2022年11月5日土曜日
紺さんの高認受験日記(2)
2022年9月27日火曜日
紺さんの高認受験日記(1)「宣言!実は私、高認を受けようと思っております」
こんにちは。助手の紺です。
実は私、高認を受けようと思っております。
16歳で燃え尽きて心身壊して以降、自分の目標が「まずは健康回復・社会復帰をする」に切り替わってしまったわけですが。先日ふと(この目標は叶えたと言っていいかもなあ…)という実感のようなものが、しみじみ湧いてきました。少なくとも今はこれを維持するステージに移行したとは言えそうだなと。
ありがたいことに、いままであった大きな目標が無くなった。
ディスレクシアの「モチベーションで動く」という部分から見ると、今まであったハリがなくなった感じ。じゃあまた別の目標を立てようかと思ったとき、この記事の冒頭の考えになった、というわけです。高認の先には何もない暫定の目標です。自分の頭を一回アップデートしたいというのはあります。実はいままでも、心療内科の先生、趣味の友達や、ピノちゃんはじめ助手の子たち……いろんな人が自分に高認を勧めてくれたんですよね。ようやく挑戦する気持ちができた感じです。
…先日恐る恐るもじこさんに打ち明けてみたところ、ものすごく応援してくださって「ぜひそのレポートをブログで書いてよ!」とのことなので、月一くらいで記録を書いていこうと思っています。しかし、何をかけばよいのやら…???
++++
自分が受けるべき科目はまだわかりません。中退までに取得した単位が活かせるかどうかなどはこれから調べます。それはそれとして自分の実力を測りたくて、惨敗しなさそうな国語と現社、苦手だけど日々触れている英語の過去問をやってみました。
やってみた感想ですが、共通して文字量がとても多く3教科すべて時間ぎりぎりでした。省エネ読み(拾い読み・大事なポイントだけを読もうとする)をしててこれなので「読む」自体が自分には高いハードルなのかも。さっそく懐かしい洗礼を浴びた気持ち…。
採点したら、国語68点、英語71点、現社79点でした。
【国語】古文漢文をぜんぶ間違う。でも配点が高い。何の話か全然わかんなかったよ…。対照的に現文は漢字読みを一つ落としたのみ。現文は現役時からできた方だけど、年齢という自分の中の背景情報が後押ししてくれてる気もする。
【英語】もじこ塾で鍛えられた結果!ww 驚いた。ただ自信を持って答えていないところは多く、手探りしても感触がこない感じで常にふわふわしています。空所補充や並べ替えは苦手、内容一致を問うものはできているようでした。手探りをして、手応えを感じれるようにはなりたい。何度も何度も未知の単語に出会いましたが、フォニックスでなんとなく読んでみて、意味を想像(妄想)することはやりました。そのおかげかわかりませんが、古文漢文の時に味わった全部がわからない境地には飛ばされず、しがみつけた気がします。
2022年7月18日月曜日
220607 コタくん(「せめてもじこ塾に来ている生徒には、多面的に物事を見てほしい」)
2022年5月16日月曜日
2022年4月21日木曜日
4月3週 中学生クラス 英検3級ライティング入門(1)(Which do you like better?)
生徒の要望に応え、月1回、英検のライティングに取り組んでいます。
実はもじこはライティング本の著作がたくさんあるのです(笑)。
そのノウハウを生かして、ディスレクシア的に点の残りやすいライティングを追求することにしました。
中2クラスのお題より:
-----
ライティングの鉄則は、①まずお題に答える → ②具体的に。(1)説明 (2)例 (3)理由
という順番で書くこと。そのことを確認しながら、1つお題を書いてみましょう。
例文を見て下さい。
Which do you like better, bread or rice? (パンとごはん、どちらが好きですか)
I like bread better than rice. I like jam and butter very much, so I like bread. Also, I like tea and coffee, so I like bread. (27)
▪繰り返しが多いですね? ものすごく単純なことしか言っていませんね?
でもこれが英語らしいし、他人が読んで意味がわかるし、点数の残る書き方です。
まずは、この型に入れて文章を書けるようになりましょう。
・お題に答えましょう。「どちらのほうが好きですか」と聞いているのですから、「どちらも好き(嫌い)」「パスタが好き」は×です。このお題でライティング的に許される答えは「パンのほうが好き」か「ごはんのほうが好き」だけです。
▪お題の表現(ここではI like …)は繰り返しましょう。そのほうが英語らしいです。
▪面白いことを言う必要はありません。他人と違うことを言う必要もありません。(「大喜利ではないんですね」との感想あり。その通りです!)
幼稚園児にわかるように書きましょう。そのほうがいい文になります。
▪できるだけ、フォニックスで書ける単語を使いましょう。スペルに自信がないなら、その単語を使うのはやめましょう。ディスレクシア的にはsoy sauce(醤油)とかmarmalade(マーマレード)ではなく、eggやjamを使うべきです。
▪後ろ向きな内容は英語らしくないので、やめましょう。「ごはんが嫌いだからパンが好き」という理由は、英語的には×です。
※「パンに関係する何かが好き、だからパンが好き」という論法は英検的にも、英語的にもOKです。
※Also, は「また」という意味で、ここでは2つめの理由を始めるために使われています。英検的にはこの単語に点数が乗っています(構成点)。この単語があれば「2つめの理由があるんだな。構成がしっかりしているな」と判断してもらえます。大文字で始めて、直後にコンマを打ちます。
likeはスペルミスしにくい単語です。I like ...に続けて、文を作ってみましょう。
------------------------------------------------------------------
問題:例題にならって、25~35語で書きましょう。
(海と山、どちらのほうが好きですか)
生徒解答
(1)I like
the sea better than the mountains. I like fish very much, so I like the sea. Also, I like swimming
very much, so I like the sea. (29)
・いいですね。I like swimではなく、I like swimmingが正解です。
(2)I like
the sea better than the mountains. I like dolphins very much. They are very
cute and smart. Also, I like fishing very much. (25)
・fishは「魚」、fishingは「釣りすること」です。
(3)I like
the mountains better than the mountains. I like trees and forests, so I like
the mountains. Also, I like camping, so I like the mountains.(27)
・woodは「木材」、woodsで「林」です。これは難しいので、フォニックスワードでもあるforestsを使いましょう。
・seaとmountainsにはtheを付けましょう。「山というもの」「海というもの」全体を指すときはthe mountains、the seaと言います。これはとても難しいポイントですが、お題の文をまねしましょう。
・単語の間のスペースをあけましょう。指一本分の半分の幅のスペースがあくのが理想です。
2022年4月14日木曜日
220414 中1クラス(1)(小学生にフォニックスを教えることには底知れない効果が)
もじこ塾の中1クラスの授業内容を紹介します!
1 クラスルールの説明
(1)教室内では電子機器使用禁止。スマホは禁止です。楽しく交流しましょう。
(2) 廊下では静かに。
(3) 人の間違いを笑わない。
(4) 人が話しているときはちゃんと聞く。先生が話しているときも、ほかの生徒が話しているときも。
とってもやる気に満ちた、5人でスタートです。
2 筆記体
3 フォニックス表の確認 (s~oo)
4 フォニックスビンゴ (long a、ay)
語末の「ay」はlong aになります。
6 AGO もじこ塾恒例、英会話の練習ができるUNO。より一層会話の練習になるよう、アレンジを加えています。純粋ディスレクシアは戦略的なので、非常に盛り上がります。
7 自己紹介
初授業なので、自己紹介をしてもらいました。小学校でもずいぶん練習を積んだとのことで、全員がスムーズに言えていました。
Hi, I'm ... . Nice to meet you! I live in Tokyo. I'm a student. I'm 12.
I like ... , especially ... . (→2文)
8 文法 人称(I, you, he/she, we, they)とbe動詞を教えました。
生徒からは「一人称や三人称という概念はゲームで知っている(FPSなど)」「we areは曲の歌詞で知っている」「I am a studentやHe is Japaneseとかはもう習った」「でもareやamを突然見せられると読めない」との声が。小学校英語の成果と課題を感じました。たしかにかなり多くの表現を知っていますが、もじこ塾に来るくらいですから,単語を読めないことを自覚しています。
一人称・二人称・三人称、be動詞、動詞の活用、といった文法用語を教えてから、
各人称の後に続くbe動詞を(1)カードで示してもらい、(2)書いてもらい、(3)読んでもらいました。
9 音韻認識の練習
かつてはハリボー(グミ)を使っていましたが、昨今の情勢を鑑み、ペットボトルのキャップを使用。子音は青、母音は赤です。
フォニックスの進行
satipn |
CVCのブレンディングの仕方、CCVCのブレンディングの仕方 |
hrmdgoul |
a/o/uの聞き分け |
fvjzwyzx |
long a,e,i,o,u、マジックe |
long a / ay (語末のayはlong aと同じ発音) |
感想
これまでになく、英語を学ぶわくわく感にあふれている印象の新中1クラスです。すでにクラスにもまとまりがあって,今後の展開がとても楽しみです。
生徒のなかには、昨年の夏に助手が行った小6講座の受講生がいます。夏に4時間だけフォニックスを教えたのですが、ずっとご家庭で練習を続けていてくれたようで、大変定着がよいのは、フォニックス講座中の嬉しい驚きでした。
フォニックス講座に入った助手からは「英語に対する劣等感とか怖さとかないから 飲み込みが早い(教室で感じるできなさとか、他の子と比べられる経験がまだ少ないからとか?)」というコメントがあがってています。
もし、フォニックスを学んだことで、劣等感を持たずに済んだとしたら、フォニックスの効果はやはりものすごいです。
時間数はそれほど多くなくても、大学生が教えるのでも、小学生のうちに正しい方法でフォニックスを教えることは、底知れない効果がある。そんな結論に達しつつあります。
2022年2月3日木曜日
220201 純粋書字練習
OG講座に影響を受けて、最近は筆記体教材づくりに取り組んでいます。
そのことについて、コタくんが書いてくれました。
~~
ここ一週間、もじこ塾では新たな取り組みとして、筆記体を素早く綺麗に書くという訓練を行っている。
自分も何度か行ってみて、やれば少しずつ慣れて来て記録が伸びてくるのだなということをしみじみと感じている。
※コタくんも最初は目標数の1/3ほどしか書けませんでしたが、コツをつかんで速く書けるようになりました。
1分間で150回以上、52度の角度でスイングアップを書くのが最初のミッション単純な作業ではあるが、しっかりと綺麗に素早く書こうと思うと中々難しい。中には、始めから綺麗に書ける子もいるが、字を線に沿って書くことが出来ない子がいたり、中々早く書けても字を綺麗に書くことが難しい子がいたりと様々である。
しかし、綺麗に素早く書ける子の特徴として腕がそれほど疲れないという特徴がなんとなくあるのではないかと感じている。無駄な力みが少ない分早く綺麗に書けるのかもしれない。
確かに、自分の実感としても綺麗に書くのはまだまだではあるが、素早く既定の数かけるようになってからは、それほど腕が疲れたという感じは少なくなっている。
筆記体を書くときは、手は動かしていいが、腕は動かしてはダメらしいです。筆とはまったく違うらしいです・・・
字を書くという微細運動を行う際には、いかに効率の良い力だけを出せばよいのかということが重要なのではないかと思う。
もじこ先生の言うように、このトレーニングを行うことによる書字能力の向上は今後感じられてきたらまた報告させていただきたい。
中学生になっても、腕や手の使い方を明示的に教えるのは意味があるようです。
2022年1月7日金曜日
211229 フォニックス講座 byわっち
学習支援・多様性を支える教育に関心のある「わっち」君が、フォニックス講座の助手を務めてくれました。とっても詳しい、フォニックス講座の授業報告です:
フォニックス講座に使うもの: フォニックス表、歯形模型、手鏡、ビンゴ、マウスシールド、ハリボー オプション:ブロック体練習帳 |
ご覧いただきありがとうございます、助手見習いの「わっち」です。もじこ塾の冬季フォニックス講座についてご紹介します。
もじこ塾では普段から英語の読み書きに困難のある子どもに向けフォニックスをもとに読めるようになるための指導を行なっていますが、今回の講座は3日間で一通りフォニックスを学び学習への取っ掛かりを掴む入門編とも言える講座です。
〇フォニックス講座について
アルファベットの”a”は名前こそ「エー」ですが、読み方は”apple”,”all”,”ate”では異なります。文字や単語の認識が苦手なディスレクシアの方にとっては、それぞれの文字を捉え、音を繋げて単語を発音することに大変な苦労を要します。そこで、フォニックスを学ぶことによって正確な発音を身につけ単語を読むための方法を身につけていき、英語を「意味不明な文字の羅列」から「頑張れば解読可能な言語」にしていきます。そのために、まずは各アルファベットに対応してどんな音があるのか、そして発音にどんな法則があるのかをじっくり学んでいきます。
今回はマンツーマンでの指導となりましたが、保護者の方にも参加していただき、先生と助手を合わせ4人で取り組みました。ご本人は普段先生が黒板に書く英語を読んだり覚えたりするのが難しいとのこと。3日間頑張りましょう!
〇アルファベットの練習
英語は、自分が書ける単語しか読むことはできません。→そんなことはないです(汗)。書ける以上に読める単語は多いです、特にディスレクシアは。
純粋書字訓練を行うのは、「書けるようになると、読めるようになる」からなのです。もっと不思議なのですが。
ディスレクシアの方にはしばしばアルファベットを書くことの困難も見られることから、まずは正確に書くためにアルファベットを構成するパーツを練習していきます。
※そうなのです。ディスレクシアは「読めない」ことのはずなのですが、なぜか書字そのものにも苦労する一派がいます。書くことの不器用、あるいはいろいろ手一杯できれいに書くことまで気が回らないなど。。
日本語とは形が異なるため初めは不恰好でも、少し練習すれば上手くなっていきます。なかなか学校でアルファベットを綺麗に書く練習を時間をかけてすることは少ないですし、そんなことより単語の暗記や文法が優先で進みますから意外と重要な過程です。
〇フォニックス学習
次にいよいよフォニックス学習です。英語の読みは44の音からなります。頻繁に登場する音もあれば一部の単語にしか使われない音もありますから、頻度順に並んだ表を使って練習していきます。
初めはやはりアルファベットの名前と音の混同がありましたが、初日は頻出29音(!)も扱うので段々と慣れていきます。透明なフェイスシールドを着用し口の動きを確認しながら一つ一つ学んでいき、時には舌の動きを正確に表すために口の模型も使用したりしながらイメージを掴みます。
日本語の発音とは舌の動かし方も異なるので普段使わない筋肉が必要です。もじこ先生は正確な発音のために舌のトレーニングもなさったとのこと!英語でも筋トレは有効なんですね。
※私はフォニックスを教えようと思ってから歯列矯正を行ったのですが、その一環で矯正歯科で舌のトレーニングを行いました。ちなみにテキストはこちら→★
正確な発音はディスレクシアの方にとって文字と音を繋げて覚えるために必須です。とっても疲れる学習ですが、なんと今回はとってもタフな受講生で集中が続いたので一気に29音、進めることができました。すごい!
音の確認ができたらビンゴゲームで読みを練習していきます。英単語が並んだビンゴシートの単語を参加者で順に読み上げていき、いくつかのルールのもとに列を揃えることを競います。初めて自分で読む単語を一つ一つ音を確認しながら繋げていくのは大変で、ビンゴの戦略にまで頭が回らなかったかもしれません(笑)ですがゲーム形式だと取り組みやすく、ご家庭でも継続していけば自然と読みが身についていく気がします。他にももじこ塾では多種多様なゲームが用意されていて、遊びの中で英語の発音に多く触れインプットの絶対量を増やすなかで「音で単語を覚える」ことから定着を促しています。
※なんでもゲーム風にすることが、ディスレクシア英語教育では大事だと思っています。
この教材の見本を公開しています→★
英語の発音でも特に特徴的な"Magic e"と呼ばれる発音の法則についても学習しました。最後に"e"がつく単語は直前の母音の音が変化しますが、単語や文全体を見渡して捉えることが難しい特性がある場合はなかなか注意を向けづらく、間違えやすい発音の一つです。法則を覚えて新出単語を読めるようになる、というよりかは、各単語の発音を教える際に“fat”“fate”でなぜ読みが異なるかを説明するための道具に過ぎないかもしれません。
初日は覚えることばかりで大変だったと思いますが、口の形などコツは掴んできていて早速効果が出てきているように感じました。授業の最後には自分の発音を録音して家でも練習できるようにし(やはり自分の声・発音を聞くと覚えやすい人もいるそうです)、次回に備えました。
2日目、3日目も基本的な流れは同じです。アルファベットの書き方や新しい音を勉強しながら、復習を兼ねてビンゴやカードゲームを通じ読みの練習をしていきます。段々慣れてくると戦略性も見えてきて盛り上がります笑
習熟度が上がってくると、これまでは単語を構成する音を繋げて呼んでいたのを、逆に単語の読みを聞いていくつの音に分解できるかを捉えてみる練習もします。聞こえた音を一つ一つ分解・検討してフォニックス表のどれに対応するかを考えるのは特に難しいうえ疲労の大きいチャレンジで、数単語取り組むともうヘトヘトでした。
※音韻認識の練習ですね。これは疲れます。でも大事です。
〇最後に
一口にディスレクシアと言っても人によって特性は全く異なります。フォニックス表の音を練習すれば読めるようになるかと言えばそうではなく、得意・不得意に応じて練習方法を変えたり、ペース配分を考えたりと個人に応じた設計も重要です。3日間でも、適切な練習・環境を整えれば英語が全く読めなかったのが改善に繋がり、英語に対する認識がガラッと変わる様子が見て取れました!
普段英語が読めない・読みにくいと学校の授業も何を書いて言っているのか分からず、モチベーションどころの話ではないと思いますが、学び方で大きく変わります。これをご覧になっている方でもし普段英語を学ぶ上でお困りの様子が見られたら、ぜひ一度ご相談ください!
2022年1月1日土曜日
211223 高1クラス(フォニックスのあとは、音節がわかると読みやすいかも)
※OGトレーニングで習った「6種類の音節」→★を、高1とコタくん、そして中1にさっそく教えてみました。その報告です:
今週は、音節がフォニックスとよく関わっていることを、水曜日の授業で感じた。
音節とは、先週の木曜日に高校生の授業で新しく触れた内容であり、自分も参加させてもらって初めてしっかりと学んだ。
音節は6種類あり、フォニックスと音節のルールを使うことによって、かなり多くの単語を読むことが出来ると感じた。
音節とは、簡単に言えば母音と子音がいくつかつながった音の塊で、漢字で例えると、部首と作りのような関係である。例えば、hiやsoなどは「ヒ」や「ソ」と読むのではなく、「ハイ」や「ソウ」と読むなどのルールである。(厳密に発音するとハイやソウとも音は似ているが違う)このルールを基本として、多くの単語が構成されている。
そのため、音節を勉強しておくことには、なんとなく意味があるのではないかと感じられた。
しかし、第二言語として英語を習得する日本人にとっては、音節を勉強するのは、少なくとも中学生以降で良いのではないかと感じた。
もじこ先生と行った、海外サイトの勉強ゲームのようなツール→★を使うことで、より分かりやすく訓練ができるのではないかと感じている。
実際のツールの画面。音節は、長くコツコツやることが定着に繋がるのではないかと感じるため、授業で扱うにしても、それほど多くの時間を割かなくても良いと感じる。
しかし、ディスレクシアにとっては、フォニックスと同じように、知っていて損はないと感じた。
※難しい内容でした。。そもそも、もじこ塾の多くの生徒は音節分けに苦労します(childrenは2音節、smartphoneを2音節、computerは3音節です)。そんななか、コタくんと高校生は「本当にこれで読めるようになるのか?」「すぐに例外が出現するのだが」と半信半疑ながら積極的に取り組んでくれました。どうやら、高校生向けに多少のアレンジが必要ですが、かなり有用な予感がします。