紺さんに,大変にぎやかでヒートアップする中3クラスについて,報告してもらいました:
・筆記体
・フォニックスビンゴ [ u / short and long ]
・Let's answer questions
・AGO
・プリント問題(関係代名詞)
・Let's Read
・ハリボーでカジノ(Let's Readの単語に含まれる母音を,ハリボーで確認)
会話が絶えず、クロストークも多く、かつ流れの早い。
いつも賑やかな金曜中3クラスです。
フォニックスビンゴもAGOも音読もサクサク順番が回ります。
授業の最中の雑談で、女の子の生徒が時差のある反応を見せた瞬間がありました。
彼女本来の人柄も手伝い、笑いに包まれましたが、
助手もある種の時差(聞き取って理解するまで)はあるし、よくわかります。
女子当事者にとって、会話で起きる時差は
学生時の友人関係(ノリで会話をする年頃)に強く影響するのかも…。
男子生徒が女子生徒を煽るも,女子生徒は平然と筆記体を書き続けていたのですが,10秒くらいしてから突然反応したので,煽った生徒もまわりで聞いていた生徒もずっこけた…という場面でした。
もじこ塾的には「ああ,聴覚情報はもちろん鼓膜をリアルタイムに揺らしているのだけど,それが意味として理解されるまでに,時間がかかるんだな」と思うのですが,きっと学校ではそうは思われないのでしょう。現にこの生徒は「学校では『日本語しゃべってくれる(# ゚Д゚)』って怒られちゃうんですよお~」とも言っていました。
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「訳しましょう」では「〜が、〜を」の助詞を徹底する部分に
苦労する生徒がいました。とてもわかります…。
音読も経験量なんですね。みんな健闘しています。
文法ではここ数回,関係代名詞を扱っています。
関係代名詞は,線形感覚(英語はSVOの順に単語が並んでいるということ)を持つことが非常に重要なので,それまで雰囲気(一種の「ふわふわ読み」ですね)で英語を理解していた人にとっては,とても苦労するポイントのようです。
9月に入塾した生徒が,ついにLet's Readで最後まで読むことに成功しました。
「前よりちょっと読めるようになったかも?」と,生徒が感じているのがわかる瞬間があります。
もじこ塾を作って本当によかった(ノД`)・・・と思う瞬間です。
このクラスは常に(ゲーム的な場面では特に),罵倒すれすれなくらいに煽り合ってますが,こういうときは惜しみなく拍手を送り,進歩を称えます。
こうした面が矛盾なく同居しているのは,とてもディスレクシア的だと感じます。