2018年12月2日日曜日

181126 国立中3クラス~ (都立高入試・英語 基本方針を読んで)

1, 10分間筆記体
2, フォニックスビンゴ
3, QA-100
4, AGO
5, ハリボーチャレンジ
  ・単語のオトをグミで並べて表現。
  ・先ほど並べたグミを使って、先生がオトを変えたり、足したり
   順序を変えたりして、様々に操作する。
   →操作されていないオトも頭で記憶しながら、オトの変化も追いかける。
   →いま出来てるオトは?と問われたら、口頭で答える。



6, ディクテーション
7, テスト試験対策としての読み方。

子音の[ R, L ]、母音の[ a, o, u ]の、オトの聞き分けが難しいこと…。
オトは聞き分けできるけど、字を書くときに選び間違うこと…。
聞こえても字が浮かばず、すばやく書けないこと……。
ディクテーションの難しさは、英語でも変わりありません。
うまくいかず強く悔しがりながらも生徒たちは逃げません。本当に偉い…。><

今日の国立クラスでも、受験対策として
・テストは「全文読める」ことは求めていない。
・下線部の付近に絞って読む。
・選択肢から目を通す。
・読む場所を絞るのであれば、確実に読めなければいけない。(構文をきちんと取る、など)

…と、読めないなりの読み方を教えていました。
国立の生徒さんには、読書が好き(!)と話す子が複数いますが、
紺は寝落ち勢で量読めないせいか、上記のような省エネ読書は日常的にしてます。^^
~ 
平成30年度都立高等学校入学者選抜 学力検査問題 英語 基本方針→には
[2]英語によるコミュニケーションを通して身近な課題を解決する能力をみるとと もに,必要な情報を得たり,自分の考えを英語で表現したりする能力をみる。 
[3]まとまりのある対話文を読み,その流れや大切な部分を把握する能力をみる。
とあるので,出題者側は,必要な部分を取捨選択する能力を問うているんですよね・・・だったらディスレクシア的には,そういう読み方により一層特化したらよいわけです。



前回の授業報告(数学)
今回は、正三角形と立体図形を扱いました。正三角形の高さや面積は、覚えてしまう方が早いので声に出して覚えてしまいましょう。他の声に出して覚える図形も暗唱できるか確認する予定なので、何回か音読してみてください。立体図形では、素早く立体図形を切って断面を考えられる人とできない人で差が生まれているように見えました。立体図形が得意な人は立体図形を切るときにセンスのいい切り方をする人だと思います。センスのいい切り方ができるように数学的勘を養いましょう。

・声に出して覚えようとするのは,とてもディスレクシア的だと思います!
・私が高校生のころ心の底から崇拝していた,駿台の秋山仁先生(いま思えば師も発達凹凸者でした)は,立体図形の断面を知る方法として「試験場で消しゴムでもなんでも切ってみろ」と仰せでした。
しかし上の話からすると,ナイフを入れる以前に,どうナイフを入れるかの問題がありますね・・・。
そして,頭の中で立体図形を回せる系のディスレクシアなら,消しゴムがなくても頭の中でいくらでも断面を作れちゃいますね。ディスレクシアなら全員がそうとは言いませんが。