もじこ塾は向かいにもう一つ、教室を作りました!
これが集団指導しやすいことこの上なく…今後、集団クラスはすべてこちらで行う予定です。
新中1のフォニックス講座は、3日間のうち土日は中止し、平日の1日のみ行いました。
こういう事態のせいか、いつも以上にひたむきな空気が流れ、「こういうふうにすれば読めるんですね?」「そうだよ、正しい方法で反復すれば、たぶんきっと読めるようになるよ」というテレパシー(?!)で交信するひとときになりました。
伏見さんが助手に入り、生徒にとても寄り添った言葉がけを行ってくれました。そのご報告です:
皆さんこんにちは。伏見です。
本日は今年から中1になる子達のフォニックス講座を担当しました。
新中1さん達、既に英語の勉強には手を付けているそうなのですが、やはりスペルに困難を感じているそうです。
今回は先に少しだけ時間をいただいて、「英語の難しい所は”文字と音の不一致“であり、更に学習するにあたってその注告も説明もないことである」といった主旨の説明をさせてもらいました。
そして「この不一致をある程度パターン化して一致させてくれる法則が”フォニックス“だよ頑張ってね」という感じで授業を始めました。
(伏見さんの当事者感覚に基づく前置きはすばらしかったです。いただきます)
始めは筆記体を書いてもらいました。慣れないようでしたが、文房具を鉛筆にして姿勢を斜めにすると比較的、スイスイと書いていました。
そして初めてのフォニックスですが、これがまた大変優秀でした。
ほとんど大きく間違えることもなかったです。
その次のフォニックスビンゴも、ゆっくりではあるものの、かなり的確に答えていました。
ハリボーチャレンジについては、音素構成の区切り・子音と母音の区別が少し難しそうでした。しかし始終わからないということもなく、根本の理屈は理解できているようで、少し教えるとすぐにモノにしていました。
(単語を聞いて、いくつのオト(音素)からできているか、分解することですね。まさに、ここが難関です。
こんな優秀な子達が、もしもフォニックスを知らずに英語の授業を受けて先生から”出来ない子“のレッテルを貼られていたら、と思うと恐ろしくて仕方ありません。
最後に、英語学習は全部やろうとしないで読めるものから覚えていこうね、と先生がお話しして授業を終わりました。
(「フォニックスで読める単語から覚えましょう」ということです)
皆さんフォニックスに有用性を感じて楽しく授業を受けられたそうです。
この先も険しいでしょうが、頑張ってほしいと思います。