2018年5月12日土曜日

180509 新宿中1クラス(フォニックスビンゴ)



テュール君より:

こんにちは
今日もみんな元気に来てくれました。いいことです。

さて、今回はよくもじこ塾でやるフォニックスビンゴについて書きたいと思います。
(※フォニックスビンゴは,文脈抜きで,初見の単語を,自力で読むための訓練を意図しています。)

皆さん、ビンゴと聞いて思い浮かぶのは、数字が書いてあるものだと思います。
しかし、ここは英語を学ぶ場所なので、数字じゃなくて英単語が書かれています。

また、ただ先生が読み上げてやるのは少し簡単すぎます。
なので生徒たちが読み上げます。

また、一回ごとにテーマがあります。
例えば今回はマジックeがテーマでした。
マジック℮がわからない人は、google先生に聞くか過去のブログを読み返してください。
(※単語の最後に「e」があると,それ自体は読まず,1つ前の母音がロング(長母音)になること。rat→rate,sit→site,not→note,cut→cute)




このビンゴ大会は、生徒たちが発音しながらやっているのですが、発音が難しい単語が多々あります。例えばratelateこの二つは大人でも聞き取りや発音は難しいと思います。
こういった紛らわしい単語を含め25個が書いてあります。

このビンゴはどこかがそろった人が勝ちではなく,時間内でどれだけビンゴ出来るかが勝負です。 

(※ゲームの形をとることで,読字が苦手な子も参加しやすく,間違いも目立たず,また時間のプレッシャーをかけながら,フォニックスを使って読む負荷をかけることができます。
同じ紙を使って,2~3回行います)


その次に、25個の中から9個選んで、またビンゴをやります。
これは先に2列そろえた人が勝ちです。これも生徒自ら発音します。

(※こちらは,書字の訓練を意図しています。
書字が苦手な子も,ゲームのために頑張って書いています。
なかには,他人が書かなさそうな単語をあえて書いたり,全員が書きそうな単語を真ん中に配置したりなど,心理戦になるクラスもあるのが面白いところです。
必ずしも簡単な単語だけで埋めようとは思わないようです。
以下の写真は中1ではありませんが,様子の参考のために・・・)




そんな感じでフォニックスを覚えたり聞き取りの訓練をしていきます。
やっているとみんな笑いながらでも真剣に取り組んでいます。

またこれをやっていると個々の苦手や不得意、癖がわかってくる気がします。例えば聞き取りが苦手だったり、単語を見つけるのが遅かったり、まだ舌の使い方が苦手だったりと、やることが見えてくる時間にもなっていると思います。

こんな感じですね。
ではでは皆さんまた来週会いましょう( ´∀` )