こんにちは。1日目と2日目に助手に入りました、紺です。
長期休みの恒例、フォニックス講座の報告です。今回は4名の方が参加してくれています。
講座の前には
・今から学ぶ「フォニックス」とは何か?
・フォニックスを習うと、どういう効果があるのか?
・人によってはとても疲れることをするので、水分や糖分もとりながら、あくびも遠慮なくしてください。
という話をしました。みんなとても緊張している様子でした。
1日目は自習にきていた高3生徒に急遽教室に入ってきてもらいました。
そして彼の口から、フォニックスの効果と実感を大いに語ってもらいました!!
高3の先輩が語る言葉には、先生や助手の大人が言うよりも深く響くものがあったと思います。
彼にはフォニックスビンゴも一戦参加してもらいました!盛り上げてくれてありがとう〜!
※日誌を書いてくれているRonくんが、たまたま自習に来ていたので、フォニックス講座に入ってもらいました。
彼も地道にフォニックスから始めて、大学入試を戦えるところまで来た身。何も頼まなくてもさりげなく中1の生徒のデコーディングのサポートに入る様子は、ちょっと感動的でした。
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もじこ塾で使っているフォニックス表は44音で構成されています。
ちなみに「フォニックス」とは、日本語でいう「50音」のようなものです。
生徒と先生は透明のマスクをしてもらい、口元をみて真似してもらうようにします。
英語の発音は、日本語の発音にはない口や顔の動きを要求するものが多く大袈裟なくらい動かすよう促します。
歯科模型とフェルトの舌を使って、口内の動きを解説したり
アニメの絵なども提示しながら、口の動きや音のイメージを手助けしながら実践してもらいます。
※ 日本語にはない音を教えたり、日本語とは別の発音だということを意識してもらうための区別は大事なことだと感じています。そのため講師・助手が何度も発音してみせたり、具体的イメージもお借りしながら、発音や口の形を教えていきます。
聞き取りが得意な子は聞いた通りに出すほうが上手なこともあります。
音韻認識が苦手な子は口元から真似て作るほうが綺麗な音をだせたりします。
生徒により声かけの内容は違ってきます。
・1日目は、フォニックス表の長母音(ロングの読み方)までを行いました。
・2日目は、フォニックス表の「th」まで。フォニックスを使ったAGO(UNOのようなカードゲーム)や、ハリボーチャレンジも実践しました。
フォニックスを教えるスピードは早めで「さらっと全体像をなぞる」感じです。
一列一緒に教えて、ある程度なぞったらすぐフォニックスビンゴに入ります。
ビンゴを通して、単語上でのフォニックスの使い方、効果を実感してもらい
ゲームをしながら字を読むという訓練を繰り返していきます。これを何度も繰り返します。
こうして3日間で、フォニックス表のだいたいのことを網羅していきます。
フォニックスが身につくと、初見の単語の読み音の見当がついたりします。
またフォニックスルール通りの単語の場合、音で聞いた通りに文字に書き起こせば単語のスペルができるようになる、というわけです。
覚えることには苦労するかもしれませんが、こつこつ行うといいことがあります。
台風の接近もあったりして、体調は大丈夫でしたか?
夏休み中にも勉強して偉いです。疲れたと思いますが、みなさんよくがんばりました!