども講演して頂いたので,自分でもやれそうな気がします。根底に,子どもの権利を尊重するという先生の意識があるのが,素晴らしいと思います。

※ありがとうございます。フォニックスは一度教えれば定型の子には定着するかもしれませんが,ディスレクシア的には反復が必要,それも10倍,あるいは中1の一年間はずっと反復する必要がある・・・という話をしました。

もじこ塾の中1クラスでは,筆記体に10分,フォニックスビンゴ(=フォニックスの反復練習)に計20分,会話(QA100)に1人1分,そのあとウノ(会話,7分),休憩(5分),文法(3~4のアクティビティを各3から5分ずつ)プリント(3分程度)と,合計90分の授業をしていますが,これはディスレクシアの仲間がいて,笑いや脱線や,順番待ちの間に気が抜ける時間があるから可能なこと。家ではそこまで長時間の集中は難しいと思います。
フォニックスの反復練習(アプリなど)は1回5分からせいぜい10分,その代わり1年間は毎日続ける必要があります。

・今日は楽しかったです。ありがとうございました。
「子どもと一緒に聞きたかった~」と思いました。英語がこわいものではなくなるかもしれないと思いました。(私は息子以上に,英語に対してかまえていました。)息子の前では「お母さんもがんばる!」と言っている私。フォニックスを私も息子とがんばってみようと思います。ハリボー,買って帰ります。
※英語って,単なる教科ではなく,親のコンプレックスや期待や不安がまとわりついている,非常に厄介な代物なんだなと,時々気づかされます。そんななか,「お母さんもがんばる」と言えるのは,とても健全なことだと思います。一緒にフォニックスを試行錯誤することは,ディスレクシアなお子さんのフォニックス定着を必ずや後押しすることでしょう。

次回はゴールデンウィーク中、4/28(日)に行います。
10連休で旅行に行かれる方も多いかと思い、午前中に設定してみました。
多くの方々のご参加を,お待ちしています。