今回のマーク模試では理系では満足の点数がでた科目があったのがよかったです。
英語では早めの休憩と細かく立てた時間配分の効果で今回の目標点をだすことができ概ね良い結果になったと思います。
マーク模試としては7月にも別のものを受けておりそこでは「間違っているものを選べ」などのくだらないミスがありましたが今回はそう言ったミスもなく計算ミスも全体で1か所でした。
上の文言に限らず後で見る可能性(結局見なかったものも多数でしたが頻繁に引いた方が自分は見にくくなるよりも良かったようです)のある問題文中の言葉に濃い傍線を引き続けたのがよかったようです。
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ついに英語で100点を超えました。センター同日模試ではその半分くらいの点数だったことを思うと,地道な訓練がいかに大事か分かります。
ちなみに,理系科目とほとんど点数が変わりません。
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大学受験生の方から「時雨くんという人のセンター英語の解き方を知りたい」という質問を受けましたので,答えてもらいました。
デコーディング(単語の解読)に時間のかかるディスレクシアにとって、参考になると思います:
センターの作戦
順番:第3問→第4問B→第6問→第4問Aor第2問←ここで力尽きるor時間切れ
第3問A:開始直後であり読字能力もあるので一番しっかりと読み安定した点をだしています。
展開上,不要な文を選ぶ問題。この問題は,冒頭の下線前の部分を丁寧に読んで、内容を正確に把握してから「これと直接関係のない文はどれか?」を検証していくと正解できます。時雨くんは構文把握が正確なので,この問題を得意としています。
第3問B:パターンが最も分かりやすく要所(大抵は最後の話し手の最終文)を見つけやすいので読む量は少なくただし確実に読むように心がけています。
↑問題文のほんの一部だけと選択肢をじっくり緻密に読んで、正解を導きます。読むのはあくまで一回だけ。俯瞰能力があるディスレクシアならではの解き方です。
第4問B:広告は要所が散らばっていたりして解き切るために結果的に全文orほとんどを読みますが1文1文の意味が分かりやすくどんどん読み進めて解くことが多いです。
↑最近,正答率が上がってきました。
第6問:長文としては第5問の物語文よりも論説文のこちらを好んで解いています。初めにBの段落のテーマの整序で内容の予測ができ読みやすいです。その他の小問ではキーとなる単語を探し読む量を減らすようにしています。
↑英文の論理展開の知識をもとに,パラグラフ冒頭文や逆接(But, However)の後だけをじっくり読み,続いて選択肢を丁寧に読んで正解を導きます。全体の1/4~1/3を、1回だけ読みます。
第5問(小説)は、今はまだ手が回りません。
ここまででだいたい60分程度。だいぶ疲れてくるので,1~2分休み,もう一息解きます。
第4問Aor第2問:以前は第4問AもBの前に解いていましたが読字量が多く第2問に解けるものがあるときの時間づくりにどちらが解きやすそうかを見て選んでいます
↑グラフ問題は,意外と読む量が多いので,いまの時雨くんには読み切るだけのエネルギーが残っていません。
第2問の文法問題は,そもそも知識系の丸暗記が苦手なのと,短い選択肢は読み間違いやすいので(itとisの違いがわからない,など),ほとんど解いていません。
なお,時雨くんは発音問題とリスニングが最も苦手です(リスニングと数学の偏差値の差が30以上あります)。
発音問題ができないのは、文脈のない一語を正確に読むことが本当に難しいため。
リスニングは、語彙不足もありますが、設問文を解読するスピードが、読み上げスピードに間に合わないのが最大の要因です。
彼の発音そのものは,決して悪くないです。ネイティブにもよく伝わる、わかりやすいジャパニーズイングリッシュに聞こえると思います。
模試の後や翌日に無理して英語を読んだとき,時雨くんは後頭部が痛みだして,その日はもうそれ以上は読めませんでした。
彼にとって英語を読むということは,まさに身を削る行為です。