メンバーがほぼ完全に入れ替わりながら続いた中3クラスが、一区切りを迎えました。
今後、このクラスは"純粋ディスレクシア"(多動がなく、他の生徒とコミュニケーションをとることができ、読みに困難のある生徒)のみを対象として、高1クラスとして続行します。
当日の内容:
・筆記体、フォニックスビンゴ、質問特集、AGO
・生徒が中学で受けていた合理的配慮の紹介(生徒が自力で交渉し、学校側とともに試行錯誤しながら現在に至ることがわかる、すばらしい内容でした)
・助手から後輩に贈る言葉(「理系科目は基本をしっかりおさえることが大事」)
私は授業以外の話を人前でしようとすると頭が真っ白になって何も話せなくなるので、原稿を書いて臨みました。ここにおいておきます:
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最後の授業にあたって、私からみなさんに贈りたい言葉は・・・
(生徒:「わかる~」)
●「努力より夢中」
生徒のお父さんで自分もディスレクシアという人が,夢中になれることを1つ見つけて,
世の中や学校は,「何十回も書いて覚えろ」
みなさんは,この種の努力に巻き込まれず,
●学校は命を削ってまで行くところではない
このクラスは,
勉強したい気持ちが強くて学校への期待感も強いからこそ,
でも,学校は命を削ってまで行くところでは絶対にないです。
学校以外にも勉強できる場所はいくらでもあります。
勇気ある撤退もときには必要です。
命と健康を大事にしてください。
みなさんにとって,
そんななか,本当にここまでよく頑張りました。
一人ひとりの,「英語を読むってこういうことか」
一人ずつ指摘すると泣きそうなので言いませんが(笑),
夢中になれることを一刻も早く見つけましょう。
それが見つかったら,
そのときに英語の順位が低いなら,
心が健康なら,直観を信じて大丈夫です。
心のままに進みましょう。
卒業おめでとうございます。
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このクラスは、とりわけ入れ替わりの大きなクラスでした。いろんな生徒が入っては卒業していきました。読めるようになった生徒さんも、もし大学受験でまた困ったことがあったら、相談しに来てくださいね!