2018年8月28日火曜日

180825 夏期講習③クラス

夏期講習最終日。今年もたくさんの出会いがありました。
お越しくださったみなさま,ありがとうございました。

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昭和時代のプログレスは問題数が多くて難しい


紺さんより

110分間筆記体

2、フォニックスビンゴ「ao/al

3、口答作文
  ・I went to 名
  ・I want to 不定詞
※この2つがまぎらわしいという生徒の声に応えました^^

4AGO

5、休憩しつつ自己紹介
  ・決まった形式の文章から3つを選ぶ
  ・自分が最後に言った内容を、次の番の子への問いかけに使う。疑問形への言い換え。
(例:"My birthday is ◯◯." の後、次の番の子に"When is your birthday ?" と振る。)

6QA-100

7、音読(Introductory Stories for Reproductionより)
  ・全員で物語を追う。一人が音読したら次の人が音読された部分の訳を言う。
   先生は話のオチ部分の解説はあえて言わないので、生徒は内容を想像する。
   正解だと思うことを日本語で筆記して先生に見せていく→みんなで答えあわせ

※Come to our houseというフレーズがオチなのですが,紺さんがとても上手な翻訳を披露してくれました。さすがです。

  ・30秒早読みチャレンジ

8、プリント問題「代名詞」(プログレスより)

9BBカードで神経衰弱

10、文章をディクテーションする。音読プリントから出題。


今回の音読プリントの話ですが、オチ部分を「文章から」厳密に読解しようとすると、
かえって難しいなと思いました。
セリフ部分は「吹き替えでありそうな言い回しを…」と妄想しながら訳しました。笑
物語に触れる経験値は、たとえ読字能力が低くても、文章を追える力を養う気がします。
音読がかなり早くできる生徒さんもいて、大変驚きました。素晴らしいです。

※そうですよね,アメリカのディスレクシア学会でも「デコーデイングができるようになったら,読む能力を一番助けるのは背景知識」という論調がもっぱらです。
ここでポイントになるのは,きっと紺さんの言う通り,「物語に触れる経験値」なんでしょうね。

2018年8月26日日曜日

180824 新宿クラス補講 中3クラス


こんにちは、ピノコです!

今日は中学3年生クラスの様子をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合い下さい!

授業内容:
1)筆記体



2)フォニックスビンゴ
3)AGO(夏休みにしたこと・したいことを3文言えた人から手札を取っていく)
4)不規則動詞活用
 ①かるた
 ②ぼうずめくり
 ③じじ抜き
 ④ディクテーション


5)英文音読



 ①先生が読んだ英文を1人ずつ和訳していく
 ②最後のオチの部分を各々訳す
 ③1人1文音読
 ④速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
 ⑤読んだ英文についての質問に答える
6)ディクテーション(今日読んだ英文から5文と夏休みにしたことをブギーボードに書く)
7)文法問題

授業風景:
今回の授業は不規則動詞活用を久しぶりにやりました。動詞の過去形はなんとなく最後はdで終わるイメージですが、spendはspend-spent-spentなんだそう、ややこしいですよね。

それでは!ピノコでした!!

※1ヵ月ぶりの通常クラス。ずいぶん読字能力が上がっているように感じました。
学校がないため,疲れていなかったこともあるかもしれません。
あるいは,夏のもじこ塾以外での英語学習が実ったのかもしれません。

もじこ塾を中学生の英語学習にどう位置付けるか・・・これは,通常の塾と少し違うようです。
生徒の感想をもとに試行錯誤を重ねた結果,もじこ塾の存在意義は,「ディスレクシアにとって特に苦手な部分を重点的に訓練することで,脳に読字や書字の回路を作り,それによって学校や他の塾の授業についていきやすくすること」にあるのだろうと,今は考えています。
具体的には,筆記体・フォニックスビンゴ・不規則動詞活用・ディクテーション・早読みなどがこれにあたります。

これだけで授業時間すべてを占めるとハードすぎるので,ディスレクシア的に得意なアクティビティをはさんでいます。
こちらに相当するのは,AGOや自己紹介など。人によっては,筆記体はこちらに入ります。
また,ゲーム性を高めることも,ハードさを和らげることにつながっています。

(なお,高校生や浪人生にとってのもじこ塾は,中学生とは違います。
特に浪人生は,英語はほぼすべてもじこ塾に一本化するくらいのほうがのびるようです)

2018年8月25日土曜日

180824 新宿クラス補講 ②クラス


こんにちは、ピノコです!

今日は夏期講習の区分でいう、②クラスの授業風景をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合いください〜!

授業内容:
1.筆記体
2.フォニックスビンゴ(テーマ:re-)


3.AGO(夏休みにしたことを4文言えた人から手札を取っていく)
4.英文音読


 (1)前の人が読んだ英文を和訳し、次の文を音読
 (2)ノーミスチャレンジ(1人1文音読し、間違えずに読めるとコインがもらえる)
 (3)速読み:45秒でどこまで読めるかチャレンジ
5.QA-100
6.英語で数を数えましょ!(1〜100までをカウントアップし平方数と素数で手を叩く)
7.4で読んだ英文についての質問に答えていく
8.ディクテーション:4の英文より
9.文法問題

授業風景:
夏休みにしたことについてなどの自由なスピーキングは、同じ英語を喋るにしても音読とはまた違った趣があります。自分の言いたい文の単語や文法を先生に聞き、それぞれ思い思いの話を聞かせてくれます。

それでは!ピノコでした!!

※普段の半分の人数で行いました。出番が多いので生徒は疲れたと思いますが,よく頑張りました!

2018年8月24日金曜日

180823 新宿クラス補講 ⑤クラス


こんにちは、ピノコです!

今日は夏期講習の区分でいうところの、⑤クラスの授業風景をご紹介したいと思います。
しばしの間、お付き合い下さい

授業内容:
1.筆記体

2.フォニックスビンゴ(テーマ:magic e)

3.AGO

4.動詞の過去形(saw,met,went to,ate)を使って、夏休みにしたことを3文いう



5.BBカードの絵札を見て分かることを(主) has a (形) (名).の文で答える

6.人称代名詞(I my me)をホワイトボードの表に書き込んでいく


7.BBカードの絵札を見て分かることを人称代名詞を使った文でいう





8.BBカードで神経衰弱(字札の単語をフォニックスを使って読む)


9.ディクテーション(7で作った様な人称代名詞が入った文から)


10.文法問題(人称代名詞の表を埋める)



授業風景:
今日は、人称代名詞についての授業でした。先生曰く『考えなくても、手や口が動くようにならないと!』とのことです。

それでは!ピノコでした!!

※中学生の通常クラスは、実質的には今週からスタートです。
みなさん、字から遠ざかっていたことと思います(^_^;)学校の2学期に向けて、読んで書いての訓練を再開していきましょう~。

2018年8月19日日曜日

180816 夏期講習②クラス[教材へのリンク付き]

こんにちは、ピノコです。
今日は夏期講習②クラスの様子をご紹介したいと思います。少しの間、お付き合い下さい!

授業内容:

1.筆記体
残念ながらamazon.comでの取り扱いはないもよう

2.フォニックスビンゴ(テーマ:ear / ea)

3.AGO
初めてのクラスも,これをすると盛り上がります。

4.QA-100
簡単な疑問文がひたすら100題書かれた本。これがまた意外と難しい
口頭でされる英語の質問に対して答え、10問パーフェクトを目指す。



5.自己紹介と夏休みにしたことについてを3文ずつ言う



6.英文音読①
④③クラスでも使用。このシリーズで最も易しい本。
でも中3の教科書より難しいと思います。
(1)1人1文音読をしながら、意味をとっていく
(2)1人1文音読をもう1周
(3)読んだ英文についての質問文に答える
(4)最後のオチを英語でブギーボードに書く


7.英文音読②

上の1つ上のレベル。


(1)1人1文音読をしながら、意味をとっていく
(2)30秒でどこまで読めるかチャレンジ
(3)読んだ英文についての質問文に答える
(4)最後のオチを英語でブギーボードに書く
ブギーボード(の廉価版)




8.BBカードを使ってスピード:絵札を見て分かることを英語でいう



 9.文法問題

文法問題は,Progress in Englishの昭和バージョンから取ってくることが多いです。


それでは!ピノコでした!!

※②のクラスは9月以降,水曜18時45分~に開講します。

2018年8月17日金曜日

180815 夏期講習 ④クラス

紺さんより

1、10分筆記体
2、フォニックスビンゴ
3、英作文
 ・I am going to ~
 ・昨日したこと
 ・I can ~
4、AGO

5、休憩しながら自己紹介
6、不規則動詞活用の確認
 ・かるた
 ・坊主めくり
 ・ババ抜き

7、音読プリント
1) 1文ずつ、読んでは訳してもらう。
2) 全部読んだら、オチの意味を考えて発表してもらう。
3) 再び1人1文ずつ読む。
4) 30秒早読みチャレンジ

8、BBカードで神経衰弱(Getしたカードを疑問文に言い換える)
9、ディクテーション(2、6、7で出てきた文や語を出題)

10、プリント問題を解く(不規則動詞活用)


生徒さんの発案から、不規則動詞活用のカードでババ抜きを行いました。面白かったです。


2018年8月13日月曜日

180810 夏期講習


残暑お見舞い申し上げます。

紺さんより

夏期講習④クラス
1、10分間筆記体
2、フォニックスビンゴ ce, ci, -ice, -ace
3、ブギーボードに英作文(自分がこの夏やったこと、など)
4、AGO
5、休憩しつつ自己紹介
6、QA-100
7、単語カード
 ・かるた
 ・坊主めくり
8、音読
9、BBカードで神経衰弱
10、ディクテーション
11、プリント問題

即興で英作文を書くという授業を、はじめてみました。
生徒さんは、自分の言いたいことは浮かんでいるが、
各々の理由(手が遅い、字がすぐに思い出せない…等)で、スペルに表現しにくそうです。
QA-100や自己紹介でも、言い間違い聞き間違いを量産しながら挑戦しています。
助手は、ミスと正解を両方体感することで、理解が定着することが多いので
ミスしても怒られないのは、この塾の良さと思っています。

※普段から来ている生徒,初めての生徒,地方からお越しの生徒…が交じっての授業でした。


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夏期講習⑤クラス 

1、10分筆記体
2、フォニックスを教える。『s』〜『e』
3、フォニックスビンゴ bingo(1)
4、AGO
5、休憩しつつ自己紹介
6、フォニックスを教える。『h』〜『x』
7、フォニックスビンゴ Let's read!
8、BBカード
 ・絵札から言えることを言う(例:This is a yellow hat.)
 ・スピード。  my,your,his,her,our,theirを使って、絵札から言える文章にして言う。
9、ディクテーション

フォニックスは、先にさらっと全体を味わうほうが肌に合う気がします。
定着のためには反復が必要ですが、反復の最中で自分の経験値(事前知識)もフルに使いますので、先に全体を味わうことは当事者の定着に有効だろう…と思うのです。

※上のメニューを見ると遊んでいるようですが,フォニックスビンゴはかなり疲れるようです。特に中1にとっては。

2018年8月12日日曜日

フォニックス講座の感想

先日のフォニックス講座に来られた大学生(ディスレクシア)の方に,感想を頂きました:


成田さん、助手の笠野さん、先日はお忙しい中、訪問させていただきありがとうございました。2年ほど前から、ブログを通して、もじこ塾に興味・関心を持っていたため、今回実際にお尋ねすることができ、とても嬉しかったです。

私が訪問した8月5日の日曜日には、フォニックス講座、大まかには筆記体練習から始まり、英語発音の基礎を学習していく内容となっていました。恥ずかしながら、私はイギリスの大学を卒業した身でありながら、筆記体を書くこと、読むことには、未だに苦手意識があり、今までずっと避けて通ってきました。また、中学時代には発音の規則をあまり理解しないまま、遠回りにもただひたすらネイティブの発音を見よう見まねて学習してきたので、成田さんが何度も丁寧に一人一人の生徒に教えていく授業のスタイルは、大変羨ましく(私も中学生のときにこのような塾に行きたかったなぁ。)と思いながら見学させていただきました。ゲームを使った学習方法や、休憩をこまめにとって集中力を維持するなど大変考えられた学習スタイルで面白かったです。私は、21歳という少々遅れた時期に自身をディスレクシアと認識したため、このように中学生の時から自分にあった勉強方法で学べることは大変素晴らしいことだと思います。

また、授業内容とは別に記憶に残っていることは、成田さんが生徒一人一人の個性、性格に合わせて授業をしたいと願われていることです。私もディスレクシアなので良く考えることなのですが、ディスレクシアの類の中にも、いろいろな個性を持った人々がたくさんいて、一つの授業の中でも多様なやり方を提案される姿は大変興味深く感じました。

ありがとうございました。

~~~
この方,突破口を求めて大学はイギリスに進学し,そこで初めてディスレクシアだと指摘を受けたそうです。
「生徒のみなさんに一言ごあいさつを」との求めに対し
「自分の特性を早くから理解できているのは,とても恵まれていると思います」
と語りかけていたのが印象的でした。

180809 夏期講習③クラス


こんにちは、ピノコです。

今日は、夏期講習③クラスの授業内容をご紹介したいと思います。

授業内容:
1.筆記体
2.フォニックスビンゴ(テーマ:読まないgh + au/a/ou)
3.AGO
 I have been to〜/yesterday〜/I want to〜の3文が書けた人からカードの少ない手札を取っていく。
4.お茶をしつつ自己紹介を5文
5.英語でQ&A!
 10問先生が英語で質問し、途中で間違えると回答者が次の人に移る。次の人は最初からまた同じ質問に答え、10問パーフェクトを目指す。
6.英文音読
 (1)先生が英文を音読するので、内容を理解することを意識しながら聞く
 (2)1人1文音読し、先生が和訳
 (3)速読み:30秒でどこまで読めるかチャレンジ
 (4)この英文についての質問に答える
7.BBカードで神経衰弱:肯定文は否定文に、否定文は肯定文に
8.ディクテーション:今日の英文より
9.不規則動詞活用:提示された動詞の活用をブギーボードに書く
10.英文法:受動態


それでは!ピノコでした!!

※初めての生徒,毎週来ている生徒,久しぶりに来た生徒が入り交じって行いました。
最近使っているQA100は,What's your nameに始まり,疑問文がひたすら100問載っているというもの。このレベルから大学受験生まで使えます。疑問文は理屈でなく脊髄反射で答えられるようになってほしいので,その部分を鍛えられる良い教材だと感じています。

amazonだと品切れですが,
紀伊国屋書店 新宿南口店(→もじこ塾から徒歩圏内v)には平積みになってました。

2018年8月9日木曜日

180725 ユリイカ姫

ユリイカ姫より

7/25 3回目

今回も前回に引き続き二次試験の過去問(英語)を解いた。

前々から思っていたのだが、英単語を訳すときに日本語力の無さを痛感する。
というのも、日本語と英語の単語の訳は噛み合っていないからだ。1つの英単語に対していくつもの日本語の解釈がある。大体の訳は類義語で構成されている場合が多いのだが、全く違う意味を持つ単語もある。

わたしがよく遭遇するパターンは2つあって、
①英単語をイメージで捉えているときに、文章の意味は掴めているが、その単語を言葉にできなくて、最適な訳が思いつかない

②英単語を1つまたは2つの訳で覚えてる(一問一答みたいな)ときに、その訳が文脈に即していれば良いが、状況によってイレギュラーな訳を使わなくてはならないために、意味を取り違えるどころか、本文の趣旨すらも取り違えてしまう

わかったことは、英語は日本語力(意味の正確な理解と類義語などの関係を把握する能力)も問われているということだ。
英単語を場面や親和性でまとめるのもいいかもしれない。例えば、「環境」「生物」などの分野やトピックごと、または動詞や副詞の類義語と、その使う状況の違いを把握するのもいいと思う。

~~~
それはいい気づきを得ましたね。
受験の英文和訳では,単語レベルでは分析的(ひとつの英単語に対して,いくつもの日本語訳の候補があるなかから,文脈に合うものを選ぶ),構文レベルでは型通りに訳すことで,一番点数が残ります。 
英語を通じて日本語力も問われているというのも,まさにその通り。
外国語を学ぶことの最も大きな収穫のひとつは,自分の日本語こそを客観視して鍛え上げることができる点にあると,私は思っています。
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先日、TEAPを受験しました。特別配慮申請等はしませんでした。speakingwritingは英検の2級に毛が生えた程度ではないかと思いました。日常会話の延長線上だと思います。しかし特にreadingを含めて全体的に問題文が長いのと、単語知識問題でも読んで最適な単語を空欄に補充するのは、ディスレクシア持ちのわたしにはキツかったです。


ノイズキャンセリングヘッドホンについて
不注意優勢型のADHD(衝動性と共に強プラス)の私は集中がまばらで、注意は散漫、過集中、周りが気になって仕方がない。(もちろん勉強したくてもできない)
そんな時に見つけたノイズキャンセリングという機能。実際に試してみると、雑音だけが消え、しかし音(人が話しかける)は聞こえる。電車の中で、音量を上げたりしなくていいのもありがたい。
やはりそれなりのお値段して申し訳なくなったが、ユリイカの悩みは減った。
オススメはSONYBOSEだ。

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私もスマホに挿して使うノイズキャンセリングのイヤホン(5000円くらい)を持ってますが,ユリイカ姫に試させてもらった写真のヘッドホンは,比べものにならないほど性能が高かったです。まるで防音室にいるような。くやしいけど,高いなりの効果があるようです→

2018年8月7日火曜日

180806 国立中3クラス

紺さんより:


110分間の筆記体
2、フォニックスビンゴ「tion
3、英文3つを答える。(早抜けするほどAGOで有利)
 ・I am going to ~
 ・過去形
 ・〜しすぎて〜できない
4AGO
5、単語カードでぼうずめくり(引いたカードの単語の、現在・過去・過去分詞をすべていう)
6、ディクテーション。ぼうずめくりで使用した単語から出題。
7、音読「チョコレートの話」
 ・みんなで交代して読んでいく
 ・30秒早読み
8、プリント問題。


今日はじっくり取り組めたように感じます。

久々に単語カードの坊主めくりをしましたね!!助手も油断してました!^p




フォニックスビンゴは字の多い(長い)単語ばかりでしたけど
「意外と読める」という声も出てました。つづりの不規則感がないのでしょうか…?
日本でよく聞く言葉でもありましたね。(アトラクション、インスピレーション…etc

今日も頑張りました。お盆明けに元気な顔を見せてください。

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※フォニックスビンゴは,-tionがつく単語がテーマでした。
紺さんも言うとおり,「長いけど読める・・・!」という小さな感動がありました。そうなんです,-tionがつく単語はスペルが規則的なので,tionだけ「ション」と読むことをおさえれば,意外と読めます。
長い単語ほど,英語ではフォニックスで読める傾向にあります。そう思うとちょっと嬉しいですよね。

2018年8月6日月曜日

180805 夏期講習 フォニックス講座

紺さんより

フォニックス講座の後半でした。

1、10分間の筆記体
2、AGO
3、前回習ったフォニックスの復習と確認。
4、休憩しながら自己紹介。

ここから3文言ってもらいます。
この手のことは,ディスレクシアなら,わりと得意です


5、フォニックスビンゴ「〜ne / 〜me」
6、フォニックスビンゴ「oo」
7、BBカード
 ・かるた
 ・神経衰弱(Getできたカードの文で、フォニックス読みできる語を読む)
8、フォニックスルールを教える「ch〜最後まで」
9、フォニックスビンゴ「th」
10、ディクテーション


ディクテーションに慣れると早く書けるようになっていきました。感動します。
フォニックスビンゴに「戦略があるの?」と先生から尋ねられたら
披露してくれた生徒さんもいて、盛り上がりました。

また、今日は大人の当事者の方が見学にいらっしゃいました。
判定をもらったことで安心できたこと、イギリスのことなど話してくださり
貴重な時間をいただきました。

※フォニックス講座で教えた46音は,何度か練習して言えるようにしましょう。
その上で,学校の英語の教材を,フォニックスを使って読んでみましょう。
中1単語で5割(規則的でないスペルが多いので),高校以上になると7割の単語がフォニックスを使えば自力で読めます。

2018年8月5日日曜日

180804 夏期講習 フォニックス講座

こんにちは、ピノコです
今日は2回目のフォニックスクラスの初日でした。
今回も授業内容をご紹介したいと思います。


※ディクテーションのためのブギーボード,
舌の位置を教えるための歯科模型,など


授業内容:
1.筆記体
  ※10分間ひたすら運筆。フォニックスの練習にもなります。
2.AGO(英語を使ったウノ)
  ※緊張をほぐすのに最適。
3.フォニックスの概要説明
4.1文字ずつフォニックスの音を確認・練習
 (1)s~eの音を確認し、練習
 (2)h~lの音を確認し、練習
 (3)f~xの音を確認し、練習
 (4)a~u(long)の音を確認し、練習

ジョリーフォニックスをベースにしながら,
日本人中学生向けにアレンジを加えた
独自のシンセティック・フォニックスを教えています。
※本来,(1)が終わったところでブレンディングの練習に行くべきところを,忘れました汗。

5.magic eについての説明
  ※中学生なら,1.5時間でここまで説明でき,翌日までに全部覚えてこれます。
   ディスレクシアであっても。

6.フォニックスビンゴ:magic e
7.ディクテーション:フォニックスビンゴより
   ※最後は書いてもらいます。セグメンティングの練習。

宿題:s~long uまでを,講師と本人とで交互に言ったものをスマホの動画に撮り,何回か聞いて翌日までに覚えてくること。


それでは!ピノコでした!!



※向かいのスターバックスに行ったら
店員さんが予備校の元生徒でした Σ(´∀`)


2018年8月4日土曜日

180803 夏期講習④

夏期講習④


※英検4級を目指すレベルのクラスです。本日は中2~3が参加。

紺さんより:

1、筆記体
2、フォニックスビンゴ。本日は「ar」。
3、英文3つを作り、口頭で答える。お題は「夏休みにやったこと」など。
 (早く答えられる人は、後のAGOで有利になれる)
4AGO
5、休憩しながら、英語で自己紹介。
6、音読プリント
 ・先生が英語で読み聞かせ、それを聞いてどんな内容かを考えてみる。
  (早々に正解できる子も珍しくない)
 ・一人一行を担当し、最初から最後まで通して音読してみる。ノーミスで読む緊張感。
 ・30秒で早読みチャレンジ。
 ・この話の内容についての質問に、英語で答える。
7BBカード
 ・かるた。読み上げられたカードだと思うものを取る。
 ・神経衰弱。カードをGetした生徒は、カードの文を別の形に言い換える。
8、ディクテーション
 ・音読プリントの一節を読むので、見ながらディクテーション。
9、プリントの穴埋め問題(過去形)。

初めましての生徒さんたちは、緊張したと思いますが、
2時間、和やかに勉強できました。

2018年8月3日金曜日

180802 夏期講習⑤

※このクラスは⑤(英検5級を目指すレベルのクラス)です。

「aが最高にむかつく」と言いながらも,かなり上手になってきました

こんにちは、ピノコです。
今回は、夏期講習の授業内容をご紹介します!


授業内容:
1.フォニックスの確認
2.筆記体
3AGO(英語を使ったウノ)
4.英語で自己紹介
5.フォニックスビンゴ
6.英語で数を数えましょう!(7の倍数で手を叩く・1〜70までをカウントアップその後、70〜1までカウントダウン)
7.BBカードでかるた
8.BBカードの絵札を使って英文法(This is a 形容詞 名詞.の文を作る)
9.BBカードで神経衰弱(取った絵札からわかることをThis is a 形容詞 名詞.の文にする)
10.フォニックスビンゴ:magic e
11.ディクテーション:magic eがテーマのビンゴより

それでは!ピノコでした!!

2018年8月1日水曜日

180730 国立クラス

◆中1クラス

紺さんより
ディクテーション上達しています。フォニックス、マジックeは有効。
書字時、生徒さんたちは、落ち着いた七転八倒をします。
「あっ」「しまった」と淡々と言いながら書くようなところがあります。
見ているもじこ先生のが、悔しそうな反応をしています。笑

フォニックスビンゴの際、単語のアクセントの位置を教えてもらうシーンがありました。
音の抑揚が把握できて単語の音を、より声に出しやすくなった気がします。

※悔しくないですってば(笑)。
ここで音-文字対応を徹底させておくと,あとあと効果があることは,この数年でよく分かったので,ここはじっくり進めようとどっしり構えていられます。
落ち着いた七転八倒・・・これはディスレクシアな中一にはとっても必要なことですね。


◆中3クラス

文法、日本語訳の順番の複雑さなどもあり、内容がかなり難しい……。
助手の紺が、理解が追いつかなくなりました…。
ふわっとしたコメントが増えると思います。

きょうの休憩中、ある生徒さんがAGOに関した戦略的な話をしていました。
いつも温厚で一歩引いてるような生徒さんはゲーム形式の時間には
「ゲームだからこそ」と少し踏み込んだ姿を見せてくれます。
周囲の生徒たちも触発されたりする。
当事者の中でも比較的、学校の勉強ができる生徒さんもいれば、
英語も国語も苦手だが、戦略思考や野生の勘(?)が高い生徒さんもいます。
文章の別の形に言い換えたり、英会話要素もあり、実用的かつハードなはずですが
ゲームを足がかりに、楽しそうに英語にチャレンジしています。

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最近のこのクラスは,読む量が増えています。すごく大変なのですが,中3なので…。
そうか,紺さんに分かるような文法説明を心がけますね。
定型の大学受験生に話すようにだらだら,がっつりの文法説明ならできるのですが,
ディスレクシアの子にはさらっと,でも要点を突いた説明が要求されている気がして,試行錯誤してます。

◆すばる君より
今回の授業では二次関数について扱いました。予想していましたが、関数の定義を皆さん答えられていなかったですね。2年生で一次関数を習った時に、おそらく教わっていると思います。数学の定義を、真面目に覚えている人は少ない気がしますが、私は難しい問題にあたって、自分で考えなければいけない時に定義が役立つと思っています。来週、再来週と数学はお休みになるので、ここで一つ誰でも答えられるはずの問題を出しておきます。「円の定義を答えなさい。」
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※ええと・・・「角のない形」じゃ全然だめですよね。
それにしても,"難しい時は定義に帰れ"とは,なんて美しいのでしょう。