2020年5月31日日曜日

200528 ナツさん





こんにちは、ナツです。
緊急事態宣言解除されましたね( ̄▽ ̄)ということは、学校が始まる…_:(´ཀ`」 ∠):
嬉しい人っているんかな?(私はイヤだ)
→正直でよろしい(笑)

今回は、臨時休校中の課題ですね。
テスト問題と進路で使う自己PRを手伝って頂きました!ちなみに、成績に関わるものではないので大丈夫です。提出点だけ入る感じのです。マークシートのタイプで選択式だったのですが、そもそも英単語の意味のほとんどが分かっていないので、問題の意味が分かるはずがない(๑╹ω╹๑ )

→前回も書きましたが、都立高校は今回の休校期間中、莫大な量のプリント課題が出るケースが多かったです。
そのプリントはたいてい、授業で使うためのものなので、自力でできるものではありません。というか、自力でできたら授業に意味がないことが明らかで…
でも、そうするしかなかった先生方の激務ぶりも透けて見えます。

自己PRは自分のことがあまり好きではないので、いい感じに書こうと思っても書けなくて困りました。なので、先生に書き方を教えてもらいながらいい感じの文を考えてもらいました。(自分でも考えたんですけど、なかなか良い文が思いつかなかなくて)

もじこ塾では、推薦入試のお手伝いも行っています。もじこはかなり聞き上手らしいです(よく言われます)。生徒から話を引き出して、志望理由をまとめていきます。

そういえば、夏休みが1ヶ月なくなりましたね〜。最悪だ(´・ω・)
友達に会えるから、学校行きたいって人はいますが、なぜ行きたいのかあまり分からないのは私だけですかね?行きたくないけど、行かなくてはいけない現実が辛い( ˘ ω ˘ )

まぁ色々言っていますがちゃんと皆さんも学校行きましょうね。課題も終わらせて(´∀`)私もなんとか足を引きずる感じで学校に行きますからww

今年の受験生は、例年以上に大変だと思います。
そもそもこの学年は新テスト元年にあたり、先が見えなかったのですが、コロナで先の予定がまったく立たなくなり、しかも夏休みが2週間になるとか。
推薦入試組は夏休み中に志望理由書を書くなどの準備があるので、学校の授業が続くとしたらかなり苦しいです。

とはいえ、生徒に日々接していると、大人よりも生徒のほうが、はるかに明るくてたくましいです。ナツさんもその一人。
明日から東京では学校が再開し、コロナ危機も新しい段階に入ります。
頑張りましょう!

2020年5月13日水曜日

中1クラス教材(①~⑨)

末尾に、ビンゴの使い方を追加しました[20/05/17]

もしコロナの影響がなければ,2020年度の学校関連の最大の課題は、小学校英語必修化のはずでした。

今後,学校の授業がどのような形で展開されるかわかりませんが,ディスレクシアの生徒たちが英語が読めずに苦しむことは変わりません。
そのような生徒たちに微力ながらお役に立てるよう,もじこ塾の新中1クラスの教材(の一部)を公開していきます。

英語が読めずに困っている生徒と,そんな生徒を抱えた指導者,さらには保護者の,お役に立てると幸いです。

中1クラスで使用した教材のPDFデータへのリンク→
(上のフォームに入力後「送信」をクリックすると、Google Driveへのリンクが開きます)





教室では、ビンゴで遊んでいますが、
ご家庭の場合はすごろくのように使うことをおすすめします。

ビンゴの単語を言い、音の数だけグミを置く練習をします。
正しく置けたら、グミ1個に対し、文字を1つ書きます

追記[20/05/17]
★ビンゴの遊び方

※生徒が1~2人の場合
・1枚プリントアウトして,すごろくのようにして遊ぶと良いと思います。
・または、1人1枚配り、以下に書く「つぶし合い」をしてもいいかもしれません。
・1分間チャレンジ(1分間でいくつ単語を読めるか)も楽しいです。
・教師も生徒役になってください。

----------------------------------------------------------------
※生徒が3人以上の場合
 ビンゴの用紙を、1人1枚渡します。全員が異なる配列の用紙を持ちます。

1) 確認:ビンゴのテーマを確認します。
 それから、真ん中と四隅の単語の読みを,確認します。
 教師は、単語の意味をさりげなく言って下さい(でも、覚えさせる必要はありません)
 生徒が単語を読めないときは、教える側が1文字ずつ言ってあげて、つなげて言ってもらいます(=ブレンディング)

2) 1回戦(3~4分)
生徒が順に単語を読んで,ビンゴをします。
制限時間終了時に,最も多くの列をそろえた人の勝ち。

3) 2回戦
もじこ塾では「つぶし合い」と呼んでいます。
一回戦以上にゲーム性が強い方法。他のプレーヤーを陥れるために,初見の単語を積極的に読もうとするので,非常に盛り上がります。

【ルール】
1回戦終了後,同じ紙をそのまま使い,色を変えてビンゴを行います。

(1)
20秒与え、1回戦で読んでいない単語のうち、「これなんて読むの」と思うものがあれば、聞いてもらいます。このときは気前よく教えます。

(2)
・1回戦の勝者から順に、単語を読んでいきます。
・正しく読めたらその生徒だけがその単語を「消せる」(=自分のものにできる),
他の生徒は「封鎖」される(その単語は消せず、今後も言えない)
・1回戦で読んでいない単語を正しく読めたら,もう1つ単語を読める。
・1ターンで読める単語は最大2つ。
・間違えて読んでしまったら、全員でその単語を消します。
・1回戦で読まれた単語を読んだ場合,1ターンで読める単語は1つ。

・途中で「詰んだ(死んだ)」(もう自力では列を揃えられなくなる)場合は、"殺し屋"に転じ、他の人を"刺す"(詰ませる)ほうに回ります。

(3)
1列先取した人の勝ち。

※4人が適正人数。人数が少ないと簡単に上がれてしまうので,それを防ぐためには教師もプレーヤーになるとよい。
6人を超えたら、教師が「天の声」になるとよい(教師が言った単語は全員で消せる…これも、かなり盛り上がります)

4) 3回戦
下の枠を使います。単語を見て書く練習を兼ねています。

(1) ビンゴの25の単語のなかから9つを選び,下の枠に書きます。
(2) 1回戦のルールで,2列先取のビンゴを行います。


5) 番外:ハリボーチャレンジ
授業の最後に、ビンゴの単語でハリボーチャレンジを行います。
1人につきハリボー4つ、ポイフル1つを渡します。
ハリボーが子音、ポイフルが母音を表します。
教師がビンゴに登場した単語を言い、生徒にハリボーで音素を表現してもらいます。
正しく並べられたら、対応する文字を書いてもらいます。
waste

~~~

実際の授業(90分)では紙と鉛筆を使った授業の割合は、半分程度です(★)
常に「言える(聞き分けられる、知っている)」→「読める」→「書ける」の順に進めることを意識してください。

★1 筆記体(10分)
 2 フォニックス表の確認(s~l)
 ※ロングuまでリズム良く言えるようになったら、毎回の確認は卒業
★3 ビンゴ
 4 質問特集
 5 AGO(英語版のUNO)
 6 Let's Count
 ※バランスボールでキャッチボールする。投げる人が英語で数を言う。7の倍数のときは言わず、代わりに手をたたく。1から100まで。または100から1まで数える)

 7 文法(カードや道具を使って、まずは言えるように)
 8 BBカードで神経衰弱
★9 文法(プリント)
★10 ハリボー
 11 振り返り(感想を一言)

2020年5月7日木曜日

200507 ナツさん





こんにちは、ナツです。
お久しぶりですね〜。緊急事態宣言が出て早1ヶ月…長いですね( ̄∇ ̄)

授業の日以外は家で過ごしてるんですが、授業行くために外出たんですが本当に人が減りましたよね。買い物なんかも親に任せているので、久しぶりに外に出て少し驚きました。

今回は、自粛中に出た課題を先生と一緒にやったんですが数がエグい(・_・;

都立高なので私立みたいにオンライン授業がないのでその分数が多いんですよね〜。
リスニングのワークを今回やったんですが、普通に何言ってるかチンプンカンプンで所々聞き取れるところがあるんですが、聞き取った単語の意味が分からないので結局堂々周りなんですよね(ー ー;)だから、先生に訳してもらいながらなんとかわかる感じでした。ただ、以前に比べると聞き取れる単語が増えましたね(^-^)v

緊急事態宣言が延びましたが、家でなるべく大人しくしていようと思います。(主に寝たり昼寝したり、ご飯食べてまた寝たりww)寝ることは大事ですからね(*゚▽゚*)
皆さんも家で生活しましょうね〜!


~~
ほんとうに莫大な量の課題でした!緊急事態宣言が延長され、課題の量はさらに増えるそうです。
一方、楽しみにしていた実習や実技、ディズニーへの遠足、3年間の集大成になるはずだった文化祭がなくなりそうなことが、ナツさんには心残りのようです。

生徒の話を総合すると、
都立高は莫大な量の課題が送られてきているケースが多く、
私立高は4月は様子見、5月に入ってオンライン化に踏み切るケースが増えているようです。
ある生徒は、段ボールで課題が送られてきたと嘆いていました。どうやって提出するのでしょう…?

4月中に送られた課題は、昨年まで授業中に出していた課題を、ほぼそのまま転用したケースが多かったようです。
それがほいほいとできるなら、授業の意味は何だったのだということになるわけで・・・
先生方のご苦労がしのばれます。

ナツさんは今年、受験生。
大学のAO・推薦入試は「募集を遅らせる必要ある」と文部科学大臣が言っているそうで、→、今年の大学入試は本当にわからなくなってきました。
粛々と、いま出来ることをこなすのみです。

2020年4月11日土曜日

200331 ぱぱさん

もう一年、生徒をすることになった、ぱぱさんより:





皆さんお久しぶりです。ぱぱですw。ここ最近コロナウィルスが怖いところではありますが、僕個人としては、「今年は花粉症が抑え気味だなぁ」というのも注目しているところの一つでありましてw

何でこんなに間が空いたのかというと、一応受験生していましたー。いやぁ、時間が足りませんでしたねぇ。後2か月あれば変わってたかもですね(まぁ結果論なのでなんか言うのはみっともない気もしますが)けど同級生とかは同じ時間で某有名国立大学受かってたりするのですごいですよねw(すごい他人事)
というわけでもう一年修行を積んでくることにします!
せっかく受験はしてきたので、軽く教科ごとに振り返ろうかなと思って今パソコンの前に座ってます


~数学編~
数学に関しては他教科に目が行き過ぎて、完全に手が回らなかったですね
なんといっても基礎からガバガバだったのでもっとこっちに向けてできることがあったのかな。だが、数列お前は許せん(最後まで訳がわからなかったです)


~国語編~
現代文に関しては、正直言って何年分か解いたら昔の勘が戻ってきた(気がする)ので大丈夫だったのですが、古文漢文に関してはどうしても分かり合えなかったです、、、なんや?助詞助動詞って数が多すぎる、、、漢文に関しては時間を掛ければ和解の余地がありそうでした。

→ぱぱさんは助詞が苦手だそうです。「普段も無視している」と言っていました。

助詞を無視する傾向が強いのはディスレクア的だと感じます。
オトとして小さいからか、文字としても表意文字の漢字の影に隠れがちだからか・・・
助詞は単語同士の論理関係を決めるだけでなく、フォーマルさを決める点でも重要だと思うのですが。


~理科基礎編~
これに関しては演習量が足りなかったに尽きますね。流石にこれに関しては僕自身が舐めてたところがあります、、、知識に関しては普通にどうにかなっていたと思います


~日本史・地理編~
日本史には高校受験で培った圧倒的貯金があったので、もっと丁寧に磨けば割ともっと上のラインで戦えましたね。地理に関しては、、、正直好きな教科じゃないということもあり、あんまり丁寧にしなかったので、その分しっかり試験にボコボコにされてきました


~英語編~
最後に英語ですが、正直高校受験の時には、一番苦しめられた教科だったので、不安だったのですが、蓋を開けてみると一番得点ができた教科でした。やはり特性理解は重要なんだなぁとつくづく思いました!やっと身についてきた構文感覚とお得意のフィーリングがいい感じに合わさって「あれ?意外と読めるぞ!」って試験中になったのを覚えてます
単語に関してはもうちょっと語彙が欲しかったですね

構文感覚はだいぶ身についてきました。油断すると忘れるようですが、、、
でも基本的には、昔のように、単語をつなげて念力で読む(背景知識をもとに無理やり意味を推測する)ことはなくなりました。

一番個人的にびっくりしたのがリスニングでしたね
センターのリスニングはイヤホンで聞く方式で、それがよかったのか50点満点中48点(1問ミス)でした。やっぱり1つの音に集中できたのがよかったのかな(静かな時でも空気の音?みたいなのがあるの誰かわかる人いない、、、?)

多動の人で「静かすぎると逆に落ち着かない」と言う人がいますが、そのことですか?

ぱぱさんは、センタープレのリスニングでは20点とれず、数問で目がとろんとしてきて、続行不能という印象でした。
しかし、それはパソコンにCD-ROMを入れて流す方式で、イヤホンではありませんでした。
イヤホンにしたら一気に点数が上がったのはまったくの想定外でした。
空気をあまり通さない音のほうが、ぱぱさんの耳は聞こえやすいということでしょうか・・・

~~

センターでもう少し点をとれれば、展開が違っていたであろうぱぱさん。
時間ができたので、ぱぱさんとは四技能全部そろった授業を行い、音韻認識を鍛える予定です。


本当にざっくりでしたが今回の受験全体を振り返ってみました。
ではまた次の機会に!!

P.S.皆さん体調にはお気をつけください                ぱぱ

2020年4月6日月曜日

200326 フォニックス講座(byみかんさん)

フォニックス講座は、平日のみ行いました。
感染防止に最大限配慮しながら行っています。

みかんさんが、フォニックス講座の内容を、とてもわかりやすく報告してくれました:


こんにちは、助手のみかんです。今日は、新宿教室での春季講習の様子をご報告します。



私が助手として参加したのは、新中2〜新高1まで、幅広い学年の生徒さんが参加したフォニックスの講座でした。
本来であれば3日間開講されるはずだったこの講座ですが、コロナウイルスの影響により、2日間に短縮して実施しました。その講座の第1日目の様子をお伝えいたします。

フォニックス講座の教具たち

今回の講座の主な目的は「フォニックスを覚える」こと。
開始前にアルファベットの神経衰弱でアイスブレークし、それから自己紹介をしたところで、
まずは「読み」にも効果のある筆記体を書く練習をしました。
(↑ここ注目!筆記体が"書ける"ようになると、なぜか"読める"ようになるのです)

この日はまず、実際のアルファベットを書く前に、ひらがなを書く時にはない動きの練習をしました。
(フォニックス講座では、筆記体練習帳の前段階である「ブロック体練習帳」に取り組んでもらっています)

アルファベットを書く時に見られる
「スイングアップ」(wを書く時に見られる、一度上に上がってまた下がる動き)や
「スマイル」(aやdなどの書き終わりに見られる)、
「アーモンド」(aやdなどの輪の部分。数字の0のようにまっすぐ時計で言うと正午から始まるのではなく、2時の位置くらいから書き始める。平行四辺形のように書くのがポイント)、
「バウンド」(nやmを書く時に見られる、一度下がったらまた上がる動き)などの形を書いていきます。
一見単調で簡単そうに見えますが、実は結構難しいです。参加した生徒さんも、時々首をひねりながら書いていました。


スイングアップ


ブロック体を書く練習が終わったら、本題のフォニックスの学習に入ります。
まずは、フォニックス表に沿って、アルファベット1文字1文字と、それぞれの音の対応を学びます。



(受講者にはあらかじめ、この動画を見てもらっています。
それでもなお、直接来てもらって学ぶことは、ものすごくたくさんあります)

発音をする前に、まず先生の発音を聞き、生徒さんに真似をしてもらいます。その後、どのようにその音を出すのか、歯科模型とフエルトで作った舌を使って先生が説明します。

生徒さんはすでに先生が音の出し方を説明する前から、ほとんどの音を発音することができていましたが、特に”ask”のa(口角を上げて発音するa)は、発音が難しそうでした。
口角が上がったキャラクターの口元も参考にしつつ、他のoやuの発音と何が違うか、明示的に学びます。

aは口角を上げて!


また有声音と無声音の兄弟(例えばsとz、fとp)についても学びました。
個人的に、発音について面白いと感じるのは、日本語と英語での、口の筋力の使い方の違いです。
今回の講座でも、pの発音が、日本語で「パパ」というときの「パ」と、英語のp(というか、どのくらい筋力を使うか?)がどのくらい違うのか、顔の前にティッシュを持っていって、それぞれ発音して違いを確かめました。
こうすると違いは歴然で、(英語と比較すると)いかに日本語が筋力を使わないで話すことができる言語なのかよくわかります。

ひととおりフォニックス表の発音を学んだら、フォニックスビンゴと、フォニックス版UNOをしました。
ここからはアルファベット1文字ではなく、単語としての読み方を学びます。
例えば”net”という単語は、n-e-tと1文字1文字まずフォニックスを読んでから、つなげて読みます。(これが「ブレンディング」と呼ばれるものです)
子音のみの音を、ローマ字のように母音をつけて読まないように注意しながら発音します。
フォニックスビンゴ。
(フォニックス講座のものではなく、もう少し後の段階のものですが)
字の形が似ているアルファベットの読みに苦戦している様子も何度か見受けられました(例えばpをdの音で読むなど)が、
ビンゴというゲームに乗せて無理なくフォニックスを学ぶことができます。
初めて同士で生徒さんもとても緊張したと思いますが、フォニックスビンゴもUNOも、普段の授業では、慣れてくると徐々に戦略を編み出したり、いかに生き残るか、あるいはゲームで1番になるかでとても盛り上がります。
(ゲームは、単に遊んでいるわけではなく、特定の活動を仕向けるようなルールを設定するのがポイントだと思います。
たとえば、UNOではToday's Specialというカードを入れています。これを出した生徒は、10秒間でフォニックス表を順に読み、読めた文字の数だけカードを引けて、それを他のプレーヤーに押しつけることができます。生徒はできるだけ多くのカードを引きたいので、必死になってフォニックス表を読み進めようとします)

この日は「フォニックス」とは何か?という話に始まり、それぞれの音をつなげて単語を「読む」段階まで行きました。
2時間の講座でしたが、似ている音との違いを区別したり、自分で発音する練習を何度もしたので、とても疲れたと思います。
(はい、フォニックスはとても疲れます。音素に注目するのはとても耳が疲れるようです)


今回講座に参加した生徒さんは、新中2〜新高1まで幅広くいましたが、フォニックスはこれまで学校の英語の授業では扱われてこなかったため、少なくとも1年間、また長い人は3年の間、中学1年生の頃からずっと英語を読むことに苦労してきたのではないかと思います。
そのような状況で英語の授業を聞くことはひたすら苦行か、あるいは聞いても右から左へ…となっていたかもしれません。
講座で学んだことを何度も思い出して、今後の英語学習が少しでも本人にとって楽しめるものになることを願います。

2020年4月5日日曜日

200327 金曜中3クラス(最終回)

2年間続いたこのクラス。本日でいったん卒業となりました。




紺さんより:
金曜中3クラスは、今回で終了。
みんな一貫校で高校受験もなく、大きな区切りの時期という印象なのかな?

もじこ先生から

・クラスのみんなに一言
・高校生活を迎えるにあたっての抱負

とお題を出され、助手も含め、ひとりずつコメントしましたね。
みんなそれぞれの言葉が、それぞれの口から出ていることが、頼もしかったです。

目標や自分の納得感が大事ですよ。
漠然と座学を頑張ることは、とても難しいですからね。
(非ディスレクシアはそれができる)

私からは
「(普通の勉強にも脳を酷使する)ディスレクシアは学生のころから燃え尽き症候群と隣り合わせ。
 私(紺)は高校生活の勉強に必死でしがみついて結果、心身壊して高校中退しているので…。
 だから本当、健康には気をつけてね。」

と伝えました。

みんなとは、世代のだいぶ違う頃の、いち当事者の話ですけども。

二次障害は何としても回避してほしいです。

遊びではしっかり遊んで発散して、栄養も睡眠もしっかりとるんだよ〜。

生徒さんたちが、みんなでまとまって教室を出て帰っていく姿を見送りながら
胸がいっぱいになりました。

~~~

ピノコより:
最後の授業では、生徒さんたちが一人一人これからのことと他のクラスメイトに対して一言ずつスピーチをしました。

生徒さん達の将来への想いを聞いていると、過去を懐かしむことはできても、もう戻ることはできないのだなと感じました。
ですが、それは戻れないことを惜しむ気持ちではなく、これから発展していくことへの期待からの感想です。
上から目線な言い方になってしまいますが、生徒さん達のこれからの成長を本当に楽しみにしています。
そして、クラス自体は無くなってしまいますが、向いてる方向が違っても自分と同じ様に頑張ってる人がいることを知っていることは、きっとこれから生徒さん達の財産になるのではないかと思います。


…というようなことを私のスピーチの時に言えればよかった訳ですが、なにぶん極度の恥ずかしがり屋でスピーチとなると途端に元気をなくして、もにょってしまうのでこの場合をお借りして挨拶とさせて下さい。



~~

厳戒態勢のなか、持ち寄りパーティーを開いて、最終回となりました。

この続きは、今の時点では、
もじこ塾が「純粋ディスレクシア」と定義する人達のうち、一般受験を希望する人が一定数以上集まれば、大学受験を見据えた集団指導講座を開設し、
推薦入試を目指すのであれば、小論文(日本語)を勉強すべきで、
推薦入試の小論文を希望する人も、似た志向やレベルの人が一定数に達したら、集団講座を開設することも考える・・・という方針になりつつあります。

高校入学を目前に控えた生徒に「高校卒業後の進路を決めなさい、今すぐが望ましいけど、無理なら高1の冬くらいまでには」と言うのはなかなか酷なことですが、紙の上での戦いが圧倒的に不利なディスレクシアにとっては、そのくらい早く進路を決めるのは大切です。

引き続きもじこ塾に来る生徒は、一緒に頑張りましょう。
いったん離れる生徒さんのことも、高校卒業後の次のステップまでは、ずっと気にかけてまいります。



2020年3月31日火曜日

200327 フォニックス講座(by伏見さん)

もじこ塾は向かいにもう一つ、教室を作りました!
これが集団指導しやすいことこの上なく…今後、集団クラスはすべてこちらで行う予定です。




新中1のフォニックス講座は、3日間のうち土日は中止し、平日の1日のみ行いました。
こういう事態のせいか、いつも以上にひたむきな空気が流れ、「こういうふうにすれば読めるんですね?」「そうだよ、正しい方法で反復すれば、たぶんきっと読めるようになるよ」というテレパシー(?!)で交信するひとときになりました。

伏見さんが助手に入り、生徒にとても寄り添った言葉がけを行ってくれました。そのご報告です:


皆さんこんにちは。伏見です。
本日は今年から中1になる子達のフォニックス講座を担当しました。

新中1さん達、既に英語の勉強には手を付けているそうなのですが、やはりスペルに困難を感じているそうです。

今回は先に少しだけ時間をいただいて、「英語の難しい所は”文字と音の不一致“であり、更に学習するにあたってその注告も説明もないことである」といった主旨の説明をさせてもらいました。

そして「この不一致をある程度パターン化して一致させてくれる法則が”フォニックス“だよ頑張ってね」という感じで授業を始めました。
(伏見さんの当事者感覚に基づく前置きはすばらしかったです。いただきます)

 始めは筆記体を書いてもらいました。慣れないようでしたが、文房具を鉛筆にして姿勢を斜めにすると比較的、スイスイと書いていました。

 そして初めてのフォニックスですが、これがまた大変優秀でした。
ほとんど大きく間違えることもなかったです。
その次のフォニックスビンゴも、ゆっくりではあるものの、かなり的確に答えていました。

ハリボーチャレンジについては、音素構成の区切り・子音と母音の区別が少し難しそうでした。しかし始終わからないということもなく、根本の理屈は理解できているようで、少し教えるとすぐにモノにしていました。
(単語を聞いて、いくつのオト(音素)からできているか、分解することですね。まさに、ここが難関です。

こんな優秀な子達が、もしもフォニックスを知らずに英語の授業を受けて先生から”出来ない子“のレッテルを貼られていたら、と思うと恐ろしくて仕方ありません。

 最後に、英語学習は全部やろうとしないで読めるものから覚えていこうね、と先生がお話しして授業を終わりました。
(「フォニックスで読める単語から覚えましょう」ということです)
皆さんフォニックスに有用性を感じて楽しく授業を受けられたそうです。
 この先も険しいでしょうが、頑張ってほしいと思います。

2020年3月21日土曜日

200217 国立クラス byみかんさん

さまざまな特性をもつ生徒に適した英語教授法を研究している「みかん」さんによる,中2クラスと中1クラスの日誌です:


こんにちは、助手で大学院生のみかんです。
今日は、とある月曜日の中2・中1クラスの様子をお届けします。


とある日の中1クラスでは、不規則動詞を覚えたり、whoseの疑問文の語順を学んだりしました。








不規則動詞の活用を覚えるゲームでは、もじこ先生が言った動詞(不規則に活用するもの)の発音を聞いて、その動詞の原形と過去形、過去分詞形のカードをカルタのようにとっていきます。

まずは、紙に動詞の原形、過去形、過去分詞形をみんなで書きます。







一度回収し、カルタのように机に並べ、もじこ先生が言った単語の音をもとに、その動詞(原形)と、過去形、過去分詞形のカードのうち、どれかを取れたら得点。
ものすごく盛り上がります!


最初の音(なのか文字なのか…?)が同じ単語を「これ合ってる?」と不安げになりながら取る場面も見られました。
※単語の中間までしっかりデコーディングすることをさぼると,drink- drank-drunkをdだけを手がかりに探したりします。それでbringを間違って取ったりします…


ゲームとして全力で楽しみながらも、ゲーム終了後に残ったカードを、どのようにみんなに分配すれば全員が公平に学びの機会を得られるか考えて一緒に学びの時間を作っていく様子が印象的でした。

~~

また別の日は、whoseの疑問文を色付きのカードを使って学びました。




考えたことがなかったけれど、実はwhoseの疑問文は、語順が難しいです
(きっと丸暗記でなんとかなっていたのでしょう。これまでのwhatの疑問文等とは語順が違う!全く目を向けたことがありませんでした)。

whose ~ is this? という文章を、それぞれ単語ごとに違う色のカードを使うことで、語順を視覚的に学んでいきます。

whoseの疑問文の語順は、what~?等の語順とは違うという難しさがあります。
What is this? ()これは何?のときは、whatという疑問詞の次にすぐis(動詞)がきます。
When is your birthday? (誕生日はいつ?)と聞きたいときも、疑問詞whenのあとにすぐに動詞isが来ます。
しかし、whose bag is this? は、whoseのあとに物を表す名詞を挟んでisがきます。
「誰のもの?」と聞くためには、そこに物がなければ聞くことができないため、whoseのあとにbagなど、物が来ます。

この語順の違いを今まで考えたことがありませんでしたが、色つきのカードを使うことで、ただ文字をノートに書くよりも語順をさらに意識できる気がします。

Whose book is this?
This is my book.
Whoseとmyのカードの色をそろえることで,
Whoseにあたる部分が平叙文になるとmyになることを教えようという趣旨です。


~~

中2クラスでは「読まないghや読まないk、読まないwのついた単語」のビンゴをやりまし
た。
私は「読まない文字は(斜線等を引いて)消してしまう」ことをもじこ塾に来てから初めて聞いたのですが(どうやって今まで英語を学んできたのか、過去の自分に聞きたくなります)、
「読まないものは消しちゃっていいよ!」というもじこ先生の言葉を聞いて、自分で読まないghや読まないkを探して消すという動作をすることで
「これは読まないghだ」とか「これは読まないkか?」など、自分のなかでも「読まない」というルールを覚えやすくなるのではないかと感じました。
と思っているのもつかの間、みんなリズムよく斜線を引いて読まないghやk、wを消していきます。


このビンゴをすると、どの単語がどのように読まれているか(読まれがちか)がわかります。

例えば読まないghシリーズの単語のうち、
taught (teachの過去形・過去分詞形)は、”gh”は読んでいませんが、最初のtauの部分をsoughtの”sou”やthoughtの”thou”と発音したり、fightも”gh”は読まないけれどfitという発音になる場面が見られました。

taughtとthoughtは外見がとても似ているし、もはや発音の違いが、最初のが”t”か”th”の
音かで区別するしかないので、自分が発音する場面だけではなく、聞き取りの場面でも難しい単語だと気づかされました。

またthoughとthroughも発音の区別が難しそうでした。外見が似過ぎている単語ランキング堂々の一位のやつですね。

そもそも同じ”th”と書いてなぜ発音が異なるのか…なにかルールがあるかも?と思いましたが、少し考えて文頭のthの後に母音がくるとthは有声音になり(though、they、their、there、thusなど)、文頭のthの後に子音がくる場合は無声音になる可能性が高いのではないか、という結論に一旦落ち着きました(through、threadなど)。

が、早速例外を見つけてしまいました…(theme, thirstyなど)。英語って本当に発音とスペルが不規則で難しいです。

他にも、oughtの”ou”の発音が、soundやroundの”ou”の音になっている場面もありました。
でもこれって、ouを以前学んだ時にsoundやroundの”ou”の音がしっかり入っているからこその間違え方だよなと思いました。今回のoughtの”ou”は二重母音のため”o”を長母音にして読みますが、soundやroundの”o”は長母音にはならないので、例外的な単語と言うことができると思います。
※そうなんですよね。。フォニックスを徹底すると「良い間違い」(フォニックス通りに呼んでしまったことによる間違い)というのが必ず出てきます。これらは1つ1つ,「これは例外なんだよ」と伝えてつぶすしかないようです。

コロナウイルスで学校が休校になったり卒業式が中止になるなど影響が出ていますが、みなさまお身体にはくれぐれもお気をつけください。みかんでした。

2020年3月17日火曜日

ハリボーチャレンジ(2)(音素を操作する練習)by伏見さん

ハリボーを使った演習には、ある単語を言い、それに含まれる音素を1つずつ変えることで別の単語にしていくというものがあります。
たとえば

snack→sank→sand→sound→south→mouth→math→match→mad→dam→dime





・・・と変えていきます。

このとき、生徒はハリボーを並べて記憶の助けにすることはできますが、文字を使うことは禁止です。


この演習では、音素を操作する力(音素を頭のなかにとどめ、削除したり、追加したり、入れ替えたりする力)が要求されます。
これが苦手な生徒は、英語だけに極端にディスレクシアが出る傾向があります。

この演習では、字を書くのがキライなはずのもじこ塾の生徒が「字がほしい~!字を書かせてくれ~!」と叫びます。そこを制止して「オトで考えるんだよ!」と命じます。
文字の存在意義が腑に落ちる演習かもしれません。

これについても、伏見さんが書いてくれました。前回の続きです:

☆  ☆  ☆


・・・しかしながら1番難しいのが、二つ目です。
この学習もハリボーとポイフルを使って発音を並べるものですが、こちらは格段に頭が疲れます。

まずハリボーとポイフルを言われた単語の通りに並べます。

例えばそれが『start』だったとしましょう。

次に「後ろの”t“を外して」と言われたら、ハリボーの子音を外したりしつつ、頭の中で「start」から後ろの「t」を取って『star』にします。
次に「”ar“を”and“に換えて」と言われれば、指示通り『stand』にします。

この様な調子で母音や子音を外したり変えたり、また前後で交換してみたりしていきます。
最後まで間違わずに頭の中で入れ替えを出来るか、というゲームですが、これは絶対にフォニックスを分かっていないと出来ない学習です
そしてその上頭の中だけで考え、覚えておく問題ですから、普通に英語が出来る人でも難しいと感じると思います。生徒さん達も目に見えて疲労していきました。



 私は日頃からフォニックスが英語学習に大変有効だと身に染みて感じています。
本日のフォニックス学習は本当に疲れたと思いますが、絶対に生徒さん達の学習を手助けしてくれる筈です。

 私はフォニックスを知るまで、単語を頭に思い浮かべる、ましてや覚えて書くなんてほとんど出来ませんでした。
英語を覚える事はとんでもなく重労働でしたし、出来たとしても割りに合わなかったので、その先の英語学習の事を想うと、どうしようもなく絶望的な気分になってただただ悲観していました。

中学校一年生の段階でフォニックスをしっかり分かりやすく教えてもらえていたら何と良かったか。

 最近ではフォニックスのお陰で、音を聞いただけでボンヤリとその単語の綴りの影が頭に浮かんでくる様になりました。
まだまだ精度も低いので、”ちょっと英語のカンが良くなった“程度の話なのですが、私としては大きな進歩です。何の指標も見出せず途方に暮れていた頃とは雲泥の差です。

 生徒さんも私も、積み重ねしかないのでしょう。
しかし積み重ねた物を実感できるというだけで感覚は変わってくると思います。
頑張ってね


※なお、このアクティビティは生徒が知っている単語で行うべきだそうなので、初級すぎる段階ではできません。


2020年3月13日金曜日

200226 ハリボーチャレンジの方法(1)by伏見さん (動画付き)

ハリボーチャレンジについて,伏見さんに書くようお願いしたところ,力作を書いてくれました: 




皆さんこんにちは。伏見です。
今日はハリボーとポイフルを使った少人数での学習の様子をお伝えします。

(なんと、生徒がハリボーチャレンジの様子を撮影してくれました!
取り急ぎ,貼ってみます)

まず一つ目はフィギュアなどの小物を用いて、ハリボーとポイフルで単語の音の確認を行うものです。
ハリボーチャレンジは、英単語が音素から出来ていることを知るための練習です。
文字抜きで考えてもらいたいので、単語を文字で表す代わりに、フィギュアを使います。

初めて知る単語で行ってはいけないらしいので、中1の1学期に登場する程度の単語は知っている必要があります。


例えば、“旗”と“カエル”と“犬”のフィギュアを並べたとします。これらを英語で発音した時、1つだけ仲間外れがあります。

※「最初以外、おしりの方のオトを聞いて、仲間2つと仲間外れ1つを選べるかな?」
という言い方を、今はしています。
韻を踏んでいる単語を選んでもらいます。




旗「flag」、カエル「frog」、犬「dog」。
これらをフォニックスの要領で細かく分けて発音すると、“旗”だけ後半の音が「アグ」と言う感じになっており、“カエル”と“犬”は「オグ」と言う感じの音になっていることがわかります。
この場合、旗「flag」が仲間外れになります。


 単語の綴りを見せられればおおよそ正確に答えられそうですが、フィギュアだけを見てこれを行うとなると、自分の中のフォニックス的正しい発音の知識と、違いに気がつくセンスが必要となります
「違いに気がつくセンス」!これが音韻認識のことです

今回のこの学習は初めてだという生徒さんもいらっしゃいましたが、やはり苦戦していました。
何度か口で音を鳴らして「これかな?」と間違えながら頭を回していました。
慣れるまでは大変だと思いますが、確実にフォニックス的正しい発音のセンスが養われるので頑張ってほしいです。

 そして、フィギュアの中でどれが仲間外れの単語か分かった後は、ハリボーとポイフルでその音を再現します。

これがハッキリ音節がわかるような単語だと再現しやすいです。

しかし、「音としては2音節あるのに、子音と母音が妙にくっついて1音節にしか聴こえない」ということが頻繁にあります。
ar、orは「rつきの母音」として1つのオト(音素)として英語ではカウントします。が、やはりこれは強引な説明なので、慣れないうちは生徒はとても苦労します。
また、CV(子音+母音)を2つのオト(音素)に分解するのも、日本語ととても違う部分なので、最初は苦労が大きいです。「"dog"は『ド』と『グ』の2つの音から出来ているのではないの?」と。


また、母音はポイフル、子音をハリボーにして単語の音を並べていますが、「子音ハリボーが抜けている」「実はこの子音とこの子音、発音が一緒だから色も同じにしなければいけない」などと数々のトラップがあります。
フォニックスを使って単語の音の構造を一生懸命に考えるので疲れるのですが、生徒さん達は苦悶の声を上げながら打ち込んでいました。

ハリボーを正しく並べられたら、一つひとつのハリボーに対応する文字を書いてもらいます。
表音文字のなんたるかが腑に落ちる瞬間です。

伏見さんが指摘する重要なポイントは「ハリボーチャレンジにはフォニックスの知識が不可欠」ということ。
おそらく、ネイティブ感覚ではわからない部分だろうと思います。
英語にはどのようなオト(音素)があるかを明確に定義してもらってはじめて、
/dog/をd・o・gに分解できるのです。


2020年3月7日土曜日

200227 木曜中1クラス(海外発のゲームの効果)

木曜の中1クラスは,ミリオタぞろいのクラスです。
コタくんは,小学校教員志望らしい,かつ現役高校生らしい感想を寄せてくれました:


今日は、動詞の活用をカードで答えるゲームを途中で挟んだ。
ゲームは、いくつかの動詞の原形・過去形・過去分詞形の3つの活用が書いてあるカードがあり、まずそれらを全員で一度唱え1)、
その後、その内の一つが出され答えられないとカードが増えていくという方式のものだった3)。
※不規則動詞活用を覚えています。毎回10個ほど扱います。1)カードを見せながら言って確認、2)かるた、3)坊主めくり


その、ゲームの中では発音が苦手な子はやはり同じ単語を何度も繰り返してしまう傾向があった。
何度も同じ単語を繰り返しているため、活用は覚えているのだろうがやはり発音に苦手があるので一つの単語をクリアするのに他の生徒よりも時間がかかっていた。




また、文字を書くドリルがある程度進んでいる子でも、今回は特殊な変化をするものが多かったのでなかなか覚えるのが大変のように見えた。
特にgoは、wentgoneのどちらが過去形なのかを間違えている子が多くみられた。
(go-went-goneの順番がごっちゃになるケースがよくみられます。
やはりディスレクシアは順番の感覚が薄いようで・・・)

また、今日感じたのは、やはり海外発のゲームと関連させれば英語を自然と覚えることができるのではないかと思った。
木曜日の中学生にはミリタリー系のゲームが好きな子が多く、そのようなFPSのゲームであれば、英語表記のものなども多いため覚えやすいのではないかと思った。
(海外ゲームを通じて表現を覚えるケースは,もじこ塾の生徒でよくみられます。
チャットでかなり英語ができるようになったという生徒もΣ(゚Д゚)。

今の中高生にとって,ゲームは英語を使って覚える場でもあるようです・・・でも,これは自分で出会って気に入ったゲームだからこその効果なので,これをお読みの親御さんにおかれましては,くれぐれも「どのゲームが英語を覚えるのに効果的なのか」と詮索しないようお願いします!)

2020年3月5日木曜日

200207 金曜中1クラス

すみません,ここのところ事務作業量が膨大化しており,ここまでたどりつけない日々が続いています・・・
助手の感想が続々とあがってきています。しばらく,それらを紹介します。




金曜日の中一クラスははじめましてのピノコです。
至らないところも多いとは思いますが、よろしくお願いします!

1. 筆記体
2. フォニックスビンゴ(oa,ow,ea)
    ビンゴは着々と難しくなっていきます。
3. 質問特集
4. AGO
5. 不規則動詞活用
 (1)かるた,(2)坊主めくり
6. 疑問文
7. 不規則動詞活用
   (3)プリントの問題を解く


今日のクラスでは不規則動詞活用を使ったゲームをした後に、一般動詞の疑問文を作りました。普段質問特集で疑問文には沢山答えていますが、疑問文を作ることは少し新鮮だったのではないでしょうか?
theyなどの複数形に最初は戸惑ったようですが慣れればサクサク答えていました。

フォニックスビンゴの制作がひと段落したので,最近は文法の教材についていろいろ考えています。
新しい文法事項は,短冊(カード)に書いて示すのは,自分のなかではだいぶ定着しました。小さなことですが,どこに注目すべきかがわかりやすくなるように感じます。
このとき,短冊を目の前で作ってあげる(ものによっては生徒に作らせる)のもポイントだと感じます。


2020年2月8日土曜日

200131 国立中1クラス(新しい助手が加わりました/scaffolding)

国立教室に、新しい助手が加わりました。
ディスレクシア英語教育を研究する、大学院生の「みかん」さんです。

はじめまして、助手のHNみかんです。
大学院生で、勉強のため1月から助手として参加させていただいてます!
どうぞよろしくお願いいたします。






早速ですが、いくつかの授業に参加させていただいたなかでたくさんの発見がありましたので、少しだけ書かせていただきます。

まず、初めて参加させてもらったクラスで「字体の変化による戸惑い」を生徒さんから聞きました。
ある生徒さんは「yって自分の学校(の字体?)ではもっと斜め」と言っていて、たしかに
いろんなyの書き方があるのに(例えばgと同様、最後が丸くなるかならないかなど、人によってもyの書き方ってそれぞれですよね)、なぜ「これは”y”だ」と認識できているのだろう…と考えさせられました。

おそらく様々な書き方があれど、その共通項を抽出してそれに当てはまっていれば「これは”y”だ」と判断しているのだと思いますが、「読み」とは非常に複雑なプロセスを経た行為なのだと思いました。

※Sassoonの「y」の字(数学のyに近い)を見て、ある生徒が「これ何て書いてあるの」と聞いてきたときの話ですね。
もじこ塾の生徒のなかには、フォントが変わると同じ字だと認識しづらくなる生徒がかなりいます。明示的に教える必要があるようです。

そして「英語学習はかなり視覚的な情報に依存している」ということを、生徒さんの言葉から改めて感じました。これは視覚障害の場合に英語学習について、当事者の方が仰っていたことなのですが、よく考えたら、ほとんど誰もアルファベットの形について詳しく説明されたことはないのではないでしょうか…?
「暗黙の了解」や「当たり前」とされていることに改めて気づかされるよい機会となりました。




さらに、中学1年生で習うとてもよく見る英単語に、いかにフォニックスやマジックeのルールの例外が多いかということも気づかされました。

例えば”have”は、語尾にeがついておりマジックeルールが適用される…と思いきや、eの1つ前の母音”a”は短母音のままなんですよね…。”have”ってとてもよく使う単語ですよね。英語は本当にスペルと読み方が不規則な言語だなあと理不尽さを感じました。

※中1の教科書に出てくる単語の半分は、フォニックスルールに従わないそうです。
英語って鬼畜ですね…でも、学年が上がるにつれ、フォニックスで読める単語の割合は増えますので、フォニックスルールがあてはまらないからと言って、気落ちしてはなりません。
ちなみにフォニックスルールにあてはまらない頻出語を「サイトワード」と呼び、これはデコーディングせずに暗記するしかありません。

個人的には、マジックeルールを知ったことで、「なぜポケモンは英語になると”Pokemon”ではなくeの上に点がつくのか?」という謎を解くことができました。嬉しかったです。

生徒さん同士の交流も見られ、お互いいい刺激を与えたり与えられたりしながら今後も英語の勉強を頑張れるとよいなと思いました!これからお世話になりますが、どうぞよろしくお願いします。

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みかんさんには、中2と中1クラスの両方で、特にデコーディングの困難が強い生徒に張り付いてもらっています。
生徒の横に座り、読み書きに関わるアクティビティ(筆記体、フォニックスビンゴ、プリントで文法問題を解く、など)のときに、1文字ずつ読み上げてもらっています。

これがかなり効果がありまして…
少しだけ助け船を出すことで、その生徒は集団授業についていけるようになります。
結果、集団授業の良さ(ゲームを使って学習事項を定着させる、他の生徒との交流を通じて特性理解が進む、時々休むことができる)も得ることができます。
おそらく、1対1で助け船の部分だけを特訓すると、ものすごく疲れますし、あまり楽しくないだろうと思います。
これが、IDAで言っているscaffolding(直訳すると「足場をつくること」)に違いない、、とひとり高揚してます^^。

みかんさんは、もじこ塾で初の、ディスレクシアでない助手です!
どんな新しい風を吹き込んでくれるのか、楽しみです。