2020年11月23日月曜日

201116 国立中2クラス(中2クラス教材紹介)

助手の紺です。
今回は、国立中2クラスの報告と、中2クラスで使用している教材を紹介します。


中2クラス用教材のPDF →

++++++++++++++
国立中2クラスは男子のみのクラス。
最近、生徒同士の会話がより増えてきたように感じます。
いい意味で、騒がしく賑やかになってきました!笑
文字に力強さを感じれる筆記体になった生徒、書ける量が明らかに増えてきた生徒、
諦めが良すぎる印象から、向き合う姿勢や時間がかなり増えてきた生徒…etc
各々の速度で、着実に成長しています。


このクラスでも音読をやっています。現在はマザーグースの一節を使用。

マザーグースは、話の内容自体に大した意味はなく(?)、
口にしたときの気持ちよさ優先の歌らしいです。

意味のなさに戸惑ったり突っ込みたがる生徒もいます。
内容に沿った挿絵に「怖い!」と訴える生徒も。繊細…!!




ぶっ飛んでいて、突拍子もない内容の文章が並ぶので、推測読みが通用しにくいです。
そのため、きちんと字を目で追わないといけなくなります。

ディスレクシアにとって音読は、脳みそ的にも心理的にもすごくハードな課題です。
タイムを測ったりしてますが、当然、読むスピードにも個人差はあるものです。
周囲の数値も聞こえてくるけど、自分との戦いがメインだとわかってもらえるよう、
生徒への声かけも意識していきます。


韻を踏んでいる歌ですが「韻を踏んでいる」の説明で通じるかどうかは、
生徒による気がします。
言い方を変えたりして相手の反応をみながら、
伝わりやすい言葉があればいいなと思っておりますが。探している途中です。


ディスレクシアには一定の傾向があることは自他の経験から、確信も得てきています。
苦労する部分が各々で違ったりすることも、仕事を通じてわかってきました。
それでも、助手なりの試行錯誤は今もずっと続いています。

2020年11月21日土曜日

201108 Ronくん

 



こんにちは。RONです。

もじこ先生から「中間考査でどんなミスをしたかという御題を賜はり,此の度は普通の人は犯さないであろうミスに絞って列挙します。

日本史ではいつも通り,書いた書字が違った,又は答えがわかっているけれど漢字が分からないといったことで10点ほど落としました。

今回の世界史では漢字の登場する場面が少なかったので助かりました。

現代文の漢字の問題は言ふまでもないでしょう。

今回のミスの仕方で最も悔しかったパターンランキングで上位に名を連ねたのは,数学で答えが出ていたのに計質用紙から回答用紙に書き移す過程で書き間違えて6点,

算術の初歩を心得るものは誰でも間違えないであろう分数の計質で10点落としたことや,

化学でなぜか元素記号を書き間違え2点落としたことです。

ただ,今回得た数少ない収穫の1つに記述問題で一点も漢字の減点がなかったことがあります。

いつもは普段は書けるような漢字のみをなぜか間違え減点されます。

これらの書き間違える,計算を間違える,記述の際に漢字を書き間違えるといったミスに共通するのは,試験中にその場で見直しても間違えを上手く発見できることは極めて少ないことです。

今後は多少ミスを犯しても点をとれるよう精進していきたいと思います。

今回は以上で終わります。


ディスレクシア的には、誤字はどうしてもゼロにはできないと思います。

なので、「書き間違いがご愛敬に見えるほど、答案の内容を極限的に高める」ことを勧めています。

ただ、これは大学入試の話で、定期試験では残念ながら、誤字は細かく減点されるのが一般的なようです。

もし学校の先生がここをお読みなら、ディスレクシア的には誤字を大目に見る(甘く採点する)だけでも立派な合理的配慮だと伝えたいです!

2020年11月12日木曜日

201111 水曜高校生クラス

 


こんにちは、ピノコです。

今日は水曜高校生クラスをご紹介したいと思います。

しばしの間、お付き合いください!


授業内容:

1)筆記体

2)DUOビンゴ

3)質問特集

4)AGO

5)文法事項:仮定法(2)

6)Let's Read!

 ・一人一文読んで次の人が和訳

 ・最後の仮定法の文を和訳

 ・ハリボーで音の確認

 ・ノーミスチャレンジ


授業風景:

私の知る水曜日のクラス(高校生クラス・中3クラス)では、必ずハリボーで音の確認をしています。

音の確認といっても、単語をまるまるハリボーで作るのではなく、大きなフォニックス表にハリボーを置いていくスタイルです。一人一種類ずつハリボーを持っていて(ハリボーは5,6色あるので)、そのハリボーを先生が本文中から選んでホワイトボードに書いた単語のアクセントのある母音などにおいていきます。


今回の授業では、calledやworkの母音はauとlong oかなどでハリボーが割れていました。先生はハリボーが割れた単語では、間違った単語の音をわざと使って単語を言ってくれます。今回だと、「こっちだとcoldだよ」とか「workはlong oだとwalkになっちゃうよ」といった感じです。そうやって実際、間違った音を単語中に入れて聞くと生徒さんも納得感があるようです。


それではピノコでした!