2019年1月28日月曜日

190125 新宿金曜③クラス

こんにちは、ピノコです。
久々に、③クラスの授業様子をご紹介させてください!
しばしの間、お付き合いください

授業内容:
1)筆記体




2)フォニックスビンゴ(テーマ:-ment)




3)AGO
 QA100の質問に2文で答え、より多くの質問に答えることのできた人から強い手札でAGOができる




4)英文音読
 ①前の人が読んだ英文を次の人が和訳
 ②最後のセリフの意味(オチ)を考える
 ③1人1文音読
 ④ノーミスチャレンジ
 ⑤速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ




5)BBカードで神経衰弱(テーマ:字札の文を現在完了形の文に変換)


6)ハリボーチャレンジ

授業風景:
今回のハリボーチャレンジでは、フォニックスで完全に綴りを書くことができない単語をハリボーで表現してみました。聞き取った音をハリボーで表現し、その下に対応したアルファベットを書くことで完全ではないもののある程度の単語の骨格が出来上がります。その後、イレギュラーな綴りの部分を書き込み完全な綴りを完成させます。
フォニックスが使えない単語を完全な力技で覚えるのはかなり大変な作業だと思うので、この単語はここがイレギュラーだったな、ここに読まない文字が入っていたな〜という部分に注目して単語を書くことで幾分か覚えやすくなるのではないかと思っています。生徒さんたちはbeautifulが一番衝撃的だったらしく、beautifulをハリボーで作り食べていました。


~~
うれしい報告がありました。
「GTECのスピーキングテストでとても良い点数がとれた。学年トップのやつでも全然しゃべれなかったのに」とのこと。QA100やAGOで、たくさん話している効果が出たようです・・・特にこのクラスは、「You are very dangerous.」とか「Can you attack him?」とか、ゲーム中に英語で会話をしています。なかなか驚きの光景ですが、これも功を奏したかもしれません。
英語力の伸びが数字に表れたのはうれしい限りです。


ハリボーチャレンジは、IDAで持ち帰った形から、さらに進化を続けています。
この授業では、耳で聞いて知っている、フォニックスルールに従わない単語(beautiful、laugh、answer、restaurant)を扱いました。
1) 耳で聞いて分かる通りに,ハリボーを並べる
2) ハリボーに対応する文字を書いてもらう
(フォニックスルールで書くので、スペリングミスがあります)
3) フォニックスルールに従っていない部分を指摘し、書き直してもらう
(上の写真では、butiful→beautiful、restorant→restaurant、laf→laugh、と訂正しています)
「フォニックスルールに従っていない単語であっても、ある程度はフォニックスルールに従っている」ということが分かってもらえたら、スペルが少し覚えやすくなるはずです。

2019年1月27日日曜日

190123 新宿水曜②クラス

こんにちは、ピノコです。
今回は②クラスの授業の様子をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合い下さい!!

授業内容:
1)筆記体

筆記体は、指に書字筋をつけることで、
運筆をコントロールしやすくなる、
また、人によりますが、
筆記体で書くと単語のスペルが覚えやすくなる、
書けるようになると読めるようになる・・・
という効果があります。



2)自己紹介:5文
3)フォニックスビンゴ(テーマ:gh/ph)

フォニックスビンゴは、
文脈抜きで、純粋に文字列を音にする練習です。
ディスレクシアはこの訓練を、
長期的・徹底的・体系的に行うことが不可欠です。
文字をつなげて音にして単語にする(ブレンディング)の訓練を積むことで、
英文がだんだん読めるようになります。

4)AGO
 QA100の質問に2文で答える。より多くの質問に答えることのできた人から強い手札でAGOができる。
5)文法問題(テーマ:動名詞)

動名詞を使って英作文してもらいました。



6)英文音読
 ①前の人が読んだ英文を次の人が和訳
 ②最後の1文をオチ踏まえて和訳
 ③1人1文音読
 ④ノーミスチャレンジ
 ⑤速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ

7)ハリボーチャレンジ
 part1 (6)の英文音読やフォニックスビンゴの単語をハリボーで表現
 part2 最初の単語から音を操作していき最後にできた単語を答える

ハリボーチャレンジは、ディスレクシア教育の本場であるアメリカでも、まだ数年の歴史しかありません。
単語に含まれるオト(音韻)をハリボーで表現し、そこに文字をあてていきます。
そもそもハリボーが並べられない場合、それは音韻認識が弱いと言えます。
あるいは、cheapの最初と最後をひっくり返す(peachになります)ができない場合、音韻の短期記憶や操作が困難と言えます。
これらは、"英語だけできない"タイプのディスレクシアの、中核的症状と言われています。

授業風景:
今回は見学の生徒さんがいらっしゃったので、久々に自己紹介をしました。自己紹介5文というとなかなか日本語でも最後の方は何を言おうかな?と悩む量ですが、今回の自己紹介ではかなりスラスラと自分のことを話している印象でした。
QA100などで3文や4文で答えているとこういった自己紹介の時にもスッと言葉が出てくるのかなと思いました。
~~~
新しい生徒さんが入りました。もじこ塾の生徒のなかには、「賢いのに読めない」ではなく「ある種の賢さに伴い、文字のような二次元的なものの操作が困難」という境地なのかも…と感じさせる生徒がいますが、そんな生徒がまた一人増えました。これからハリボーチャレンジやフォニックスに大いに苦しんでもらい、脳に回路を作ってもらいます。
中学生クラスは少人数のため、1人新しい生徒が加わるだけで、クラス内の雰囲気ががらりと変わります。このクラスもこれから大いに変わる予感・・・

2019年1月26日土曜日

190107/14 国立中1クラス

紺さんより

◆1/7 中1クラス

1, 10分間筆記体


2, フォニックスビンゴ


3, QA-100
4, AGO
5, 自己紹介
6, 時間を測りながら、プリントに [ I, my, me, mine, ...... ] を埋めていく。
7, 文章カードと主語サイコロを使う、言い換えゲーム
8, 単語カード(不規則動詞活用)
   ・かるた
   ・七並べ(トランプの七並べの様に手札の単語カードを活用順に並べるゲーム)
   ・坊主めくり
9, BBカードで神経衰弱
10, ハリボーチャレンジ


新しい生徒さんが加わり、中1クラスはより賑やかになりました。
見学時に、一度みんなで授業をしているし、和気藹々と進んでいきます。
生徒さんが増えて、ゲーム性のある内容が盛り上がってまいりました。^^
ゲームのときは、みんな年相応の顔をしてくれるんで、勝手に嬉しくなってます。
一緒に読み書き頑張りましょう。

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◆1/14 中1クラス

1, 10分間筆記体
2, フォニックスビンゴ


3, QA-100
4, AGO(2文で返答)
5, みんなで数を数えましょう
6,単語カード(不規則動詞活用)
  ・かるた
  ・坊主めくり
7, 主語サイコロと文章カードの組み合わせで、適切に言い換えていくゲーム
8, BBカードで神経衰弱
9, ハリボーチャレンジ


「みんなで数を数えましょう」を久しぶりにやりました!
7の段は記憶がとても怪しく毎回ハラハラします…。
私は童謡「九九の歌」で覚えたので、7の段を思い出すときも
その歌い出し(しちいちが7…)から想起して、欲しい答えを手繰り寄せてます。
私には、掛け算を暗算するほうが難しいので毎回歌に頼ってます。
「みんなで数を〜」はQA-100に似て、こなせば伸びると思います。
主語を埋めていくプリント、不規則動詞活用の単語など
覚えること自体が上手な生徒さんもいます。そもそも塾の生徒たちの方が、
自分の得意不得意を正確に捉えていて、言葉にも出せているように感じる。本当すごい。
生徒さんが自分を言えるこの様子は、周囲の大人(もじこさんや親御さん)が、
ディスレクシアを知っているから産まれた日常なのかも。
たまたま早く到着した中3クラスの生徒も加わって、授業を進める場面もありました。
国立教室は、中学生の先輩後輩の遭遇も多いです。私もすばる君(大学生)もいるし、
教室も和室だし、近所の集まりみたい。塾って雰囲気とは違うかもだけど、
『寺子屋ってこんな感じ?』っていう妄想捗り、個人的には好みです。笑

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このクラスは、とにかく雰囲気が美しいです。紺さんが言うようにご近所塾だからか、築60年の民家の八畳間が教室だからか、いろんな年代のディスレクシアの存在を身近に感じられるからなのか・・・(→これは新宿でも実現したいと思いつつ、なかなか難しいことのひとつ)。この地域独特の雰囲気がそうさせるのか。お母さんが当事者or心理職で理解がある人が多いことも関係しているのか。生徒に純粋なディスレクシアが多いからか。助手の雰囲気もあるかも?。
ディスレクシア対応ができるご近所塾が、もっと増えればいいのに・・・ご興味のある塾講師の方には、時間の許す限りノウハウを開示しますので、ぜひご一報頂きたいです。

2019年1月22日火曜日

190114 時雨くん

時雨くんより:




新年あけて半月ほどたってしまいましたが2018年の振り返りです。
3月にもじこ塾に通い始めてから10か月となりました。夏まではスムーズに読むこと主体で夏以降はテストで解答するための勉強も混ぜながらやってきました。
特に読むことに関しては通い始めたころと比べておおまかな内容を抑えながら速く読めるようになってきていると感じますし、訳すときも動詞から文の構造を考えるようになったと感じます。

◆授業内容
宿題の確認:筆記体(ことわざ、引用文など)
      和文英訳、たまに自由英作
      英文和訳(ごりごり、プログレス)
      単語
・ごりごり or プログレスBook 4
・(忘れなければ) QA 100、たまにハリボーチャレンジ




先日模試の結果が返ってきたのですが英語がこれまでの回と比べても惨敗、そうなった理由として思いつくものを2つ考えてみました。
1つ目としてはカタカナで知っている単語が読めない(音にできない)せいで意味を理解できず設問の意図が分からなくなったこと。
2つ目としては会場が暑かったこと、自分は勉強中だけ暑がりになります。問題を解くときには指先がキンキンになるくらいの室温が一番快適なのですが英語の時間は特に教室が暑く、途中で試験官に暖房を止めるようお願いしたほどでした。他のディスレクシアの方にも当てはまるのか自分にはわかりませんが少なくとも自分の周りでそういった人にあったことはありません。

~~~
もじこ塾には,根を詰めて読むと寝落ちしてしまう一派がいますが,時雨くんはどうやら,根を詰めて読むと発熱する(?!)回路を開発したようです。。
読んでいると暑くなると自己申告している生徒は、もじこ塾には中学生にあと1人います。2人とも過度激動です。

ようやく(?)英語と数学の偏差値の差が20前後ついた時雨くん。もじこ塾の理系の受験生は,ほぼ例外なく数学と物理ができます。彼もそのパターンを示すようになってきました。

2019年1月18日金曜日

190112 中1ショック対策会

「中1ショック対策会」と題して、勉強会を行いました。
お越し下さった方、ありがとうございました。


こんにちは、勉強会のお手伝いをしていたピノコです。
今回の勉強会は、最近もじこ塾で定番になりつつある教材『ハリボーチャレンジ』を引き下げてのものでした。それだけではなく、筆記体やフォニックスの音を教室ではどのように教えているのかなど盛りだくさんの勉強会でした。たとえ大人の方達だけだったとはいえかなりお疲れになったのではないでしょうか?
今回の勉強会は前半がいつもの中学生の授業をなぞったものを行い、後半は質疑応答という形です。前半部のハイライトはやはり『ハリボーチャレンジ』だと思います。教室でのハリボーの様子を日誌で一生懸命文字に起こして説明しているものの、なかなか伝えるのが難しいのが現状です。いまいち何をやっているか分からないという方も多くいらっしゃるだろうと歯がゆい思いをしていたので、今回実際に体験していただけて良かったです。私個人としても是非一度、皆さんに『ハリボーチャレンジ』をやってみて欲しいです!
・・・意外と苦労する方も多いのではないかと思います。
質疑応答の時間でも、当事者の方・当事者の親御さん・教員の方等々、様々な立場の方にいらしていただいて、とても深みのある時間であったのではないかと感じています。1つの悩みに対して多角的なアドバイスや意見、考え方が聞けるのはこういった場ならではだと思います。

※助手へのねぎらいの言葉も頂きました、ありがとうございます。

今回は勉強会の写真はありません。中学生の授業の様子から:


shell / bell




snake / snowflakeをハリボーで表現してから・・・


下に、音に対応する字を書きます


これは音節の練習。elephant

助手の紺です。当日は雪と雨で寒かったですね…!!
普段、生徒さんたちに行なっている授業の一部を体験していただきました。
大人の皆さんも、難しさに驚いたり、上手にこなせてホッとしていたり
「わからない〜><」と言う方もいたり、賑やかな雰囲気でした。(′▽`)
普段の「当事者の親」だとか「社会人」だとか、そういうものが、ふっと消えて
参加してくださった皆さんが、ただの生徒さんになっていて、
みなさんの明るい表情が印象的で、助手もとても楽しい時間になりました。
ディスレクシアの話をすると、どうしても暗い雰囲気になりがちなので
保護者向けの場で賑やかに進行した事が、いち当事者として嬉しかったです!
ハリボーチャレンジは文字の説明で見ても、イメージしにくいかもしれません。
百聞は一見にしかず。気になる方は、2月にぜひ味わいにきてください。

~~~
参加された方々より:
フォニックスの学びの場としてだけでなく,同じ悩みをもつ保護者の方のお話が聞けて大変参考になりました。優先順位を決めて英語や他の学習,受験と向き合っていく重要性はすごく納得です!
→「優先順位」に反応して下さり、ありがとうございます。
学習障害があるということは、学校世界においてすべてを手に入れられるわけではないということを意味します。特に見栄やプライドも満足させつつ学力も担保するというのは難しいです。だからこそ、自分なりの優先順位をきちんと決めて、あとは捨てる勇気も必要、という話をしました。

今日はハリボーの使い方を知りたくて参加しました。フォニックスの単音まで何とか入っても,そのあとが難しい子がクラスに数名いるので(小学校)。どういう形で大人数クラスで応用できるか考えてみます。小学校でフォニックスを導入して2年目ですが,小6は,文字の読み書きに自信をもてる子が増えました。一方クラスで3~4名は,まだしんどそうです。
→教える立場の方にもご参加頂きました。ありがとうございます。
ハリボーチャレンジの原型をIDAの物販で買ってきたときに、向こうの方から「ジェリービーンズやM&Mのようなものを使うとよい」と言われました。実際に教室で試してみると、ハリボーが出てくると、生徒の注意はフィギュアからハリボーに吸い寄せられます。食べ物には本能に訴えかける吸引力があります(笑)。
ハリボーチャレンジでは最初に「これは最後に食べていいよ」と伝えます。そして最後には「その日に一番衝撃的だった単語の並びをもう一度作って、それを自分のものにするつもりで食べましょう」と生徒に指示します。
会場では「ハリボーの噛みごたえが脳にちょうどいい刺激になる」「これはとても疲れるので糖分補給にいい」という感想も頂きました。
・・・学校現場でお菓子を使っての指導は難しいと思いますが、もちろんそれ以外の意味もハリボーチャレンジはたくさん持っています。ぜひ学校現場にその部分を取り入れて頂ければと思っています。


ジョリーフォニックスのディスレクシア用のアレンジが大変参考になりました。特に,筆記体のほうが見やすい,理解しやすい,というのは,発見でした。今日は単語が中心だったと思いますが,文法など,どのように教えていらっしゃるのか,興味があります。
→筆記体の効果は本当に絶大なのです。「筆記体で書いたら、初めて単語を覚えられた」と言う子、「書けるようになったら読めるようになった」と語る書字障害の子がいます。

※今回は,中1ショック対策に内容を絞っています。
その後のこと(文法の教え方,大学受験生に教えている英語の読み方(極力読む量を減らして解く方法)は,また別の機会に扱いたいと思います。

~~
次回は2/17(日)に行います。関心のある方は、ぜひお越し下さい。→

最後になりましたが、ハリボーチャレンジの物販を行っています!
助手の2人が本当に頑張って、フィギュアをそろえてくれました。IDAで買ってきたオリジナル・バージョンを日本人学習者向けにさらに単語をアレンジしたものです。


2019年1月17日木曜日

190109 新宿⑤クラス

すみません、先週の授業の報告です。今週は6人全員がそろいました。
~~~

こんにちはテュールです。
新年あけて最初の授業を行いました。
学校が始まっているらしく今回は2人だけでしたがいい雰囲気でできたのではないかとおもいます。

◆授業内容
・筆記体


・フォニックスビンゴ

・QA100
・AGO

・不規則動詞

・文法(be動詞の過去形)



・ハリボーチャレンジ
ざっくりですが今回はこんな感じでした。

生徒が2人だったので僕たち助手も入って授業を行いました。
ビンゴは見つけるのが大変!
発音された単語を見つけるのですが僕が一番遅かったです。発音そのものは良くできているとはおもいます。

Q&Aは慣れがあったのですらすらできました。
音だけの授業なので僕からしたらとても楽なものでした。

不規則動詞はいろいろな単語をカルタ方式で取っていく内容でした。
わかるんですけど聴覚優位だと見つけるのが時間がかかって全く取れない笑
英単語はどれも似ているからわからないんです
全部同じように見えるので視覚優位には勝てません。このように自分が視覚なのか聴覚なのかを知っておくことはいいことだとおもいますよ。


ハリボーチャレンジ
今回は音節を中心に授業を進めました。
音節の数を分ける作業ではてこずってましたね
音だけで判断するのは簡単なことではないとおもいます。
私もやってみました。始めけっこう難しいと感じましたが慣れれば簡単なのかなって思います。
母音と子音を判断するのはフォニックス読みの意識付けになるんじゃないかなと思います。


今回は聴覚、視覚いろいろな物を使って授業を行いましたが比較的元気に帰りました。まあ頭は疲れているとは思いますが。糖分補給は大切です!!

今回はここで失礼します
また来週(^_^)/~

~~
テュール君が言うように、このクラスの授業は、視覚を使うアクティビティ、聴覚を使うアクティビティ、処理速度が問われるアクティビティ、短期記憶が問われるアクティビティ、戦略的能力が問われるアクティビティ・・・など、異なる能力が要求されるアクティビティを、短時間で次々と行っていきます。
こちらも生徒の特性理解が進みますし、生徒本人も「自分はどういうことが得意か」という気づきを得ることができるようです。
また、飽きにくい、苦手なアクティビティも比較的短時間で終わるので疲れにくい、アクティビティの基本的な順番は常に同じなため授業内容の予測がつきやすい、という利点があります。

2019年1月16日水曜日

190107/14 国立中3クラス(単願推薦合格報告)

◆1/7
・筆記体
・フォニックスビンゴ
・QA100
・AGO(英語版UNO)
・各自,過去問
・ハリボーチャレンジ

数学の授業報告
あけましておめでとうございます。
今回は、方べきの定理を扱いました。方べきの定理は、厳密には高校の範囲で中学校では習いません。しかし、相似と円周角の定理を知っていれば解けるので入試問題としては出ます。一方で、先ほど述べた通り厳密には高校の範囲なのでこの定理をそのまま使うだけの問題を入試問題とするのは控えている雰囲気もあります。私の考えとしては、この定理は定理の内容よりも定理の証明の中で出てくる相似な三角形のペアの方が重要だと思います。
定理の内容だけでなく証明にもぜひ目を向けてみてください。

すばる君,新成人おめでとうございます。
今後の大学生活で,すばる君がどのようなディスレクシア的進化を遂げるのか,とても楽しみです。

◆1/14
※助手がお休みのため、写真はありません。
・筆記体
・ビンゴ(不規則動詞活用)
・各自,過去問
・ハリボーチャレンジ
各自,過去問を解きました。都立高校のリスニング問題を流す傍らで,文法問題を解いたり,ひたすら年号を英語で書き続ける生徒がいたり・・・まさにカオス(笑)なんですが,こういう感じのほうが不思議と集中力が高まるのが,ディスレクシアかもしれません。



単願推薦に絞るためにいち早くもじこ塾を卒業した生徒さんから,合格の報告がありました。紺さん泣いてました(´;ω;`)
彼は,もじこ塾で本当に苦労して苦労して苦労した結果,「もう自分は文字はいい。読めない自分として生きていく」と決断を下し,そのような決断に合った高校を選びました。

彼を読めるようにしてあげられなかったことを,心から申し訳なく思います。。
一方,15歳男子が自分にとっての優先順位をきちんと見定めていること,見栄とか「つぶしがきく」とはまったく無縁なところで決断を下したことは,ほんとうに立派で、尊敬に値します。
卒業の時のあいさつやこうして報告してくれる様子からも,社会人としては全く問題なくやっていくだろうと想像されます。
大人になってペーパーテストで選別されなくなったら,水を得た魚のように活躍することでしょう。
彼が高校でも明るく自分らしく頑張ることを,願ってやみません。


2019年1月15日火曜日

190111 新宿金曜中3クラス


こんにちは、ピノコです。
今回は、中3クラスの授業の様子をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合い下さい!

授業内容:
1)筆記体
2)フォニックスビンゴ(テーマ:ai/ay/long a)
3)AGO
 QA100の質問に1文で答える。より多く答えることのできた人から、強い手札でAGOができる
4)自由英作文(テーマ:おもてなしを体験できる所を教えて下さい)
5)英文音読
 ①1人1文音読
 ②もう1度、1人1文音読
 ③速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
6)ハリボーチャレンジ
 動物のフィギュアを音節の多い順に並べる

これは先週の写真


授業風景:
QA100や自由英作文、英文音読とこなしていく生徒さん達ですが、以前より多くそして速く読んだり書いたりしている印象があります。特に今回の英文音読では、先生も『すごい、読めるようになったね〜』と言っていましたが、私自身も毎回生徒さんたちがどこまで読んだか記録をつけているので、本当に読めるようになったな〜と思っています。


国語の授業報告:
1/6
今回も、音読とプリントを行いました。前回の反省もふまえて、今回は『吾輩は猫である』より幾分よみやすい小説ということでO・ヘンリー著『賢者の贈り物』を読んでみました。今まで読んでいたコラムや記事には写真やイラストが多く書いてあるものが多かったので、今読んでいる小説は文字ばかりだという印象を持っているようです。ですが、読んでいる文字数はほぼ変わりません。生徒さんたちは『長い』と不平を言う割には用意した文章は読み切りますし、しかも最初の頃よりも文章をより長く、より速く読んでいます。ここ最近では、私が想定していた時間よりも5〜10分程度早く読了します。
次回は、生徒さんたちが楽しく読めるような文章で内容理解に重点を置いて読みたいなと思っています。

1/11
今回の音読とプリントは、音読用文章の最後に簡単な読解問題をつけてみました。また、読解問題の最後は作文がなかなか書けないと生徒さんが言っていたので『あなたの5年後の人生設計はどうなっているか、30字程度で教えて下さい』という問題をつけてみました。読解問題で意外と難しいことは、聞かれていることに答えることです。また、問題文は1文・2文と短い文章ですが、その割に読むと疲れます。短い文であるが故に、読み間違いや勘違いが修正されることがないので、私個人としては、世の中で最も読みづらい文だと思っています。問題の解答を書いたらもう1度問題文を読んでみるとキチンとQ&Aができているか確認ができ、間違いも減ると思います。最初は手間ですが、1つずつやっていきましょう。


ピノコ報告ありがとう~
今週はいろんな事情から,ほぼすべての助手業務がお休みです。
助手の重要性を痛感する一週間になりそうです・・・・・・・・

2019年1月12日土曜日

190110 新宿水曜②クラス


明けましておめでとうございます、ピノコです。
今年もよろしくお願いします!
今日は、新宿水曜②クラスの授業の様子をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合いください!!

授業内容:
1)筆記体


2)フォニックスビンゴ(テーマ:st など)

3)AGO



 QA100の質問に2文で答え、より多くの質問に答えることのできた人から強い手札でAGOができる

4)文法問題:時の表現


5)英文音読
 ①前の人が読んだ英文を次の人が和訳
 ②最後の1文をオチを踏まえて和訳
 ③1人1文音読
 ④ノーミスチャレンジ
 ⑤速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ

6)英語で数を数えましょう!
 1からカウントアップしていき、5分間でいけるところまで英語で数を数える。素数の時には手を叩く

7)ディクテーション:英文音読で使った英文より


8)ハリボーチャレンジ(テーマ:音節)




授業風景:
この授業が水曜日の初回でした。今回のハリボーチャレンジは音節について扱いました。今までは音韻に分ける作業が主なものだったハリボーチャレンジですが、音節ではもう少し大きい単位の音に意識を向けます。音韻が苦手でも音節が得意な生徒さんもいれば、音韻は得意でも音節は不得意な生徒さんもいるといった感じです。生徒さんの隣に座って音節の数が同じもの同士のグループを作る作業を見ていましたが、生徒さんの中には音韻に分解して母音の数だけ指折り数えている人も!
ハリボーチャレンジに対して抱える困難が違えば、向き合い方も違うのかもしれませんね。


これを書いている日(1/12)、保護者向け勉強会を行い、ハリボーチャレンジを紹介しました。いやはや、親御さんも混乱の嵐。生徒のほうができます。それで、ハリボーチャレンジも訓練によってうまくなることが分かりました。

2019年1月7日月曜日

190105/06 冬期講習

冬期講習にお越し下さった方、ありがとうございました。
今回はフォニックスに加えて、ハリボーチャレンジ(音韻認識強化の練習)も行いました。
ピノコと紺さんに感想を書いてもらいました。

明けましておめでとうございます、ピノコです
今年もよろしくお願いします!
今回は冬期講習の様子をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合い下さい

◆1/4(1日目)
1, 10分間筆記体
2, フォニックス [ s 〜 x / long  a,e,i,o.u  ]
3, フォニックスビンゴ
4, AGO (※休憩を兼ねて)
5, フォニックス  「 magic e 」の説明。
6, フォニックスビンゴ
7, BBカードでかるた (※休憩を兼ねて)
8, BBカードで神経衰弱 (※休憩を兼ねて)
9, ハリボーチャレンジ

◆1/5(2日目)
1)筆記体
2)フォニックスの音の確認(1日目の復習)
3)フォニックスビンゴ(テーマ:Let's read by phonics)
4)AGO(※休憩を兼ねて)
 QA100(Are you ken?などのたくさんの質問文が書いてある本)の質問に答える。答えることのできた質問の多い人からAGO(英語版ウノ)の手札の枚数が選べる(※休憩を兼ねて)
5)音の確認・発音方法の確認(フォニックス表の最後2段)
6)フォニックスビンゴ(テーマ:me/ne)
7)英語で数を数えましょう!(7の倍数で手を叩く/70までカウントアップ)(※休憩を兼ねて)
8)ハリボーチャレンジ
 part1:1日目の復習も兼ねて、最後の音が同じフィギュアの音をハリボーで表現し、並べることができたら、音に対応したアルファベットを並べたハリボーの下に書き込む
 part2:先生が言った単語をハリボーで作る(フュギュアがないもの、Saturdayなど)

※上では太字がメインイベント、細字が休憩目的のアクティビティです

~~
もじこより:
上の講習のメインイベントは、以下の3段階からなります:

(1) フォニックス
(一つひとつの文字を何と読むか。英語の文字→音の回路を意識的に作る段階)、
(2) ハリボーチャレンジ
(英語の音韻を、可視化して理解する。ハリボーを使って音韻を表現する)
(3) 並べたハリボーの下に、字を書いてもらう
(これはIDAでは教わらなかった、もじこ塾オリジナルの段階。音→文字の回路を意識的に作る。表音文字のなんたるかが立ち表れる瞬間)

~~

紺さんより:
フォニックスの定着には個人差があります。
(当人のモチベーションが大きく影響する気もするけど…)…(1)

フォニックスの感覚は、ハリボーチャレンジにも使える感覚で、
ハリボーの一粒一粒に苦労する生徒さんは、フォニックスに苦労する層と重なって見えます。
知識としての子音と母音の区別が曖昧だと、グミを使い分ける意図に「??」となるし、
音としての区別が曖昧だと、音の分解があと一歩足りない様子になったりします。…(2)

フォニックスが定着してても、音を弁別できるかどうか、
聞き取った音を覚えていられるかなど、各々の苦労の一端が垣間見えます。…(2)

同じ音は色を揃えるので、音の様子が目でわかり
ハリボーの下にスペルしてみると、字と音は一致しないことも体感します。
( c/k のように音韻レベルでも同音異字が起きている事象も見える)…(3)

ハリボーに、さほど苦労しない生徒さんもいます。
当人の中では音韻苦労が少ないのかもしれません(スペルでは苦労しています)。


ピノコより:
今回のハリボーチャレンジで作った単語の中にはkingがありました。日本語ではこれを『キング』と発音しますし、実際綴りにもgが入っています。しかし、フォニックス的にはngで1音『ン』と発音するのでむしろ音的には日本語でキンと言った音の方が近いそうです。こういう単語は字にも音にも引っ張られるので一苦労です。…(1)(2)

ですが、フォニックスの練習時に使った下敷きとにらめっこしながら並べたハリボーの下にアルファベットを書き込み、すると不完全な場合もあるものの単語の骨格が出来上がる様は、腑に落ちる所も多かったのではないでしょうか?…(3)

最後になりますが、私は素人なので確かなことも偉そうなことも言えません。ですが、今回のフォニックスやハリボーチャレンジが皆さんのこれからも続くであろう英語の道を少しでも照らしてくれることを心から願っています。



2019年1月6日日曜日

181224 国立中3/中1クラス

国立クラスは,1/7(月)から中3,中1とも授業を再開します。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!

12/24  中3クラス

紺さんより:

1, 10分間筆記体
2, 不規則動詞ビンゴ(他の活用形も全て言う)
3, QA-100(2文返答)
4, AGO

5, 英作文


※I am going to ...の文を書いてもらいました。


6, 音読
※久しぶりに,入試問題でない文を読みました。入試問題は「いかに少なく読むか」の勝負になりますが,普通の文はがっつり最初から最後まで読むことになります。



7, BBカードで神経衰弱

8, 受験対策プリント
※いかに読む量を減らして解くかの練習。

9, ハリボーチャレンジ





音韻困難が強いディスレクシアにとってはハリボーチャレンジの負荷が強いので、近頃はその日の締めに行なっています。

紺は音韻認識も下手ですが、それ以上に「字⇄音」の行き来がめちゃくちゃ下手かもという気づきを得てます。「音だけ」「字だけ」なら、むしろあんまり困らないというか…。
今、私がハリボーを行うときは音だけで考えて解いてます。(字が邪魔に感じたため)
字と音の行き来が下手というのは、例えば音で聞くと「調布と府中」「千駄ヶ谷と世田谷」は自分的に混乱激しい要注意ワードです。
耳で聞いてから判別できるまで長い時間を要します。字面を思い出すため無言になっていたり…。
日本の固有名詞(漢字がらみ)は音似てる分、目から入れば困らないことも多いです。
数字や数値の出る会話も同じで、耳で聞いたものを数字という字に置き換えることがとても遅いです。

ハリボーはいろんな気づきを教えてくれます。私の話ばかりですみませんが、
生徒さんたちもぜひ、自分の感覚を言葉にできる範囲でいいので表現してみてください。
自分の感覚に気づく習慣は、将来に活きますよ。(′v`)
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「音だけ」「字だけ」は困らないけど,「字⇄音」の行き来が大変・・・!なんと鋭いディスレクシア感覚なのでしょう。
特に「字だけはむしろあんまり困らない」は鋭すぎる・・・ここだけ見たら表面的にはディスレクシアの定義を外れてると思うんですが,これが「視読」ってことですよね。文字から意味に直接行き,音にはしないという境地のことです。

自分の感覚を言語化することは大事ですね。私も,ディスレクシア的成長にとって,言葉にして振り返ることは非常に大事だと思ってます。



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すばる君より,前回の授業報告(数学)
今回も一人が関数のテストに合格しました。次々に合格してくれて本当にうれしいです。今回の授業内容としては、円に内接する四角形と接弦定理を扱いました。特に接弦定理の方が正しい位置関係を見抜くことできず苦戦していたようです。これで本年の授業は終わりとなります。来年はいろいろな分野の問題を混ぜた演習をやろうと思っています。
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数学の授業もあと少しですね。みなさん頑張って。
12/24という日なのに,みんな授業に来てほんとに偉いです。

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12/24    中1クラス

1, 10分間筆記体

2, フォニックスビンゴ  [ i / ie / igh / y ]

3, QA-100(2文返答)

4, AGO

5, 不規則動詞活用
   ・活用単語カード並べ(七並べ風のゲーム)
   ・かるた形式


6, 文法カードとサイコロと使った文章言い換えるゲーム

7, BBカードで神経衰弱

8, プリントの穴埋め問題

9, ハリボーチャレンジ




不規則動詞活用のカードを使ったゲームは盛り上がり、
できなかった単語は悔しさで次は取るぞ(覚えよう)ってなるようです。
口で確実に言えるようにしてから、文字を書くことに結びつければ
スペルに表現する際の混乱…たとえば音の順序で迷う…などが減らせそう。
フォニックスビンゴやハリボー中も
字にない音を入れて読んだり、あるはずの音が抜けた状態で読んだりしますが
みんながそういう生徒の空間だし、安心して転べるみたいです。
QA-100の回答数がみんな伸びています。横で見てても生徒さんたちの成長がすごいです。
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中1クラスは新しい生徒さんが入塾しましたので,残席はあと2つとなります。

2019年1月5日土曜日

181221 新宿金曜中3クラス

通常クラスは1/6(日)より順次,3学期の授業を始めます。
再び,教室でお会いできるのを楽しみにしています!
以下は,12月最終週分の授業報告です。


こんにちは、ピノコです
今日は、中3クラスの様子をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合い下さい!

授業内容:
1)筆記体

2)ビンゴ(テーマ:不規則動詞活用を言いましょう!)

3)AGO
 QA100の質問に1文で答え、より多くの質問に答えられた人から強い手札でAGOができる


4)自由英作文(テーマ:クリスマスには何をしますか?/3文で)


5)英文音読
 ①前の人が読んだ英文を次の人が和訳
 ②オチをふまえて最後の文を和訳
 ③1人1文音読
 ④この英文についての質問に答える


6)文法問題(テーマ:時の表現)

7)ハリボーチャレンジ
 part1:ハリボーを使って単語の音を表現する
 part2:ハリボーを手掛かりにしながら、音を操作する


k/a/n/g/a/r/oo と sh/ar/k 
特にsharkは字に引きずられてまちがっているようです

授業風景:
QA100では、以前よりも質問の内容が難しくなっています。今までは、質問される内容はyes/noで答えられるものや、1人称で答えるものがほとんどでした。しかし、最近は『あなたの趣味は?』や『あなたの妹は、フランス語話せる?』など、少し考える問題が多いです。特に、あなたの妹は?で聞かれている問題はCanで聞かれたかDoesで聞かれているか、だけでなくyour sisterがsheになること、またnotをつけるかどうかの判断を咄嗟にせねばならず、見ている以上に大変な課題です。
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QA100は,フィクション設定を許可しています。事実ではなくても,とにかく会話のキャッチボールを続けるためには方便も必要・・・という考え方です。
なぜか,きょうだいの質問になると,急にしどろもどろになり,正しく返せないピノコ。本当の事を語ろうとすればするほど動揺するというのは,真理を突いています(笑)

国語の授業内容
(12/21)
今回もいつも通り、プリントと音読、最後に漢字の書き取りを行いました。私個人としては接続語をあまり意識せず使っていましたが、日常生活において相手との意思疎通をはかる為にはとても重要なものなのだと痛感しました。他人の気持ちを慮る時に、接続語の寄与する部分は大きいのだと思います。2人で買い物に行って『お刺身も安いけど、お寿司も安いよ』と言われたら、相手はお寿司が食べたいんだなと理解する方が多いと思いますが、この発言がそういう印象を与えるのは『けど』の2音が入っているからだと思います。『てにをは』や接続語、指示語といったディテールが文章や会話の印象を決めるのだなと私自身も勉強になりました。なかなか、理論的に説明することは難しいですが生徒さんたちが納得する形で説明していきたいと思います。

(12/28)
今回の国語では、吾輩は猫であるの音読と指示語のプリントを行いました。『吾輩は猫である』は現在の仮名遣いと異なるところも多く、ある意味読みづらいと言えば読みづらい作品だと思います。
そういった小説なので、ある程度流して?こだわらずに?読み進める必要があると思っています。音読で間違えずに読む事を推奨しておいて言える事ではないのですが、一字一句にこだわって読むと疲れますし、読み間違えてはいけないところで読み間違えたりと、とんでもないミスをする事もあります。ある程度さらっと読んで内容を把握する読み方の方が疲れも少なく良いのではないかと私個人としては思っています。(長い文章をさらっと読んだ方が、読み間違いが修正される機会が多いので、内容を誤解する事も少ない気がします)
文章に趣味の範囲で親しむ際、調べもの等々でそこそこの量の資料を読まねばならない時などにも、役立つと思います。と長々と言い訳をしてみましたが、音読向きの文章ではなかったですね。反省中です。