時雨くんより:
理数も一般的な塾に通い始め週休2日と一般的な同年代の生活に少しだけ近づいた9月でしたがもじこ塾での英語の進め方も変化がありました。
理数も一般的な塾に通い始め週休2日と一般的な同年代の生活に少しだけ近づいた9月でしたがもじこ塾での英語の進め方も変化がありました。
3月〜8月まではとにかく読むことが主体で音読していることが多かったですが9月に入り文法的、語法的な面の強化も始まり、読むものも一定の文法的テーマのあるプログレスという教科書を使い始めました。
音読は読む能力を強化するために必須ですが、それと同時に文法を理解し解答用紙に示すことが入試には必要です。そのためにもこの文でこの単語がどの用法で出てきているのかを意識して訳すことがこれからの課題になると思います。
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これまで時雨くんとは、設問のない、自然なリズムの平易な英文を使って、音読と精読をもっぱら行ってきました。
高認合格を機に、いわゆる教材にシフトすることにしました。上にもある通り、読字能力強化のための音読教材と、構文をとる練習をするための教材の二種類です。
このほか、英作文や英会話に加え、筆記体やToe by Toeといったディスレクシアならではの素材を組み合わせています。
◆授業内容
①Let's talk(3分間、英語で会話)
最近はQA 100、200、300などを使用。2文答えてもらったり、ここから質疑応答にしたりしています。
②宿題の確認
・筆記体
・和文英訳、2~3題 問題集を使っています。3月から始めて、半分くらい終わりました。
・前回読んだものの部分和訳、単語テスト
③Let's read
・プログレス Book 4
読字能力強化のためには、ディスレクシア的には音読が必須です。そのために選んだ教材。イエズス会出版発行の検定外教科書です。
英語の展開とリズムで書かれていること(ディスレクシア的には言葉の音楽がとりわけ大事なので)、そして内容が高潔なことが過度激動の時雨くんに合っていると思って選びました。
・ごりごり
予備校用に作って10年以上使っている,読解用の構文を網羅するための自作教材。
もじこ塾の浪人生には全員,取り組んでもらっています。今年の合格体験記を書いた人は3人とも。またユリイカもウラジミールもこの教材に取り組んでいます。
④疲れすぎてなければ,Toe by Toe
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時雨くんは高認合格でやっぱりほっとしたらしく、通算一週間ほど風邪で寝込んだようです。
無理を押して来た授業では、読み間違いを連発していました。
saw↔was、on↔of、it↔isはもじこ塾の中学生でも定番の読み間違いですが、did→bigとかを目の前でされると、いたたまれなくて見ていられません(T_T)。左右だけでなく上下にも反転・・・
彼の読字能力は自動化されていないようです。調子がよいときは快調でも,字を読むことはものすごく体力を消耗するものであり、脆弱な基盤の上にあることを改めて知りました。
時雨くんの読字能力がこの先どこまでのびるかは,正直に言って私にもわかりません。
もちろん、今は毎回着々と成長を続けています。
少し年上の助手たち(全員ディスレクシア)を見ていても,大学生になっても,あるいはもっと大人になっても,意識を高くもって場数を踏んでいれば,英語力は着実にのびるのが分かります。
だから時雨くんの読字能力にも限界はないと思います。
でも,入試までに,志望校に合格できる程度に読めるようになるかとなれば,話は別です。
自分の特性を理解した上ですごく苦しい訓練をしても,そこまで到達しないかもしれませんし、みごと到達するかもしれません。
彼は弱音を一切吐くことなく,この苦行に真摯に向き合っているので,こちらも彼と同じテンションでそれに応えるのみです。
試行錯誤と地道な訓練が続きます。
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これまで時雨くんとは、設問のない、自然なリズムの平易な英文を使って、音読と精読をもっぱら行ってきました。
高認合格を機に、いわゆる教材にシフトすることにしました。上にもある通り、読字能力強化のための音読教材と、構文をとる練習をするための教材の二種類です。
このほか、英作文や英会話に加え、筆記体やToe by Toeといったディスレクシアならではの素材を組み合わせています。
◆授業内容
①Let's talk(3分間、英語で会話)
最近はQA 100、200、300などを使用。2文答えてもらったり、ここから質疑応答にしたりしています。
②宿題の確認
・筆記体
・和文英訳、2~3題 問題集を使っています。3月から始めて、半分くらい終わりました。
・前回読んだものの部分和訳、単語テスト
③Let's read
・プログレス Book 4
読字能力強化のためには、ディスレクシア的には音読が必須です。そのために選んだ教材。イエズス会出版発行の検定外教科書です。
英語の展開とリズムで書かれていること(ディスレクシア的には言葉の音楽がとりわけ大事なので)、そして内容が高潔なことが過度激動の時雨くんに合っていると思って選びました。
・ごりごり
予備校用に作って10年以上使っている,読解用の構文を網羅するための自作教材。
もじこ塾の浪人生には全員,取り組んでもらっています。今年の合格体験記を書いた人は3人とも。またユリイカもウラジミールもこの教材に取り組んでいます。
④疲れすぎてなければ,Toe by Toe
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時雨くんは高認合格でやっぱりほっとしたらしく、通算一週間ほど風邪で寝込んだようです。
無理を押して来た授業では、読み間違いを連発していました。
saw↔was、on↔of、it↔isはもじこ塾の中学生でも定番の読み間違いですが、did→bigとかを目の前でされると、いたたまれなくて見ていられません(T_T)。左右だけでなく上下にも反転・・・
彼の読字能力は自動化されていないようです。調子がよいときは快調でも,字を読むことはものすごく体力を消耗するものであり、脆弱な基盤の上にあることを改めて知りました。
時雨くんの読字能力がこの先どこまでのびるかは,正直に言って私にもわかりません。
もちろん、今は毎回着々と成長を続けています。
少し年上の助手たち(全員ディスレクシア)を見ていても,大学生になっても,あるいはもっと大人になっても,意識を高くもって場数を踏んでいれば,英語力は着実にのびるのが分かります。
だから時雨くんの読字能力にも限界はないと思います。
でも,入試までに,志望校に合格できる程度に読めるようになるかとなれば,話は別です。
自分の特性を理解した上ですごく苦しい訓練をしても,そこまで到達しないかもしれませんし、みごと到達するかもしれません。
彼は弱音を一切吐くことなく,この苦行に真摯に向き合っているので,こちらも彼と同じテンションでそれに応えるのみです。
試行錯誤と地道な訓練が続きます。