教室でみなさんにお会いできるのを、楽しみにしています!
◆中2クラス
紺さんより:
部活に宿題に、中学生は夏休みも忙しそうです。頑張ってます。
このクラスは生徒同士はもちろん、先生や助手との会話もとても多いです。
会話量は当事者の読み書きに強く活きる気がします。いいことだと思います。
読み間違いはとても怖いものですよね。
でも声に出そうとする姿勢がありありと見えるし、みんな本当に偉い…!
フォニックスビンゴも、かなり早く回せるようになりましたよね。
しみじみと、みんなの成長を感じた助手です。
9月からも一緒に英語を頑張りましょう〜。
1) 筆記体
自作教材。「宿題が終わらない」などと雑談しながら、手を動かす時間です。
2) フォニックスビンゴ
初見の単語を、フォニックスを使って読む練習です。
もじこ塾では、中学生の間はずっとこれを行っています。
本日のテーマは「ouを含む単語」
準備:ouは「あう」と読むこと、四隅と中央の単語の読み方を確認。
1回戦:(「平和で」)3分はかって順に読んでいき、そろった列の数を競う
2回戦:(「つぶしあい」)正しく読めたらその生徒だけがそのマスを塗りつぶし、他の生徒は「封鎖」される(そこを読むことも塗ることもできない)。間違って読んだら、その生徒はそのマスを封鎖され、他の生徒がそのマスを塗りつぶせる。
1回戦で読んでいないマスを正しく読めた生徒は、もう1つ読める。
最初に1列取った人の勝ち。
3回戦:25個の単語のうち9個を選んで3×3に書き込み、1回戦の形式で行う。
「つぶしあい」はどのクラスも非常にヒートアップします。
必死に正しく単語を読もうとする様子は、「デコーディングするのはいい気分(It feels good to decode)」という言葉を思い起こさせます。
3) 質問特集(旧「QA100」)
これも自作教材。簡単な質問を投げかけ、1分間で何問に答えられたかを競う。
フィクション設定OK(一人っ子でも「Yes, I do. I have a brother」と答えることを許可しています)
とにかく瞬時に何かしら答えることが重要だ、というスタンスです。
紺さんより:
「質問特集はこれから2文にするよ〜」ともじこ先生が言うと
「ええええ〜〜!?? 1文がいい〜〜!!」ってみんなで揃って言うあたり、
素直で大変よろしい。笑
大丈夫、これも場数で伸びますよ〜。^^
4) UNO
イングリッシュオンリーの時間。ここでヒートアップしてリラックスすると、続くお勉強の部分に取り組みやすくなります。
~休憩~
5) Let's Read
マザーグースより「There was an old woman who lived in a shoe」
「この詩は何かの比喩らしいんだけど、わかる?」と聞くと
「どこかの国の悪い王様が国民を苦しめている?」と答えた女の子がいたのには驚きました。
a) 1人1行読む。講師が訳を説明する
b) フォニックス表を広げて、ハリボーカジノ(文章中に出てくる単語の母音を確認)
c) 30秒チャレンジ
d) ノーミスチャレンジ
6) 文法問題
助動詞の復習。
ここは、純粋ディスレクシアが集まる、非常に結束の強いクラスです。夏休みも終わり、高校受験を意識する様子も少しずつ感じられます・・・今後どうクラスを展開させていくか、常に考え続けなくてはなりません。
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◆中1クラス
個別指導となりました。このクラスは生徒募集中です!
1) 筆記体
2) フォニックスビンゴ
3) UNO
4) 生徒の要望を受けて、ローマ字を教えました。
紺さん:
もじこ塾でも、はじめての試み?ローマ字を扱いました。
日本語音とローマ字の対応(ルール)を確認したり、
小さい「っ」の書き方などを解説。ディクテーション(聞き取って書く)もやりました。
生徒さんは、フォニックスと同様、母音( e と i )の字が混線して、大変そうでしたが、
粘り強く手を動かし、気づけば大量に書いてました!素晴らしい〜!!(′v`)
#「e」は名前読みだと「いー」なので、ディスレクシア的には「イ」に相当するローマ字としてついeを書いてしまうようです。
この生徒は、自分の氏名にiもeも入っているので、それを使って思い出すように言いました。
フォニックスのブレンディングに苦労する生徒が一定数います(この生徒もそうです)。
このような生徒には、フォニックスを教えた後で、改めてローマ字のルールを確認すると、フォニックスの「C+V」のブレンディングがわかりやすくなるのかも・・・と予想されます。
例えば、/p/+/a/が「ぷあ」になってしまう生徒には、「『ぷあ』はつまり『ぱ』なんだよ」と明示すべきかもしれません。
ローマ字とフォニックスは確かに異なる部分もあります(uの読み方など、「っ」の表記、片方の言語にしかない音素)が、日本人が英語を使う限り、ローマ字はついて回ります。
両方の共通点と相違点を明確化するのが効果的な気が、今はしています。