2021年12月13日月曜日

211216 中3クラス(簡単な受け答えこそ英語で)

本日からしばらく、コタくんが日誌担当になります。小学校教員志望でディスレクシアの彼は、小学校英語指導の練習をもじこ塾で続けています。小学校英語指導のノウハウを蓄積するという視点で書いてくれる予定です!どうぞよろしくお願いいたします。

コタくんの合格体験記はこちら→

 



今週は、木曜日の中学3年生の授業で、英語を使っての会話がとても増えてきたと感じた。生徒同士でも会話が弾んでいて、特にUNOをやっている時などは、活発的に会話を行っている印象が強かった。


自分自身の英語力も少しは上がっているのではないかと感じる。簡単な単語を発言することのハードルがとても下がっていて、間違っているかあっているかは分からないが、単語1つで会話しようとする気持ちが上がって来ていると思う。

※大学では「英会話ができる人」扱いだそうです!


UNOの時に自分から少しオーバーなリアクションで英語を積極的に使うことによって、それを真似するように、他の人も単語で話す空気がクラスの中で出来上がって来ているのではないかと考えられる。


特に、ゲームを行っていることによって、悔しい気持ちから出る単語が多いのではないかと感じる。勿論中学生ということもあって、傷つけたり馬鹿にしたりという気持ちがあるわけではないということはクラスの中で暗黙の了解があるため、You are bad などのマイナスな表現が多い気がする。しかし、それを禁止することは必ずしも良いことではないのではないかと考える。積極的に英語を話している流れを切らないようにするために、時にはその表現を褒めたりすることも必要なのではないかと思う。

※f...とかs ...の表現を教室で使えることが、よほどうれしいようです(笑)でもコタくんの言う通り、こういう表現を会話として使うことで、普通の?会話もできるようになるのだなと感じます。

このクラスは、全員がしっかりと個人を尊重する気持ちを持っていたり、故意に傷つけたりすることのない、大人な関係を築いているためこのようなことが出来るので、もちろん全ての子に適したやり方ではないと思う。


また、簡単な受け答えこそ英語を使うようにさせることが重要であると感じる。I have one pairという表現やI have three cardsなどの簡単な表現をしっかりと言わせるということも英語を話すような環境を作るために必要であると感じる。特に、話すことに抵抗がある子こそ簡単な表現から言わせる習慣をつける必要があると思う。 

※英語を読む・書く・話す・聞くの4技能のさらに外側に、「英語を遊ぶ」があると言った人もいました。英語を苦行にするのではなく、英語を遊び道具にすることが、4技能の向上につながるのだと感じます。