助手の紺です。
今回は、国立中2クラスの報告と、中2クラスで使用している教材を紹介します。
中2クラス用教材のPDF →★
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国立中2クラスは男子のみのクラス。
最近、生徒同士の会話がより増えてきたように感じます。
いい意味で、騒がしく賑やかになってきました!笑
文字に力強さを感じれる筆記体になった生徒、書ける量が明らかに増えてきた生徒、
諦めが良すぎる印象から、向き合う姿勢や時間がかなり増えてきた生徒…etc
各々の速度で、着実に成長しています。
このクラスでも音読をやっています。現在はマザーグースの一節を使用。
マザーグースは、話の内容自体に大した意味はなく(?)、
口にしたときの気持ちよさ優先の歌らしいです。
意味のなさに戸惑ったり突っ込みたがる生徒もいます。
内容に沿った挿絵に「怖い!」と訴える生徒も。繊細…!!
ぶっ飛んでいて、突拍子もない内容の文章が並ぶので、推測読みが通用しにくいです。
そのため、きちんと字を目で追わないといけなくなります。
ディスレクシアにとって音読は、脳みそ的にも心理的にもすごくハードな課題です。
タイムを測ったりしてますが、当然、読むスピードにも個人差はあるものです。
周囲の数値も聞こえてくるけど、自分との戦いがメインだとわかってもらえるよう、
生徒への声かけも意識していきます。
韻を踏んでいる歌ですが「韻を踏んでいる」の説明で通じるかどうかは、
生徒による気がします。
言い方を変えたりして相手の反応をみながら、
伝わりやすい言葉があればいいなと思っておりますが。探している途中です。
ディスレクシアには一定の傾向があることは自他の経験から、確信も得てきています。
苦労する部分が各々で違ったりすることも、仕事を通じてわかってきました。
それでも、助手なりの試行錯誤は今もずっと続いています。