2018年9月9日日曜日

180831 ユリイカ姫

ユリイカ姫より:





8/31 レッスン7

レッスン : 宿題(ゴリゴリくんの直し)の答えあわせ、評論文

わかったこと
・どこからどこまでが"共通の"前提条件なのかわからない
・前提条件や、匂わせる表現、暗黙の了解がわからない

1回目のレッスンの時に、記述問題において「何の話題の何を問われているのか」という前提条件の壁に突き当たったが、逆説的なことを匂わせる表現、暗黙の了解に気づいたとしても、書くのか、書かなくて良いのか、まだわからない辺り、出題者の意図を掴んでいない証拠なのかもしれないし、もしかしたら自閉スペクトラム特有の意図の読めなさなのかもしれない。

※「ここで言う「逆説」とは何か」という問いをまとめるのに苦しんだユリイカ姫。逆説とは,「ひとつのことが相反する2つの面を持つこと」「あることが意図とは真逆の帰結をもたらすこと」といった意味です。「逆説とは何か」という問いは全受験生泣かせですね。

ふと思うこと
自閉スペクトラムのある親子関係について
一方にしか自閉がない場合、コミュニケーションが成り立ちやすい。双方に持つ場合、共通認識や、暗黙の了解が互いにズレていることが多く、コミュニケーションにおいて語弊が生じやすい。
もちろん、自閉スペクトラムの個々の重さも関係がある。軽ければ軽いほど、手入れや訓練を始めるのが早ければ早いほど、実際に社会で体験する障害のレベルが違う、と思う。
わたしの場合、自閉は重く、わたしの母もしっかりと持っているため、会話している時に誤解がとにかく多かった。
この誤解というのは、意味の取り違え(自分のとりたいように解釈する)や、指示の意味や意図がわからない、などだ。

そこでわたしと母が気をつけているのが、
①主語の確認(特に主語の転換があるときは必ず言う)
②助詞を省略しない(いわゆる、"てにをは")
③英語で話す(英語は構造上、主語や目的語の位置が決まっており、省略できないため、"だれが、何を、どうした" が絶対にわかるし、日本語には薄い意思表示ができる)
④お互いの勘違いや思い込みがあることをわかった上で話す

まとめ
どうしても言葉を媒介として意思疎通をする以上、自分の特徴や特性を近親者に理解してもらうためにも、各言語の特性を理解しなくてはならない。
一方のみが自閉を持つメリットとデメリットについては、またいずれ。

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そうかー,私はやけに自閉っぽい人を引き付ける傾向があると思ってましたが,それは私が自閉的傾向がないので,コミュニケーションが成立しやすいんですね・・・