2019年11月20日水曜日

191115 金曜中3クラス(IDA後の初授業:ノーミスチャレンジの方法)


1週間お休みを頂き,アメリカのディスレクシア学会であるIDAに行ってきました。

今年は,衝撃的というレベルの教材や教授法との出会いはありませんでした。

でも,もじこ塾の集団授業はIDAの推奨内容にかなり沿っていることが分かったのと, 具体的な細かい修正点が分かったのが大きかったです。

IDAで聞いたことをもとに,授業を微調整したり,再確認したりしました:

1) 筆記体(10分間)
・今は,もじこ塾で自作したものを使っています。
・すべての文字を習った後は,ことわざを筆記体で書いています。
・ディスレクシア的には,筆記体を書く練習はLearn to Read(読み方を学ぶ)の段階ではずっと続けていいと,今は考えています。

2) ビンゴ
・このクラスの生徒はかなり読めるので,今は接頭辞をそろえた単語でビンゴをしています。今週のテーマは「reのつく単語」。
・ビンゴは,初見の単語をデコーディングする練習です。ディスレクシア的には,中学のあいだはずっと続けてよいようです。


3) 質問特集
・1分間で,簡単な質問(Where are you from? / Do you like soccer?など)にたくさん答えてもらい,その数を競います。
・このクラスは1つの質問に対し,2~3文で答えてもらっています。
・普段から瞬発的に返事をする練習を積んでおくと,いざという時もぱっと切り返せることを,渡米中に実感しました。



4) AGO(英語でUNO)
・イングリッシュ・オンリーでUNOをします。英会話の時間です。
・ゲーム中、自己紹介をします。これも渡米中に効果を実感しました。

~休憩~
このクラスは生徒全員の仲が非常に良く,罵倒・悪態も含め,話がはずみます。
進学校から自由教育,男子校・女子校・共学・不登校と,いろんな境遇の生徒が一対化しています。

5) 文法
文法と読み物のバランスに,目下悩んでいます。
文法も必要ですが読む練習も大事で,両方やると,時間が足りないand/or疲れて集中が続きません。
生徒たちも金曜で疲れているため、様子を見ながら扱う量を調節しています。

6)Let's Read
初見の文章の意味を理解してから,「ノーミスチャレンジ」と題する正しく読む練習を行っています。

IDAで,ノーミスチャレンジに関する発表がありました:

・この練習はMBAクラス(!)で行っても,最初のうちはかなり読み間違いが多い。
・まず正確さを追求すべき。速さを追求するのは,100%正確にデコーディングできるようになってから。
・意味が完全に分かるものを読むこと。
・総語数に対するミスの数を計算して(%),進歩を数値化すること。

そして
自分で読み間違いに気づけて自己修正した(self-correction)場合は,ミスには含めない

・・・この点を踏まえ,
「これからは,自分で言い直せれば,ミスにはカウントしないよ」
と伝えたところ,生徒たちはかなり気が楽になったようでした。

~~
この1年,ハリボーチャレンジはもじこ塾的に変化し,
単語に含まれる母音を特定する練習に最近は重きを置いているのですが,
IDAでも「母音の識別は難しく,かつ重要」と言っていて,驚きました。
「教師は,オトが似ている母音を,よく理解しておく必要がある」とのことです。
(metとmate,itとeatなど,allとold)

読み物に出てくる単語の母音の音がどれか,フォニックス表で確認しています。
上だと,lookとlock,talkとwork,quarter,through,managerが難しかったです。



ナイキのデザイナーのトップの人がディスレクシアだそうで,IDAから表彰されていました。
「自分の母語は落書きである(Doodling is my native tongue)。
自分は手を動かすことで考えがまとまっていく」
とスピーチで語っていて,この生徒のことを思い出しました↑


2019年11月14日木曜日

191112 ナツさん(ナツさん流・単語の覚え方)

11/5
こんにちは、ナツです。
今私の学校では、文化祭準備が進められています。(結構こき使われています)

今回は、品詞について教えてもらいました。そもそも品詞とはなんぞや状態だったので、この機会にじっくり教えてもらいました。名詞と代名詞の違い、形容詞と副詞、動詞、前置詞、それぞれの特徴や使っていい時、場所など教えてもらいました。ただ、理解まではできたのですがそれを文章に起こすほどの理解がまだなく、次回もう一度教えてもらう予定です。(私の記憶力がないだけですね( ̄∇ ̄))はい、ということで今回はこのぐらいにしておきます。文化祭準備で忙しいので…次回何か報告できるかもしれません。

~~~
11/12
こんにちは、ナツです。
文化祭が終わったのですが、クラスで賞をもらえて全クラスの3位になれました〜(*´꒳`*)(私ごとですみません)

前回、品詞をもう一度教えてもらうとかほざいていた私ですが結局単語テストがまたあるのでそっちを優先してしまいました( ̄▽ ̄;)。
今回はconやcomが多く、覚えるのに苦労しました。

私が普段どうイメージして覚えているか書きたいと思います。




はじめに、何も見ず発音だけで先生と一緒に一回書き、
この時間違っている場所はすぐ指摘してもらい直していきます。
(※私が単語と意味を読み上げて,ナツさんがフォニックスを使ってスペルを書きます。
フォニックスルールに従っていない箇所は書けないので,そこは細かく確認します。)


次に、英語の隣に訳(意味)を書きイコールでつなげるイメージをしていき、


単語と訳をこれは同じ意味だと思いながら英語の下に同じ英語を3回ほど書きます。
(※②③からわかるように,ナツさんは,英語の文字列のイメージと,日本語の文字列のイメージが,比較的結びつきやすいようです・・・音と文字よりも。
その上で,英単語を言いながら,何回か書いていきます。)

この時一番最初に書いたものを見ながら書いていきます。

conducted=を行う (この列を見ながら、手だけで書く)
conducted
conducted
conducted                (こんな感じ)

英語を覚えるより日本語を覚える方が楽なので『を行う』を覚えておき、
conductedを薄っすらと覚えて本番に挑みます。(説明下手ですみません(´-ω-`))

これはあくまで私個人のやり方なので、自分に合った覚え方を探してください(╹◡╹)。


(※単語全体の視覚的イメージを覚えていて,より細かく覚えるために手に覚えさせている・・・という感じだと思います。

①聞いて書く,
②意味とつなげる,
③見て書いて,手と文字列のイメージで覚える
ですね。

①以外では音が介在していません。

でも,覚えるのにまったく音を使っていないわけではなく,
文字列に対応する音があると知れたことで,細部の記憶がだいぶ助かっているようです。)

ナツさんは,文字と音の結びつきがあまりに悪いので,このように日本語の文字列と英語の文字列を対応させて覚えています。
ディスレクシアと一口にいっても,比較的強い結びつきと弱い結びつきがあると思いますので,自分なりに得意な能力を使った覚え方を編み出すとよいと思います。)

2019年11月4日月曜日

191029 ナツさん(字が動いて見える)

こんにちは、ナツです。
中間テスト終わりましたね〜おつかれさまでした。



中間テストの結果は…って感じでしたね。はい。

え〜今回も単語テスト対策をしていきました。
イヤ〜疲れてたせいでなかなか頭に入ってこなくてですね、大変でした。
最後にble がつくのが多かったのですが文字列的にどうしてもフォニックスや、ローマ字読みで読めなくて苦戦しました。
※接頭辞や接尾辞は,フォニックスルールは度外視し,かたまりで認識するよう指導しています。漢字の部首のような感覚です。

tialなどティアルとか読みたくなってしまい心の中で暗示をかけるみたいにシャルシャルシャルって唱えてました( ̄▽ ̄;)
(本音 :唱えてもあんまり効果ないよ(*゚▽゚)ノ  )
※いやいや、唱えることはきっと効果がありますよ!


書くことなくなってきたな〜(´-ω-`)フッ。
仕方ないのでこの前あったことを書こうと思います。

授業中いつものように眠くなりながらノートを取っていたのですが、なんと!字が動いて見えたんですよ(`・∀・´)
その時は「あ〜字が動いて見える〜w」ぐらいに思ったんですが改めて考えると「ヤバイな⁉︎」と思うような事がありました。
疲れてたんですね、はい。
単語テストとりあえず頑張りますo(^-^)

~~
ナツさん,相当疲れてますね・・・\(^ ^ ) ヨシヨシ
レポートなど書く課題が多く,同級生よりも時間がかかるようで,毎回へとへとになりながら間に合わせているようです。

「字がうごめいて見える」はディスレクシアの症状として有名ですが,もじこ塾の生徒でこの症状を訴える人は数人しかいません。たいていの生徒はきっぱりと「自分は字が動いて見えることはありません。」と断言します。
しかし,「字が動く」と訴える一派も確実に存在します。
個人的には,錯視と関係あるのではないかと思っているのですが・・・

#錯視とは:
http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/
閲覧注意です。絵が動いて見えるので,気持ち悪くなるかもしれません。

私も翻訳奴隷(実務翻訳者)だった頃,自分の正常な限界を超えて長時間追い込まれるように訳すと,字がゆがんで見えてきたことが何回かありました。
同時にみぞおちのあたりがむずむずと気持ち悪くなってきて,自分は極限状態にあると知りました。

ディスレクシアの生徒は日常的に,そこまで自分を追い込んでいるのですね。
ほんとに無理しないでほしいです。


2019年11月3日日曜日

191008-22 高1クラス/すばる君

高1(水)クラスの助手をしながら,TOEFLリスニングの短期集中対策を行っている,すばる君より:

10/8
TOEFL対策の授業ではリスニングをして、聞こえなかった単語を探して、聞き直すことをしています。そして聞き取れなかった単語は発音練習をしています。もじこ先生の考えでは発音できれば聞き取れるそうなのでアプリで発音を確かめています。しかし、聞き取れないものを発音するのは難しくて、自分で少しずつ発音の仕方を変えながらうまくいった時と失敗したときを比較するようにしています。この練習はリスニングができるようになって、スピーキングの発音も改善するので一石二鳥です。
※たしかに・・・単語を正しく発音できる(つまり会話の場で想定通りの反応が返ってくる)と,だんだん聞き取れるようになると,私は信じているのですが,「聞き取れないものを発音するのは難しい」というすばる君の指摘も一理あります。

すばる君にしても他の生徒にしても,基本的に難しいのは母音です。(beganとbegun,walkとwoke,alongとaloneの違いは,母音の違いしかありません。)
口の形を見てもらい,真似してもらってダメ出しをしたり,スマホの音声認識機能を使ったりして,発音練習をしています。
「一石二鳥」と言ってもらえると,ほっとします。「急がば回れ」でもありますね。

10/15
水曜日への授業に助手として入りはじめて4回目にしてようやくアクセントの位置や発音の違いがわかってきた気がします。ただ時々、全く違いがわからない単語が出てくるのも不思議です。これらの聞き取れない一部の単語がわからなくてリスニングの問題が解けなくなっていたのかもしれません。
※このときは,「trouble」の母音が何か,わからないようでした。



高1クラスでは読み物の「ノーミスチャレンジ」(ミスなく読むことを競う)をしています。
最初の頃,すばる君は数行でつまづいていました。話の意味は黙読でわかるし完璧に訳せるのですが,正しく音読するのは難しいようでした。
しかし,数回でめきめきと力をつけ,この週ついにノーミス完走に成功。
単語とその意味を知っている状態だと,ノーミスチャレンジの成長が速いように感じます。
(ここから,ノーミスチャレンジは易しめの課題を使うのが[使うのも]効果的とわかりました。)

10/22
今回はTOEFL対策の授業についてです。TOEFLのリスニングテストは場面がだいたい決まっていて、授業を受けたりチューターに相談しに行ったり図書館で友達と会話するなどの大学での一場面だけが登場します。前回は保健室に具合の悪い学生が行く場面だったのですが、これは聞きとりやすかったです。一方で授業は内容が複雑で難しい傾向にあります。フォニックスで単語の聞き間違いや聞き逃しを減らしていきたいと思っています。

もじこも噂に聞くTOEFLを受けてきました(ちょうど100点でした)。
ディスレクシア的には,スピーキングにこそ伸びしろがあると感じました。
スピーキング(やライティングでは)俯瞰思考を生かして骨組みをがんばって表現することで,点数が残るかもしれません。

一方で,TOEFLはリスニングの比重がとても高い試験であることも知りました。
リスニングだけでなく,スピーキングにもライティングにも,リスニングの要素が含まれている試験です。
となると,すばる君の言う通り,フォニックスで地道に正しい音を体得することは,全般的な点数アップに役立つはずです。

2019年11月2日土曜日

191030/31 新宿中2クラス(水)(木)(クラス統合にあたって)

中2クラスはこれまで,新宿に2つありましたが,11月から1つに統合します。
統合するにあたり,水曜助手の伏見さんと,木曜助手のテュール君に,それぞれのクラスについて,書いてもらいました:




こんにちは。水曜日の授業をお手伝いしている伏見です。
回数を重ねるごとに上がっていく生徒達のQA100の結果に、四季の移ろいを感じる今日この頃です。

 本日は、この授業では2回目となる比較級を勉強しました。
今回は前回よりもハードルが少し高い比較級でした。

比較級・最上級を言いながら,タイプ別に分類する
これが完璧にできるようになってから,最後に書いて練習します



特に前回にも出てきたbadの変化については、引き続き悩まされているようでした。
私も未だに覚えられていません。
→bad, worse,worstですね。特にworseはスペルが不規則ですし音もわかりにくいので,大変そうです。

皆、ハリボーで比較級の一連のセットを並べながら、一生懸命その語のフォニックス的特徴を頭に入れていました。

子音と母音を表現するハリボーとポイフルは、難解な単語と共に何かの法則を覚えなくてはならない時に、法則と綴りを実際に俯瞰することを可能にしてくれるため、円滑な理解を手助けしてくれるありがたい存在なのだと、生徒達の打ち込む姿を見て改めて感じました。そのように考えると自宅でゆっくり勉強する際は別の物でも代用がききそうですね。


*happ・i・erと母音が2つ続くと,しどろもどろになる生徒が多く,とても難しそうなので,ハリボーで確認してみました。伏見さんの言う通り,文法事項であっても,音をしっかり確認することで,整理されて入ることが多いと感じます。


 次回からこのクラスは木曜のクラスと合流するので、このメンバーで授業を行うのは今日が最後でした。
引き続き心に余裕を持ちつつ励んでいってほしいなと思います。

☆  ☆  ☆


こんにちはテュ―ルです。
10月で木曜日の中学二年生クラスはいったん終了で水曜日の2年生と一緒に勉強することになります。
今回は木曜日クラスの総括を書きたいと思います。

木曜日の二年生はとても出席率が良く、テスト期間でも来るような子が多かったと思います。
また、とても知的好奇心が高く、いろいろな話が飛び交っていた印象を受けます。
にぎやかなクラスでしたし雰囲気も良く、フォニックスの定着も日に日に良くなっていたと思います。
「やってみよう!」といえば「やってみるよ!」、という姿勢がとても素晴らしく純粋な子が集まったクラスだったと思います。
自分のできなさにしょげることなくコツコツと積み上げられのでこれからもこの調子で頑張ってもらいたいです。

同世代のかかわりはとても大切だと個人的に思っています。
学校が違う同学年の子とのかかわりの中で自分のペースと高校生までの道を自分なりに見つけてもらえればと思います。
水曜日のクラスも木曜日のクラスもとても雰囲気がいいクラスなので心配はしていません。
これからに期待しています。
「自分もこうして,LDの仲間と一緒に勉強したかった」と折に触れて言うテュール君。わたしも,中学生は5~6人の集団授業こそ,仲間を通じて自己理解を深められるという点で,とても効果があると感じています。

~~
1. 筆記体
2. フォニックスビンゴ
3. 質問特集(QA100)
4. AGO
5. 休憩
6. 文法(比較級)
1) 前回の復習 2種類の比較級/最上級を言う
2) happy, earlyなど「yをiに変えて-erをつける」タイプの比較級をハリボーで作る
3) 坊主めくりで比較級・最上級を言えるか確認
4) ブギーボードに,教師が指定した単語の比較級・最上級のスペルを書く(30秒間タイムトライアル)
5) 穴埋めプリントで比較級・最上級の問題を解く

~~
中1から中2にかけての変化を振り返ると,激動といってよいと感じます。
できるようになったこと,できないことの苦しさ。体の成長とともにちょっとずつ,でも確実に来る読字能力の変化。投薬の効果。中1の頃の大変さは克服しても,やってくる次の大変さ。他の生徒を通じて知るいろいろな特性・・・
中2クラスに渦巻く雰囲気を書くのは難しいです。ただ、困難について直接ことばにすることが少なくても,生徒たちは確実に何かを感じ取っているとは言えます。

引き続き,英語力向上を通じて,生徒の心の成長をサポートしていきます。

2019年10月24日木曜日

191022 ナツさん

単語テストの結果は!7点!でした❗イエーイ。嬉しい(*´∀`)♪最高記録だぜ!



今回の勉強はテスト対策の為、関係代名詞について教えてもらいました。
正直理解できる気がしなかったのですが、なんとか、なんとかできました。。゚(゚´ω`゚)゚。

関係代名詞は先行詞によって入れる語が変わります。
人はwho 、動物・事物はwhich、人と動物・事物はthat になります。

これを覚えるだけでも、that なら一緒じゃん!とか思ったり、
読めない先行詞が出てきてあれ?となったりしてしまい苦労しました。

そもそも、名詞、動詞、助動詞、の違いもあやふやだったので辛かったです。

また、関係代名詞の次の文面が成立している場合はwhose になり、
文面が成立していない場合はwhom になる。
これらを踏まえた上で文を成立させなければいけないので大変でした。
とりあえず、頭に詰められるだけ詰めたのでなんとかなると思います。

~~
英語の機能語(ここではwho, which, whose)は多くの場合,フォニックスでは読めないので,「w-h-oと書いて,読みは「フー」となる」と明示的に教える必要があります。
#who,whoseだとwhは/h/で,whichだと/w/なんですよね・・・そんなことも明示的に指摘する必要があります。

また,ナツさんも言っている通り,文法用語の意味するところを,語源的あるいは明示的に教えないと,音からの連想が働きすぎるらしく,「ジョドウシって~~~だと思った」的自分語りが爆発します。

この2点をしっかりクリアすれば,ディスレクシア的には,文法は比較的わかってもらいやすいと感じます。
ナツさんも、完全文という概念を直感的に理解していることが、上の文からも察せられます。




2019年10月19日土曜日

191011 金曜中1クラス

紺さんより:

台風接近中のこの日は
「低気圧だと疲れやすさが出る人も多いので、
 今日はゆるやかに授業を進めていきますよ。」
という、もじこ先生の説明から授業が始まりました。

フォニックスビンゴでも果敢に挑戦するシーンが増えてます。
授業毎に、全員声が出るようになってきてます。みんな偉いぞ〜!!
生徒さん同士や、助手との会話もちょっとずつ増えてきました。
嬉しい変化です(′▽`)

~~
史上最強といわれる台風が接近中で緊張感が高まるなか、全員が出席。
不思議な一体感のある授業となりました。

1 筆記体


2 フォニックスビンゴ
 低気圧で読字能力が落ちることを考慮して、少し易しめに。
 気圧が下降する局面では、普段以上に読み間違えたり、疲れやすくなったりする生徒が多いです。

3 質問特集
4 AGO
(休憩)
5 文法
This / These, That / Thoseの練習。
フィギュアを使い、This, These, That, Thoseを使った文を作る。
These are childrenと言いながら子供のフィギュアを取っていくなどし、できるだけ多くのフィギュアを集めた人が勝ち。


6 BBカードで神経衰弱
7 ハリボーチャレンジ
 ビンゴで扱った単語を講師が読み上げるのを聞いて、ハリボーを並べてもらう。
 正しく並べられたら、ハリボーに対応する文字を書いてもらう。


8 I / my / me / mineの表
9月から毎回、授業の最後に書いてもらっています。
間違いながらも毎週書いていると、だいぶ書けるようになります。

この表を何度も繰り返し書くというアイデアは、ご本人もディスレクシアという保護者からいただきました。「自分もそうされたかった」のだそうです。

最初は正答率がとても低いのですが、3~4佳回目には「ついに学校でもこの表の勉強が始まった」と報告してくれる生徒が増え、いまはほぼ全員が正解できます。
暗記ものは徹底的な反復が大事なんだと、改めて実感します。
11月半ばまでは続ける予定です。


紺さんも言う通り、このクラスは少しずつ、会話が増えてきています。これからの展開が楽しみです!

2019年10月10日木曜日

191001/08ナツさん (「頭がショート状態」)

◆先週分
こんにちは、ナツです。
少し気分が悪く、学校に行くのも辛い日々が続いています。(−_−;)

聞いてください、テストが返ってきたんです!な、なんと1点でした。イェーイ……(´-ω-`)はぇ〜あんなに頑張ったのに…現実は厳しいですね〜。
25単語の中から10単語しか出ないんですが、そのうちの13単語まで覚えたんですよ?
7単語先生と覚えた後に6単語も頑張ったのに(´;ω;`)
結果、先生と覚えたnegativeしか出なくてテストを見たときの絶望感は半端なかったです。
気持ちがブルーになって良くないですね(・・;)すみません。


先生とはいつも通り次のテストに向けて単語を覚えていったのですが、いかんせん気持ちが向かず苦戦しました。
覚えなくてはいけないと頭では分かっているのですが、気持ちが皆無と言っていいほど向かずスタートの時点からすでにショート状態でした(・ω・`)
また、今回re から始まる単語が多くそれに加えて複数形、過去形になったりするものがあったため追い討ちにあい、心身共に私の中では限界ですね〜(◞‸◟)

とりあえず、やれるだけやってみたいと思います。(・・;)/

覚えていない単語しか出ないというくらい,完璧に山がはずれ,とても落ち込んでいたナツさん。
ターゲットの単語テストごときに,身も心も削られて,かわいそうで見てられません。

この日は,replacedとreflectsの違いを覚えるのに,
「最後にdがつくほうは真ん中がaで,最後にsがつくほうは真ん中がe」
という方法をとっていました。
その覚え方は短期的対策にしかならないし,むしろものすごく覚えにくいと思うのですが(わたしは眠くなります),それがましと思えるほど,ディスレクシアというのは音と文字が一致していないんだな・・・と思わせる一幕でした。

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◆今週分

こんにちは、ナツです。
中間テストが近いですね〜。テストってなんであるんでしょう?

単語テストが返ってきたんですが3点でした。(-.-;)
前回と比べるとイイかな?と思えるんですが、点数だけを見るとムムム(・_・;
あと、山が外れたのも大きいんですがね。

今回は単語テストがまだあるのでその対策をしました。
フォニックスで読める単語が多いので先生のチョイスで覚えていきました。

また、今回はsから始まる単語を多く覚えていきました。
ただ、意味と掛け合わせて覚えなくてはいけないので苦戦しております… 。

succeededなどは、cとeが2つ続いたり、
structure構造はrucの部分が心配で、発音と文字があまり結び付かずどうしても止まってしまいます。
satisfyは過去形にしなくてはいけないのでyをiに変えて、satisfiedと書かないといけないのでedをつけ忘れそうで心配です。
tasteはaをeと書きそうなのでここも注意しながら頑張ってみたいと思います。

中間テストも近いので頑張りたいと思います!ヾ(╹◡╹)


~~~~
点数には出ていませんが,ひそかに進歩を感じた回でした。
もう授業の最初にフォニックス表の確認はしていませんし,
今日はハリボーを使わなくても,feed,taste,structという音を聞いて一発でフォニックスで書いていました。
7つも単語を覚えるのにかかる時間も半減しました(30分)。

音と文字が結びついてくると,今度は単語の意味が覚えにくいと感じるようです。
これは,もじこ塾の生徒全員が突き当たる壁です。

「頭がショート状態」と言いつつも、読字能力の限界に挑戦するナツさん。本当にえらいです。


2019年10月8日火曜日

190927 ぱぱさん

どうもこんにちは(?)2回目の登場のぱぱです!
僕の学校は三学期制で、今二学期なのですが二学期のうちに体育祭と文化祭があるので意外とハードスケジュールになっております笑

さて、もじこ塾で指導を受けるようになってはや1ヶ月ですが、受けてみた感想を今回は書いていこうと思います。

正直、最初の数回は「お、どうにかなるやん」って受けていたのですが、並列などの分野に入ってくると途端に「…???」みたいになることが増えてきました。

自分は構文感覚に乏しくて、英文をまっすぐ(正しい順序?)で読んだ経験がほとんどなく(そのせいで細かい和訳でボロボロミスが出るのですが)、構文通りに読んでいこうとするとスムーズに行かなかったり、酷いと苦しいとまで感じることもあります。
先生曰く、「ここを超えればぐっと伸びる」とのことなので、ハードスケジュールをこなしつつしっかり乗り越えて英語力を身につけていこうと思います!
ではまた来月〜



目の前で、構文をとって読む訓練をしてもらっています。
本人も言っているように、この訓練は相当苦しそうです。
初めて来たときは「コスパが」「ムリムリ」「かったるい」と全力で抵抗していましたが,数回行い,少しずつ慣れてきました。

英語は、語順によって単語の意味が決まります(The bird ate the snake.とThe snake ate the bird.では意味が相当違います)
この意識を持てることを「構文感覚がある」と呼んでいます。

構文感覚は英語を読むために不可欠ですし、大学入試の英文和訳は構文把握力をアピールするために行うものなので、点数をとるためにも構文感覚が必要です。

これまでキーワードを拾い、間を超絶な推測力で埋めるという読み方に成功してきたぱぱさんにとって、これは非常につらいこと。
これまで上空から文章を眺めていた人が、地面に縛り付けられているような感覚だろうと思います。
肉体改造級の辛さで文章に向き合っています。

ぱぱさんは、耳からの情報入力(=講義)につらさを感じる、同じ行を再び読んでしまう、考えながら書くと字が大幅に乱れるといった、ディスレクシア的特徴を示す一方で、
音読は正確だし速いですし(ついでに発音も良い)、漢字に苦労はなかったと言っていますし、スペルミスも比較的少ないので、傍から見てディスレクシアだとは分かりにくいだろうと思います。

2019年10月4日金曜日

190926 木曜クラス(純粋ディスレクシアは真面目でひたむきな人たち)

木曜の中3クラスは最近、読字困難を抱える高校生が相次いで加わりました。
授業内容は中学生クラスと同じです。
1. 筆記体
2. フォニックスビンゴ
3. 質問特集
4. AGO
5. 休憩(振替の生徒がいたので,英語で自己紹介)
6. 文法(第4文型)
7. Let's Read(マザーグース)
・もじこが一度通して読み,聞いてもらう
・1文ずつ訳を言ってあげる
・1文ずつ,順に読んでもらう
・ハリボーを使い,単語の音を確認
・1文ずつ,順に読んでもらう
・ノーミスチャレンジ

紺です。テュール君の代打で入りました!
読みの困難さは、普段見ている他のクラスよりも、とてもとても強いです。
入塾時期の違いもありますかね?
ビンゴやAGOなど制限時間のあるゲームで
相手を急かす場面は少なく、終始穏やか。(′v`)
煽られて盛り上がるクラスもありますし、ここみたく穏やかな雰囲気も良いですね。

重度ですが、ひたむきで真面目な生徒さんが多いです。
悔しさを言葉にする子もいました。
本当偉い〜!具合悪くなる前に、ちゃんと休むのよ〜!!
授業中、相手が緊張しない程度の距離感を保ちながら、
無言のエールを送ったりと、とっても素敵なクラスでした。


最近わたしは,「そもそもディスレクシアってどのような人のことを言うのだろう?」という初歩的な問いについて考えています。

もじこ塾は,1)「純粋ディスレクシア」という人種が存在すると考えています。
ディスレクシアが得意なこと」の特徴を如実に示す人たちです。
コミュ力が高く,ルールのきわを突きたがり,学校に対しては割り切って一定の距離を保ちながら付き合っている。そんな人たちです。
(なお、この人たちは,ストレスが非常に強まると,発達障害的な行動(多動,不注意,こだわり)を見せる場合があります。)

一方,
2)ADHDがメインで読み書き困難が出る場合,
3)ASDがメインで読み書き困難が出る場合,
さらには,ADHD+ASDゆえに読み書き困難が出る場合・・・もあると実感しています。

1)2)3)の人たちは,読めない時点での困難はだいたい一緒なのですが,数カ月続けているうちに,だんだん傾向が分かれてきます。
細かく書くことは今日はしませんが,2)3)は読めるようになると,行動面の課題のほうが大きくなってくる気がします。

一方,1)純粋ディスレクシアは,読む部分の困難を克服するのにとても時間がかかり,かつ,行動面の問題はほぼ一切ありません。
そのためか,読む訓練という辛い作業に真正面からぶつかっていく傾向があり,しかも,年齢が上がるごとにその傾向は強くなる気がします。

このクラスは,そんな生徒が集まっているクラスです。
紺さんも言う通り、ひたむきで真面目で、「ここは訓練の場」とテレパシーで(?!)伝えてきます。
その様子には,心揺さぶられるものがあります・・・





2019年9月28日土曜日

190924 ナツさん(音と文字が結びついていないと,単語は覚えられない)

こんにちは、ナツです。
三連休があったので少し気持ちが楽ですね♪

今回はテストの報告からしていきたいと思います。前回に比べ悪く、3点でした(;ω;)やはり前回が良すぎたのでしょうか?今週も単語テストがあるので勉強するしかないですね。

授業では、前回同様テストに向けての単語の暗記でした。
今回は、7個も覚えることができて前回よりも2つ多く覚えることができました。
ただ、フォニックス表でできない単語を多くやり、tion でションと読むものや、ate などフォニックス表で覚えにくいものが多かったので、流石に脳がショートするかと思いました(o_o)。
(新しい接尾辞:tion, cial, lyを教えました。)

また「offisial」?なんかは、ffと続けて書かなければいけないのでうっかりミスをしそうで心配です。
positiveなどもsをzにしてしまいそうになったり、マジックeじゃないのにeがついて忘れてしまいそうになることがあります。
「テストの時は気をつけないと」と思うところが多すぎて心配です。(・_・;

~~
フォニックスが定着すると,今度はフォニックスルールにあてはまらないところが,覚えにくい難所になってきます。
1語ずつ,
(1)発音と意味を確認する
(2)ハリボーを使って音に分解してもらう
(3)ハリボーに対応する文字を書いてもらう
(4)例外の場所[音とスペルが一致していない箇所]は指摘してあげる
・・・という方法を踏んでいます。
ものすごく手間がかかりますが,この方法なら,なんとか単語テストに対処できます。
もし,単語に含まれる音を明示的に示さない場合,ディスレクシア的には,単語は単なる記号の羅列になります。
音と文字が結びついていない状態で,アルファベットの羅列を大量に正確に覚えるのは,とてもとても大変なことです。




ナツさんは,夏休みの宿題として,このような作業を何枚もこなしていますが,これだけやってもまったく,ひとつも,単語を覚えることができません(T T)

音と文字が結びついていない場合,何回書いても単語を覚えることはできません!!
全国の英語教師に,このことを知ってもらいたいです。



1音ずつ,ハリボーを並べてから,
フォニックスで書けるところと書けないところを確認しながら書いていきます。


2019年9月22日日曜日

190917 ナツさん(接尾辞,ローマ字の知識を使った指導)

こんにちは、ナツです。


今回もフォニックス表の復習からスタートしました。家で練習した甲斐もあって前回よりも言えるようになっていました。(≧∇≦)自分の中でも成長したように感じるので勉強嫌いの私でもなんとかやっていけてます。

また、先週のブログで書いたのですが英語の単語テストがあり先日返却されたのですが10点満点中6点もとることができました!(`・ω・´)(٩(ˊᗜˋ*)وパチパチ!!)
山が当たってなんとかかけました。
これからも単語テストが週一であるので、報告できたらしていきたいと思います。

今回の授業では、また単語テストに向けて勉強しました。
困ったことにフォニックス表で読めない単語やマジックeに似た少し違うものも出てきて、今回は苦戦しました。]
generation はtionでションと読みフォニックス表で読めないので、自分なりの理解の仕方で覚えたりしました。
とりあえず、テストに向けて覚えられるように頑張ります!

3回目の授業にして,もう接頭辞や接尾辞を教えなければならないとは・・・!
オートン・ギリンガム(ディスレクシア用読字指導法)では,接頭辞や接尾辞はかなり早い時期に,フォニックスルールを使わずに,表意文字的に教えるべきとしています。
tionで「ション」と読み,単語の最後について名詞を作る,と教えるようです。
その方法を採用してみました。

ナツさんは,かなりローマ字にひきずられる傾向があります。そこで,ローマ字できる部分は使ってもいいことにしてみました。
characterの場合,cha(キャ)・ra(ラ)・c・t・erとなります。
英語の音節に厳格に教えるなら,cha・rac・terなのでしょうが,ここの部分については厳格さより知っている知識を使う作戦です。

2019年9月21日土曜日

190918 高1クラス(水)/すばる君

水曜の高1クラスに、12月までの期間限定で、すばる君が助手に入ることになりました:

いつもは数学を教えていますが、今週からTOEFLテストのためにもじこ先生の授業を再び受けることになったすばるです。また、高1の授業の助手も務めることになりました。

今回は助手についての感想です。何度か国立の方で助手をしたり、見学をしたことはあったのですが、高1のクラスはとてもレベルが高かったです。ハリボーについては彼らのレベルにとてもついていけませんでした。一応、大学受験を突破した大学生の意地で仮にペーパーテストをしたら、彼らに負けていることはないと思います(?)が、ハリボーでは完全に負けています(汗)。
これから私がハリボーを身につけると英語は伸びるのか、そして既に受験英語のひどい発音の世界で生きていた私がハリボーを覚えようとして彼らに追いつくことができるのか、今後ブログに書いていきたいと思います。

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大学の派遣留学の成績要件は満たしているのだが、受入先大学のTOEFL要件をどうしてもクリアできない。特にリスニングが苦手・・・と相談を受け、「だったら、ここはハリボーの練習をしてみたら?」と提案したところ、12月のTOEFLを目指して修業することになりました。

・ハリボーを使い、単語に含まれる音素を理詰めで学ぶことが、リスニング力を上げるための、地道だが王道なのではないか?
・音韻認識力が向上すると、音に頼らずに読めているとしても、良い影響があるのではないか?
・正しく発音できれば、正しく聞こえるはずなので、発音を直すとリスニング力も上がるのではないか?

という仮説を立てて,これから検証していきます。


1. 筆記体
2. 単語テスト(鉄壁)
3. 質問特集 (1分間、1問につき3文回答)
4. AGO
5. 休憩しながら自己紹介
もじこ塾では、見学者が来たり、新しい生徒が入ったりしたときは、英語で自己紹介をします。すばる君に続き生徒全員に自己紹介をしてもらい、一番印象的だったものを選んでもらいました。
このクラスの生徒は笑いを取りに行くので、いつも腹がよじれるほど笑わせてもらってます。この日もそうでしたが、すばる君とはここまで大笑いしながらの授業はしたことがなかったかも・・・

6. Let's Read
a. 関連する文法項目の確認
b. Read - 1人1文読み、次の人が和訳する
c. 最後のオチの意味を、日本語で書く
d. Readに登場する単語の音を、ハリボーを使って確認


すばる君は、去年わたしがIDAからハリボーを持ち帰ったときに、実験台になってくれています。
「そのときよりも、ハリボーの使い方が進化していたので驚いた」とのおほめの言葉を頂きましたv。

e. ノーミスチャレンジ

f. 同義語や内容に関する設問に答える