もじこ塾授業日誌
2023年9月3日日曜日
高認受験日誌(終)~各教科の対策法、精神面について~
2023年8月15日火曜日
高認受験日誌(7)試験の所感
会場には、自分と同じ様な世代の社会人の方、他の特性持ちかなという方、人生の先輩方、フリースクールの子達?という10代後半の集団、墨の入った方、海外ルーツの方…などなどがいました。
私は1日目に5教科、2日目に3教科の計8教科を受けました。
試験数日前に、もじこさんや、高認経験者の時雨くんのアドバイスをもらえたこともあり、当日の過ごし方を気をつけました。当日の昼ごはんや糖分、飲み物はあらかじめ前日までに買って準備したり、休憩時間の過ごし方を決めていったり。
2023年6月29日木曜日
高認受験日記(6)
2023年6月23日金曜日
高認受験日記(5)
最近は図書館やファミレス、授業をしていない時間帯にもじこ塾の教室を使わせていただいたり…と外で勉強することが増えています。
高認対策本やドリルを1〜2冊選んで外出し、いったん席に座ると数時間勉強します。教材を選んで持参することで、あれもこれもやらなきゃ…と迷うことなくその教科をみっちりやる羽目になる。
出先では5時間〜3時間くらい解いてる感じです。多めの飲み物(+可能なら少量の甘いお菓子)を用意して、小休止は意識して細かく取ります。
以下は、最近勉強した教科と章、そこで感じた自分なりの感触を記録として書いておきます。
各教科の章名は、使っている高認参考書での表記です。
余談ですが、私にとっては右画像(At a train station )のような文章は、イメージも文面もぼんやりするというか…ちゃんと読まないとな…って感じる文章です。いろんな景色を浮かべるんだけど(浮かんではこない)、たぶんその全部が違う…読めてないだろうなと頭の片隅で感じていたりする。
余談。
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2023年5月10日水曜日
高認受験日記(4)
↑教科書っぽい部分
2023年1月31日火曜日
紺さんの高認受験日記(3)
PC新調のため更新が途絶えておりましたが、月一報告再開です〜。
1 問題文をざっくりと読んでいるため、問われていることを読み誤る。
隠れディスレクシアっぽい?というか自分の読み方の癖ですね。問題文の文章をざっくりと読んでおり、大事な単語を見落としています。
例:項を答えろ、の部分を見落として(または「項」の意味がわからず)計算を解いた数字を解答として書き込んで失点になる。
問題文を読み間違えている場合は、自己採点の段階まで気づかないことが多いです。
2 計算そのものが遅い(暗算できない)、+と−、単位を変える…など操作をするとミスが増える。
横着して暗算すると間違う(苦笑)。記号を書き忘れてミスする、計算途中で記号が抜けるなどして計算が狂う。単位を変えるとき0の数を間違ってしまう…等々。私が数学で使ってるのはこの2冊。
いまの私では、高認本の中に書いてあることの意味が掴めず、自力で使えない部分も多いため
青い小さいドリルで少しずつ復習(体当たり)してから、進めるつもりです〜。
2022年11月5日土曜日
紺さんの高認受験日記(2)
2022年9月27日火曜日
紺さんの高認受験日記(1)「宣言!実は私、高認を受けようと思っております」
こんにちは。助手の紺です。
実は私、高認を受けようと思っております。
16歳で燃え尽きて心身壊して以降、自分の目標が「まずは健康回復・社会復帰をする」に切り替わってしまったわけですが。先日ふと(この目標は叶えたと言っていいかもなあ…)という実感のようなものが、しみじみ湧いてきました。少なくとも今はこれを維持するステージに移行したとは言えそうだなと。
ありがたいことに、いままであった大きな目標が無くなった。
ディスレクシアの「モチベーションで動く」という部分から見ると、今まであったハリがなくなった感じ。じゃあまた別の目標を立てようかと思ったとき、この記事の冒頭の考えになった、というわけです。高認の先には何もない暫定の目標です。自分の頭を一回アップデートしたいというのはあります。実はいままでも、心療内科の先生、趣味の友達や、ピノちゃんはじめ助手の子たち……いろんな人が自分に高認を勧めてくれたんですよね。ようやく挑戦する気持ちができた感じです。
…先日恐る恐るもじこさんに打ち明けてみたところ、ものすごく応援してくださって「ぜひそのレポートをブログで書いてよ!」とのことなので、月一くらいで記録を書いていこうと思っています。しかし、何をかけばよいのやら…???
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自分が受けるべき科目はまだわかりません。中退までに取得した単位が活かせるかどうかなどはこれから調べます。それはそれとして自分の実力を測りたくて、惨敗しなさそうな国語と現社、苦手だけど日々触れている英語の過去問をやってみました。
やってみた感想ですが、共通して文字量がとても多く3教科すべて時間ぎりぎりでした。省エネ読み(拾い読み・大事なポイントだけを読もうとする)をしててこれなので「読む」自体が自分には高いハードルなのかも。さっそく懐かしい洗礼を浴びた気持ち…。
採点したら、国語68点、英語71点、現社79点でした。
【国語】古文漢文をぜんぶ間違う。でも配点が高い。何の話か全然わかんなかったよ…。対照的に現文は漢字読みを一つ落としたのみ。現文は現役時からできた方だけど、年齢という自分の中の背景情報が後押ししてくれてる気もする。
【英語】もじこ塾で鍛えられた結果!ww 驚いた。ただ自信を持って答えていないところは多く、手探りしても感触がこない感じで常にふわふわしています。空所補充や並べ替えは苦手、内容一致を問うものはできているようでした。手探りをして、手応えを感じれるようにはなりたい。何度も何度も未知の単語に出会いましたが、フォニックスでなんとなく読んでみて、意味を想像(妄想)することはやりました。そのおかげかわかりませんが、古文漢文の時に味わった全部がわからない境地には飛ばされず、しがみつけた気がします。
2022年7月18日月曜日
220607 コタくん(「せめてもじこ塾に来ている生徒には、多面的に物事を見てほしい」)
2022年5月16日月曜日
2022年4月21日木曜日
4月3週 中学生クラス 英検3級ライティング入門(1)(Which do you like better?)
生徒の要望に応え、月1回、英検のライティングに取り組んでいます。
実はもじこはライティング本の著作がたくさんあるのです(笑)。
そのノウハウを生かして、ディスレクシア的に点の残りやすいライティングを追求することにしました。
中2クラスのお題より:
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ライティングの鉄則は、①まずお題に答える → ②具体的に。(1)説明 (2)例 (3)理由
という順番で書くこと。そのことを確認しながら、1つお題を書いてみましょう。
例文を見て下さい。
Which do you like better, bread or rice? (パンとごはん、どちらが好きですか)
I like bread better than rice. I like jam and butter very much, so I like bread. Also, I like tea and coffee, so I like bread. (27)
▪繰り返しが多いですね? ものすごく単純なことしか言っていませんね?
でもこれが英語らしいし、他人が読んで意味がわかるし、点数の残る書き方です。
まずは、この型に入れて文章を書けるようになりましょう。
・お題に答えましょう。「どちらのほうが好きですか」と聞いているのですから、「どちらも好き(嫌い)」「パスタが好き」は×です。このお題でライティング的に許される答えは「パンのほうが好き」か「ごはんのほうが好き」だけです。
▪お題の表現(ここではI like …)は繰り返しましょう。そのほうが英語らしいです。
▪面白いことを言う必要はありません。他人と違うことを言う必要もありません。(「大喜利ではないんですね」との感想あり。その通りです!)
幼稚園児にわかるように書きましょう。そのほうがいい文になります。
▪できるだけ、フォニックスで書ける単語を使いましょう。スペルに自信がないなら、その単語を使うのはやめましょう。ディスレクシア的にはsoy sauce(醤油)とかmarmalade(マーマレード)ではなく、eggやjamを使うべきです。
▪後ろ向きな内容は英語らしくないので、やめましょう。「ごはんが嫌いだからパンが好き」という理由は、英語的には×です。
※「パンに関係する何かが好き、だからパンが好き」という論法は英検的にも、英語的にもOKです。
※Also, は「また」という意味で、ここでは2つめの理由を始めるために使われています。英検的にはこの単語に点数が乗っています(構成点)。この単語があれば「2つめの理由があるんだな。構成がしっかりしているな」と判断してもらえます。大文字で始めて、直後にコンマを打ちます。
likeはスペルミスしにくい単語です。I like ...に続けて、文を作ってみましょう。
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問題:例題にならって、25~35語で書きましょう。
(海と山、どちらのほうが好きですか)
生徒解答
(1)I like
the sea better than the mountains. I like fish very much, so I like the sea. Also, I like swimming
very much, so I like the sea. (29)
・いいですね。I like swimではなく、I like swimmingが正解です。
(2)I like
the sea better than the mountains. I like dolphins very much. They are very
cute and smart. Also, I like fishing very much. (25)
・fishは「魚」、fishingは「釣りすること」です。
(3)I like
the mountains better than the mountains. I like trees and forests, so I like
the mountains. Also, I like camping, so I like the mountains.(27)
・woodは「木材」、woodsで「林」です。これは難しいので、フォニックスワードでもあるforestsを使いましょう。
・seaとmountainsにはtheを付けましょう。「山というもの」「海というもの」全体を指すときはthe mountains、the seaと言います。これはとても難しいポイントですが、お題の文をまねしましょう。
・単語の間のスペースをあけましょう。指一本分の半分の幅のスペースがあくのが理想です。
2022年4月14日木曜日
220414 中1クラス(1)(小学生にフォニックスを教えることには底知れない効果が)
もじこ塾の中1クラスの授業内容を紹介します!
1 クラスルールの説明
(1)教室内では電子機器使用禁止。スマホは禁止です。楽しく交流しましょう。
(2) 廊下では静かに。
(3) 人の間違いを笑わない。
(4) 人が話しているときはちゃんと聞く。先生が話しているときも、ほかの生徒が話しているときも。
とってもやる気に満ちた、5人でスタートです。
2 筆記体
3 フォニックス表の確認 (s~oo)
4 フォニックスビンゴ (long a、ay)
語末の「ay」はlong aになります。
6 AGO もじこ塾恒例、英会話の練習ができるUNO。より一層会話の練習になるよう、アレンジを加えています。純粋ディスレクシアは戦略的なので、非常に盛り上がります。
7 自己紹介
初授業なので、自己紹介をしてもらいました。小学校でもずいぶん練習を積んだとのことで、全員がスムーズに言えていました。
Hi, I'm ... . Nice to meet you! I live in Tokyo. I'm a student. I'm 12.
I like ... , especially ... . (→2文)
8 文法 人称(I, you, he/she, we, they)とbe動詞を教えました。
生徒からは「一人称や三人称という概念はゲームで知っている(FPSなど)」「we areは曲の歌詞で知っている」「I am a studentやHe is Japaneseとかはもう習った」「でもareやamを突然見せられると読めない」との声が。小学校英語の成果と課題を感じました。たしかにかなり多くの表現を知っていますが、もじこ塾に来るくらいですから,単語を読めないことを自覚しています。
一人称・二人称・三人称、be動詞、動詞の活用、といった文法用語を教えてから、
各人称の後に続くbe動詞を(1)カードで示してもらい、(2)書いてもらい、(3)読んでもらいました。
9 音韻認識の練習
かつてはハリボー(グミ)を使っていましたが、昨今の情勢を鑑み、ペットボトルのキャップを使用。子音は青、母音は赤です。
フォニックスの進行
satipn |
CVCのブレンディングの仕方、CCVCのブレンディングの仕方 |
hrmdgoul |
a/o/uの聞き分け |
fvjzwyzx |
long a,e,i,o,u、マジックe |
long a / ay (語末のayはlong aと同じ発音) |
感想
これまでになく、英語を学ぶわくわく感にあふれている印象の新中1クラスです。すでにクラスにもまとまりがあって,今後の展開がとても楽しみです。
生徒のなかには、昨年の夏に助手が行った小6講座の受講生がいます。夏に4時間だけフォニックスを教えたのですが、ずっとご家庭で練習を続けていてくれたようで、大変定着がよいのは、フォニックス講座中の嬉しい驚きでした。
フォニックス講座に入った助手からは「英語に対する劣等感とか怖さとかないから 飲み込みが早い(教室で感じるできなさとか、他の子と比べられる経験がまだ少ないからとか?)」というコメントがあがってています。
もし、フォニックスを学んだことで、劣等感を持たずに済んだとしたら、フォニックスの効果はやはりものすごいです。
時間数はそれほど多くなくても、大学生が教えるのでも、小学生のうちに正しい方法でフォニックスを教えることは、底知れない効果がある。そんな結論に達しつつあります。
2022年2月3日木曜日
220201 純粋書字練習
OG講座に影響を受けて、最近は筆記体教材づくりに取り組んでいます。
そのことについて、コタくんが書いてくれました。
~~
ここ一週間、もじこ塾では新たな取り組みとして、筆記体を素早く綺麗に書くという訓練を行っている。
自分も何度か行ってみて、やれば少しずつ慣れて来て記録が伸びてくるのだなということをしみじみと感じている。
※コタくんも最初は目標数の1/3ほどしか書けませんでしたが、コツをつかんで速く書けるようになりました。
1分間で150回以上、52度の角度でスイングアップを書くのが最初のミッション単純な作業ではあるが、しっかりと綺麗に素早く書こうと思うと中々難しい。中には、始めから綺麗に書ける子もいるが、字を線に沿って書くことが出来ない子がいたり、中々早く書けても字を綺麗に書くことが難しい子がいたりと様々である。
しかし、綺麗に素早く書ける子の特徴として腕がそれほど疲れないという特徴がなんとなくあるのではないかと感じている。無駄な力みが少ない分早く綺麗に書けるのかもしれない。
確かに、自分の実感としても綺麗に書くのはまだまだではあるが、素早く既定の数かけるようになってからは、それほど腕が疲れたという感じは少なくなっている。
筆記体を書くときは、手は動かしていいが、腕は動かしてはダメらしいです。筆とはまったく違うらしいです・・・
字を書くという微細運動を行う際には、いかに効率の良い力だけを出せばよいのかということが重要なのではないかと思う。
もじこ先生の言うように、このトレーニングを行うことによる書字能力の向上は今後感じられてきたらまた報告させていただきたい。
中学生になっても、腕や手の使い方を明示的に教えるのは意味があるようです。