2018年5月17日木曜日

180515 ハイパーレクシアのこひつじさん



◆授業内容:
①宿題の確認:日本語の新聞記事の要約
②まる読み:日経文化欄の記事
③Toe by Toe
④発音テスト
⑤IELTS対策リーディング演習

◆こひつじさんより:

今日も怒濤のレッスンありがとうございました。
授業内容と振り返りをお送りいたします。

新聞の要約(日本語)をチェック

毎日、新聞を買って切り抜きをしていましたが、 好きな記事(経済や国際情勢など)ばかりに偏るので、一日分の新聞を使い倒すことにしました。
特に文学や伝記など苦手意識の強いものを積極的に切り抜いてみました。
幅広いジャンルの記事が読めるようになる!という期待も込めて。
私の要約は長すぎるとのことでした。次回からは二〜三行に纏めるようにします。

日本語の要約が終わったら、記事を英語で一言にまとめました。
買収の記事ではacquisitionと書いていましたが、conduct an acquisitionとするようにご指導頂きましたので、VOを意識して要約します。
(※形容詞+名詞、他動詞+目的語、主語+自動詞、で覚えるほうが、1語だけ覚えておくよりも応用が利きます。)

次回から英字新聞も加わるとのことで、どれほどの負荷がかかるのか未知ですが、覚悟して挑戦したいと思います。

初見の新聞記事(日本語)を先生と交互に声を出して読み、内容をイメージする

骨伝導のヘッドフォンを着けて音読をしました。
自分の声が脳に素早く届く気がし、音がすぐに脳内で映像化され、いつもより早く文章の内容をイメージ出来ました。

筆者の書く文章は句点が多く、割と読み易かったです。
ただ、助詞を適当に読む癖は顕著に現れました。
例えば「ヒマラヤと人々」と読むべきところ、「ヒマラヤの人々」と読んだ記憶があります。
ヒマラヤの文字がイメージ的に強すぎて、次の「と」を蔑ろにしました。
(※ハイパーレクシアでも、助詞は鬼門のようです)

先生が読んでる間は、私は先生の声を聞いて内容をイメージしていました。
しかし、文字も見ながら音にも頼って理解し、視覚と聴覚両方鍛えなければならないと反省しました。

Toe by Toe
人生初挑戦でした。
思った以上にスラスラ読めない、そして単語の横にあるチェックボックスが、細かい網目になっていて3Dのように浮き上がり気持ち悪くなり、集中力を奪われるという不測の事態に陥りました。
チェックボックスを名刺で隠すと、落ち着き最後まで課題をこなせました。
sentenceの音読は、文章が面白く楽しみながらできました。
この長さならまだ耐えられます。単語だけズラっと並ぶより、短い文章のほうがホッとするのは何故でしょう。
もし単語帳の暗記を課されたら辛くて完遂できないだろうと自負してます。

「チェックボックスが浮き上がって見えて気持ち悪くなる」


④単語発音test5つ
 batは難しかったです。なんとか13点獲得しました。
jolly phonicsも活用してこれから、発音も矯正したいと思います。

⑤IELTS対策reading。
(※一文ずつ交互に音読しながら、イメージを作れていることを確認。同時に設問に取り組みました)
大事なことは文頭に書かれているということを念頭に置いて、内容をイメージしながら読む。 butやhoweverが出てきたら注意、など。
このテクニックを頭で理解していても、私はこれまで、文頭から全力で全内容を記憶しようとしていたので試験中に襲われる疲労感や頭痛が酷かったということがわかりました。最後まで読み切る体力を残すために強弱を付けて読むことを意識しなければ、試験問題を解くことができないですね。

具体例は少し力を抜いて読む、などテクニックを教えて頂いたので、意識してreading問題に取り組みます。
(※英語の論説文は、長く難しくなればなるほど、
1つのパラグラフで言いたいことは一つ
・→これは通常、パラグラフの冒頭に書かれている
・または、「たしかに…だ、しかし」という展開で、逆接の後に書かれている
・言いたいことの後~パラグラフ末尾までは、その説明・理由・具体例が続く
というルールが忠実に守られます。
IELTSや英検1級のリーディングは典型例です。この展開を意識して読みに強弱をつけると、読むスピードも上がりますし,読んだ内容を記憶にとどめやすくなります。もちろん設問の正答率も上がります。)


reading問題で、視界に入る文字が多ければ多いほど字が浮き上がって見え、気持ち悪くなってしまうので、出来るだけ視界の範囲を狭くして、今読んでいる内容に集中できるような、目の動きをすることも課題だと思いました。

以上が本日のreviewです。 

「insistedとinsteadはたたずまいが似ている」

(※「読んでいると眠くなるか頭痛がしてくるんです。。試験中は頭痛薬が飲めないので辛い」と言い,読んでいる途中でお茶で頭痛薬を流し込もうとするこひつじさん(T T)。まだ幼い娘さんもいるのですから,どうかお体を大切に!!

読んでいるとフォントの辛さで頭痛や吐き気がする人がいるだなんて,検定業界の人は夢にも思っていないに違いありません。誇張抜きで命を削ってIELTSを受けている人がいることを,検定業界関係者は知るべきです。)


先生の授業のテンポは絶妙で、大変心地良く、緊張せずに授業を受けることができます。頭の整理がつかずに滅茶苦茶になっているときも、優しくパスを出してヒントを下さり、自分で答えを導き出せるので、一つ一つの疑問を確実に解消してから次のステップへ進めることが励みになります。 自分の頭で落ち着いて考える訓練は非常に重要なことだと思っています。 普通の塾では先生は待ってくれないと思うので、私と同じような特性をお持ちの方は、実力が伸びるまでに相当の時間を要すると思います。もじこ先生の授業を受けて自分の思考回路を客観的に分析してから、勉強に取り掛かることは、目標達成のための近道だと感じています。 来週もまた宜しくお願いいたします。