2018年5月16日水曜日

180514 国立中3クラス

新しい助手,すばる君より:

今回は、中学1,2年生の範囲で作成してきた数学のプリントを解きました。生徒が解いているのを見て分かったことは、数式の処理や計算がエレガントにできていないということです。この点の上手さはどれだけ解いてきたのかに、依存していると思います。私も受験生のときに数学教師が、「君たちがセンターで時間が足りなくなるのは計算が下手だからだ」と言っていて、当時はピンと来ていませんでしたが、今回教えてみて、ようやくその意味がはっきりと理解できたような気がします。次回は計算のコツをまとめたプリントを作成した上で、今回のプリントよりかなり簡単な計算問題を用意して、少ない時間制限の中で素早く解く練習をしたいと思います。次回のこの試みがうまくいったら、継続的に行うことにして、シンプル・イングリッシュや発音テストのようにランキングを作成しようかと考えています。



もじこより:​​
このように,国立教室には新しい助手が登場し,数学を見てくれることになりました。
生徒たちは英語の時間の前にすでに疲れていたので,ちょっと心配だったのですが・・・ふたを開けてみると,疲れていたにもかかわらず,あるいは疲れていたせいか,先週よりもふんばりがきいたので,驚きました。

別の科目でエンジンをかけたほうが英語の負荷に耐えられるのか。天気がよかったせいなのか。先生も生徒もディスレクシアだからか。それとも別の要因があるのか・・・何が功を奏したのかは,まだわかりませんが,英語の前に数学の時間を設けたことに,まずは驚くべき相乗効果がありました。

授業内容:
1 筆記体
2 フォニックスビンゴ
3 不規則動詞活用 a.かるた b. 坊主めくり c. 書く
坊主めくりでパーフェクト(全員が完全正解)。拍手がわきました。美しい・・・
しかしその後の,活用を書く段になると大苦戦。
4 Let's Read
  a 一文ずつ読む×2周 b 講師が意味を言う b 30秒早読みチャレンジ
5 BBカード
 a 絵札を使い,現在進行形・現在完了形の文をつくる
 b 神経衰弱
6 文法問題プリント(受動態)




紺さんより:
聞き取って書く作業。あれは本当に難しいです。
字の想起に手間取ることもあれば、音韻認識の弱さもあったりして。
今日も疲れて気だるげでした。^

学校では競うこと自体放棄する子もいると思いますが(少なくとも私はそういう生徒でした)、
もじこ塾は当事者だけの塾なので、学校にない健全な悔しさを味わえるのかも。
すぐに投げ出し諦めそうな声色だった子の「できない」には、少しずつ自分への悔しさが混じってきて、
皆、以前よりも量を書けるようになってますよね。本当にすごいことです。偉いです。