2019年11月2日土曜日

191030/31 新宿中2クラス(水)(木)(クラス統合にあたって)

中2クラスはこれまで,新宿に2つありましたが,11月から1つに統合します。
統合するにあたり,水曜助手の伏見さんと,木曜助手のテュール君に,それぞれのクラスについて,書いてもらいました:




こんにちは。水曜日の授業をお手伝いしている伏見です。
回数を重ねるごとに上がっていく生徒達のQA100の結果に、四季の移ろいを感じる今日この頃です。

 本日は、この授業では2回目となる比較級を勉強しました。
今回は前回よりもハードルが少し高い比較級でした。

比較級・最上級を言いながら,タイプ別に分類する
これが完璧にできるようになってから,最後に書いて練習します



特に前回にも出てきたbadの変化については、引き続き悩まされているようでした。
私も未だに覚えられていません。
→bad, worse,worstですね。特にworseはスペルが不規則ですし音もわかりにくいので,大変そうです。

皆、ハリボーで比較級の一連のセットを並べながら、一生懸命その語のフォニックス的特徴を頭に入れていました。

子音と母音を表現するハリボーとポイフルは、難解な単語と共に何かの法則を覚えなくてはならない時に、法則と綴りを実際に俯瞰することを可能にしてくれるため、円滑な理解を手助けしてくれるありがたい存在なのだと、生徒達の打ち込む姿を見て改めて感じました。そのように考えると自宅でゆっくり勉強する際は別の物でも代用がききそうですね。


*happ・i・erと母音が2つ続くと,しどろもどろになる生徒が多く,とても難しそうなので,ハリボーで確認してみました。伏見さんの言う通り,文法事項であっても,音をしっかり確認することで,整理されて入ることが多いと感じます。


 次回からこのクラスは木曜のクラスと合流するので、このメンバーで授業を行うのは今日が最後でした。
引き続き心に余裕を持ちつつ励んでいってほしいなと思います。

☆  ☆  ☆


こんにちはテュ―ルです。
10月で木曜日の中学二年生クラスはいったん終了で水曜日の2年生と一緒に勉強することになります。
今回は木曜日クラスの総括を書きたいと思います。

木曜日の二年生はとても出席率が良く、テスト期間でも来るような子が多かったと思います。
また、とても知的好奇心が高く、いろいろな話が飛び交っていた印象を受けます。
にぎやかなクラスでしたし雰囲気も良く、フォニックスの定着も日に日に良くなっていたと思います。
「やってみよう!」といえば「やってみるよ!」、という姿勢がとても素晴らしく純粋な子が集まったクラスだったと思います。
自分のできなさにしょげることなくコツコツと積み上げられのでこれからもこの調子で頑張ってもらいたいです。

同世代のかかわりはとても大切だと個人的に思っています。
学校が違う同学年の子とのかかわりの中で自分のペースと高校生までの道を自分なりに見つけてもらえればと思います。
水曜日のクラスも木曜日のクラスもとても雰囲気がいいクラスなので心配はしていません。
これからに期待しています。
「自分もこうして,LDの仲間と一緒に勉強したかった」と折に触れて言うテュール君。わたしも,中学生は5~6人の集団授業こそ,仲間を通じて自己理解を深められるという点で,とても効果があると感じています。

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1. 筆記体
2. フォニックスビンゴ
3. 質問特集(QA100)
4. AGO
5. 休憩
6. 文法(比較級)
1) 前回の復習 2種類の比較級/最上級を言う
2) happy, earlyなど「yをiに変えて-erをつける」タイプの比較級をハリボーで作る
3) 坊主めくりで比較級・最上級を言えるか確認
4) ブギーボードに,教師が指定した単語の比較級・最上級のスペルを書く(30秒間タイムトライアル)
5) 穴埋めプリントで比較級・最上級の問題を解く

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中1から中2にかけての変化を振り返ると,激動といってよいと感じます。
できるようになったこと,できないことの苦しさ。体の成長とともにちょっとずつ,でも確実に来る読字能力の変化。投薬の効果。中1の頃の大変さは克服しても,やってくる次の大変さ。他の生徒を通じて知るいろいろな特性・・・
中2クラスに渦巻く雰囲気を書くのは難しいです。ただ、困難について直接ことばにすることが少なくても,生徒たちは確実に何かを感じ取っているとは言えます。

引き続き,英語力向上を通じて,生徒の心の成長をサポートしていきます。