紺さんが腰を痛めてお休みしたので,きょうは助手なしで授業を行いました。
国立教室で使う道具は、紺さんが全部管理しています。
紺さんが来れないということは,この道具たちを一切使えないことを意味します。
ゲーム用のカードも,黒板代わりのホワイトボードも,ノート代わりのブギーボードも一切なし。普段の筆記体もなし(紺さんが管理しているので)。
教材のプリントとタイマー,白紙,単語カードだけ持っていき,授業が始まりました。
ところが、これが驚きの展開に・・・
1) 今日の事情を説明
2) 筆記体:今日は自分の名前を書いてもらいました。
3) フォニックスビンゴ:これは通常通り。
4) 比較級・最上級の活用…生徒から要望があったので。
5) Let's Read(読み物)
5-1)教師が1文ずつ読み,生徒が訳を言う。
5-2)オチの意味を各自で考えてもらい,わかったら日本語で書く。
5-3)全員が話の内容を理解したところで,生徒が1文ずつ読み,教師が訳を言う。
5-4)ディクテーション:本文中から4文,書きとってもらいました。
5-5)文法解説
実は,中学生クラスで,赤ペンを使って〇をつけたり直したりしたのは初めて。
「下線部をどこからどう問われても大丈夫なように覚えてきなさい」と言いました。 さて,来週どうなるか・・・ |
6) 文法プリント
不規則動詞活用の穴埋め,10語の自由英作文,前置詞,反対語など。
このあたりで,生徒から「こういう,書くだけの授業もたまにはいいですね。達成感があって」Σ(゚Д゚)という声が出始めました。
このクラスの生徒は,書きたいらしいのです・・・!
これには本当にびっくりしました。
というわけで,国立中3クラスの授業は,書字や文法を増やす方向にシフトします。
来週から,持ち物にノートが加わりました。
この方式を,新宿のクラスにも取り入れるかは,まだ決めてません。
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すばる君より、2回分の授業報告:
8/20
2週間ぶりの復帰となりました。お土産はりんご尽くしでしたがいかがでしたでしょうか。今回は、2次関数と直線の公式を扱いました。実はこの公式はとても有名で便利なのですが、正式な名前は付けられていません。私が教わった時は、この公式を編み出した塾講師の名前からムラチャンの公式と呼ばれていました。さすがにこの名前の由来を説明するのは大変なので、2次関数と直線の方程式というもっともらしい名前で今回は扱いました。しかし、この公式は学校では習わず、入試でも公式の名前は出さずにごまかして書くしかないものなので、もっともらしい名前で教えて、間違って答案に書かれてしまうより、ムラチャンの公式という到底、解答用紙には書けない名前で教えたほうが良かったりします。
8/27
今回は内分点の公式と三角形の面積の求め方を扱いました。これらは、前回に引き続き、学校では教えてくれないものです。学校のテストでは書けないけど、入試で使いこなせたら絶対に他の人より早く解けます。公式の内容を教えた後は、三角形の面積の求め方が使える2017年の奈良県の問題を解きました。さすがにいくつかヒントが要りましたが、複数ある三角形の求め方から適切な方法を選ぶ力を身に着けてほしいと思います。
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※へ~,公式って勝手に作って名付けていいんですね~(´∀`)
じゃあ,もじこ構文とか,すばる構文とか作ろうかな、自由英作文の型か何かで(爆)