お越し下さった方、ありがとうございました。
こんにちは、勉強会のお手伝いをしていたピノコです。
今回の勉強会は、最近もじこ塾で定番になりつつある教材『ハリボーチャレンジ』を引き下げてのものでした。それだけではなく、筆記体やフォニックスの音を教室ではどのように教えているのかなど盛りだくさんの勉強会でした。たとえ大人の方達だけだったとはいえかなりお疲れになったのではないでしょうか?
今回の勉強会は前半がいつもの中学生の授業をなぞったものを行い、後半は質疑応答という形です。前半部のハイライトはやはり『ハリボーチャレンジ』だと思います。教室でのハリボーの様子を日誌で一生懸命文字に起こして説明しているものの、なかなか伝えるのが難しいのが現状です。いまいち何をやっているか分からないという方も多くいらっしゃるだろうと歯がゆい思いをしていたので、今回実際に体験していただけて良かったです。私個人としても是非一度、皆さんに『ハリボーチャレンジ』をやってみて欲しいです!
・・・意外と苦労する方も多いのではないかと思います。
質疑応答の時間でも、当事者の方・当事者の親御さん・教員の方等々、様々な立場の方にいらしていただいて、とても深みのある時間であったのではないかと感じています。1つの悩みに対して多角的なアドバイスや意見、考え方が聞けるのはこういった場ならではだと思います。
※助手へのねぎらいの言葉も頂きました、ありがとうございます。
今回は勉強会の写真はありません。中学生の授業の様子から:
shell / bell |
snake / snowflakeをハリボーで表現してから・・・ |
下に、音に対応する字を書きます |
これは音節の練習。elephant |
助手の紺です。当日は雪と雨で寒かったですね…!!
普段、生徒さんたちに行なっている授業の一部を体験していただきました。
大人の皆さんも、難しさに驚いたり、上手にこなせてホッとしていたり
「わからない〜><」と言う方もいたり、賑やかな雰囲気でした。(′▽`)
普段の「当事者の親」だとか「社会人」だとか、そういうものが、ふっと消えて
参加してくださった皆さんが、ただの生徒さんになっていて、
みなさんの明るい表情が印象的で、助手もとても楽しい時間になりました。
ディスレクシアの話をすると、どうしても暗い雰囲気になりがちなので
保護者向けの場で賑やかに進行した事が、いち当事者として嬉しかったです!
ハリボーチャレンジは文字の説明で見ても、イメージしにくいかもしれません。
百聞は一見にしかず。気になる方は、2月にぜひ味わいにきてください。
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参加された方々より:
フォニックスの学びの場としてだけでなく,同じ悩みをもつ保護者の方のお話が聞けて大変参考になりました。優先順位を決めて英語や他の学習,受験と向き合っていく重要性はすごく納得です!
→「優先順位」に反応して下さり、ありがとうございます。
学習障害があるということは、学校世界においてすべてを手に入れられるわけではないということを意味します。特に見栄やプライドも満足させつつ学力も担保するというのは難しいです。だからこそ、自分なりの優先順位をきちんと決めて、あとは捨てる勇気も必要、という話をしました。
今日はハリボーの使い方を知りたくて参加しました。フォニックスの単音まで何とか入っても,そのあとが難しい子がクラスに数名いるので(小学校)。どういう形で大人数クラスで応用できるか考えてみます。小学校でフォニックスを導入して2年目ですが,小6は,文字の読み書きに自信をもてる子が増えました。一方クラスで3~4名は,まだしんどそうです。
→教える立場の方にもご参加頂きました。ありがとうございます。
ハリボーチャレンジの原型をIDAの物販で買ってきたときに、向こうの方から「ジェリービーンズやM&Mのようなものを使うとよい」と言われました。実際に教室で試してみると、ハリボーが出てくると、生徒の注意はフィギュアからハリボーに吸い寄せられます。食べ物には本能に訴えかける吸引力があります(笑)。
ハリボーチャレンジでは最初に「これは最後に食べていいよ」と伝えます。そして最後には「その日に一番衝撃的だった単語の並びをもう一度作って、それを自分のものにするつもりで食べましょう」と生徒に指示します。
会場では「ハリボーの噛みごたえが脳にちょうどいい刺激になる」「これはとても疲れるので糖分補給にいい」という感想も頂きました。
・・・学校現場でお菓子を使っての指導は難しいと思いますが、もちろんそれ以外の意味もハリボーチャレンジはたくさん持っています。ぜひ学校現場にその部分を取り入れて頂ければと思っています。
ジョリーフォニックスのディスレクシア用のアレンジが大変参考になりました。特に,筆記体のほうが見やすい,理解しやすい,というのは,発見でした。今日は単語が中心だったと思いますが,文法など,どのように教えていらっしゃるのか,興味があります。
→筆記体の効果は本当に絶大なのです。「筆記体で書いたら、初めて単語を覚えられた」と言う子、「書けるようになったら読めるようになった」と語る書字障害の子がいます。
※今回は,中1ショック対策に内容を絞っています。
その後のこと(文法の教え方,大学受験生に教えている英語の読み方(極力読む量を減らして解く方法)は,また別の機会に扱いたいと思います。
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次回は2/17(日)に行います。関心のある方は、ぜひお越し下さい。→★
最後になりましたが、ハリボーチャレンジの物販を行っています!
助手の2人が本当に頑張って、フィギュアをそろえてくれました。IDAで買ってきたオリジナル・バージョンを日本人学習者向けにさらに単語をアレンジしたものです。